ええ、ええ。朝の通勤電車内で涙ぐんでしまったのはヒミツです。
(以下、後日)

ISBN:4087747700 単行本 恩田 陸 集英社 2005/06 ¥1,470
下の本を通勤の行きに読み終わってしまったので、帰りにさくっと読めるものを……と思い、のだめの11巻を購入。誤って(?)途中の乗換駅に着くまでに読み終えてしまい、続きが気になったのでついつい12巻まで買ってしまった。
わたしはオーボエの黒木くんがなんとなくごひいきなので、12巻で出てきてくれてうれしい。

ISBN:4063405443 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2005/05/13 ¥410
BL的にはようやく前巻で主人公たちが出来上がった、と思ったとたんに離れ離れになって、どうなることかと引きもバツグンで迎えた最新刊。
この巻から「スペイン編」になるということでしたがスペインには行き着かず(笑)。
それにしても微妙にビセンテひいきなわたしは、「だめ! ダメだよビセンテ主人公の色香に迷っちゃ!!」という意味でもハラハラしっぱなしでした(笑)。
この著者は、映画M&Cのパンフレットに短文を寄せるほど、海モノにも精通しているので(正確には、自分の小説のバックボーンにつついての知識の仕入れ方が尋常じゃない)、ライトノベルの海洋モノでも手を抜かない描写に満足です。
これ、もういっそBLじゃなくてもいいんだけど……。ダメ?

ISBN:4199003568 文庫 松岡なつき(雪舟 薫) 徳間書店 2005/06/29 ¥540
元弁護士で、美味しいもの好きが高じてグルメ・ライターとなった著者が、米ヴォーグ誌で連載していた美食エッセイをまとめたもの。第2弾。
誤って第2弾から買ってしまいましたが、もとが雑誌連載なのでこれから読んでも問題はありませんでした。
美味しいものを食べるためにエネルギッシュかつ実証的な探究心を発揮する著者は、おいしいトロを食べるために漁船に乗ったり、アメリカで購入できるエスプレッソメーカーを集めて飲み比べたり、自宅でおいしいピザを焼くために、非接触型温度計を買ってニューヨーク中のピザ屋の焼き釜の温度を測り、家庭用オーブンがそこまで熱くなるようにサーモスタット部分を破壊したりと、ありとあらゆることに挑戦します。
実は、それでもアメリカ在住の読者向けなので食材やらなにやらにぴんとこないところがあったのですが、最後のほうになって、「マンハッタンでもっとも美味しいタルトとは」という話(タイトルは違います)を読んで、無性にタルトを食べたくてしかたがなくなりました。
グルメエッセイはコレがなくちゃね。

ISBN:4167651483 文庫 ジェフリー・スタインガーテン(野中 邦子 訳) 文芸春秋 2005/03 ¥700
仕事で失敗が続いて(というか後回しにしていた仕事のツケが一気に襲ってきた)落ち込み気味だった今週、某TSUTAYAからレンタル半額チケットが来たので、なんかこう、気軽に観られてシアワセな気分に浸れそうな、この映画を借りてみた。

19人の男女が織りなす恋愛模様を、ユーモアとウィットに飛んだ会話と心温まる&切なくなるエピソードでクギづけにする英国のラブストーリー。秘書に一目惚れした新首相の仕事に身が入らない日々、義理の息子の熱烈片思いをサポートする父親、親友の新妻に恋した画家の切ない心、言葉の通じないポルトガル娘に恋したミステリー作家など、年…


楽しく観られました。すごいたくさんのカップル(予備軍)が錯綜しているので、ときどき「……これ誰だっけ?」というのがありましたが(すみません、C.ファースと親友の新妻に横恋慕する男の区別が最初付きませんでした/ダメダメ)、だんだん「ああっこの人とこの人がこんなところで繋がってる!」という楽しみもあって、面白かったです。
それと、一つ一つのエピソードは他愛ないものの、それがたくさん集まって絡み合っているのと、「クリスマスだから」で納得できてしまう文化的背景がこの話の勝利かと。そういうイベントって、日本では考えられないものなぁ。

H.グラントの英国首相は「こんなんでいいの?」と笑かしてもらいましたし、社長秘書のミアちゃんのネコ耳には(ネコ耳属性は苦手だったにも関わらず)ついよろめいてしまい、その社長の奥さんが泣くシーンは本当につらかったなぁ。
そして、わたしはこの映画で初めてロドリゴ・サントロを観ましたが、ちょっとときめいちゃいました(笑)。去年スペインへ行ったときにもいい男がいっぱいでうれしかったですが、もしかしてわたしはラテン系が好みなのかしら……。
そうそう、結局5回観た「キングダム・オブ・ヘブン」(ああ、これでまた友人たちに呆れられる……)でも主人公のパパ役だったL.ニーソンが、今回も素敵なパパ役で、すでにわたしの中ではパパ俳優としてインプットされました(笑)。

DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/01/01 ¥4,179
ここに書いたか忘れましたが、しばらく前に、話題のこの本を3巻まで買い、読んでそのままにしていたのですが、先日姉から借りた本を返すときに、ついでに「読んでみ?」とつけて送ったら(甥・姪が配達人)、受けたらしく続きの7巻までを姉が購入。それを先日貸してもらった。
また7巻がいいところで終わっているので、ついつい8,9巻を買って読んでまた姉の家へ……。
もうどれが誰のかさえよく分からない(笑)。

話的には、隠れた才能を見いだされる天才変人のお話で、わかりやすいツボを押されてるなぁとは思うけれど、やっぱり面白いし。でも、友だちに聞くとホントのクラシック関係者はもっとトンデモな人が多いような印象。

ISBN:4063404889 コミック 二ノ宮 知子 講談社 2004/06/11 ¥410
秋林瑞佳さんから回ってきたコミックバトン。
ようするに、WEB日記・ブログ上で自分の情報を晒しつつ繋いでいくチェーンメールみたいなものです。
おそらく一番最初は音楽のシュミを尋ねる「ミュージカル・バトン」(=指揮棒)に始まったようですが、あれよあれよという間にバトンのバリエーションがネット上に行き交ってますねぇ。
というわけで、わたしのマンガに関する個人情報あれこれ。

1.【本棚に入っている単行本の冊数】
本に比べたらマンガってあんまり買わないし、読み終わって再読しなさそうなのはとっとと売り払っているので、せいぜい50冊くらいかなぁ……と思って本棚を数え始めたら、あら? 1段に25冊前後入っていて、4段2列に入っていて、さらにところどころ前後に入ってたりして、しかもBL系のマンガは別置していて、マンガ文庫は文庫本の棚に入ってたりして……。
すみません、算数弱いんでこれ以上計算できません(笑ながら汗)。
いや、でも本人の名誉(と半分自慢)のために言っておくと、文字の本(小説やらノンフィクションやら)の方が、圧倒的に多いです。
5年前に実家を新築するとき、両親にも設計士さんにも「夏は暑い」と反対されても、「気兼ねなく本を置く場所が欲しいから」という理由で自分の部屋にロフトを作ってもらってよかった……。

2.【今おもしろいマンガ】
最近はコレというのはないのですが、人に聞かれたときは無難(笑)に「ハチクロ」と答えてます。

3.【最後に買ったマンガ】
「ここにキスして」ヤマダサクラコ
微妙に不本意(笑)。いえ、たまたま手に取っただけなので、「わたしらしさ」が出ていないなぁと。

4.【よく読む、または特別な思い入れのある5つのマンガ】
わたしはたいてい「自分の人格形成に多大な影響を与えた3冊のマンガ」といって常に(1)〜(3)をリスペクトしています。
(1)三原順「はみだしっ子」シリーズ(白泉社)

(2)獣木野生(伸たまき)「パーム」シリーズ(新書館)

(3)榛野なな恵「Papa Told Me」(集英社)

また、高校時代に同人の泥沼へ足を踏み入れるきっかけとなった
(4)高橋陽一「キャプテン翼」(集英社)
には特別な思い入れがあります。

あと1冊には何を選ぼうかかなり悩んだんですが……。
本棚を前にして悩みながら、つい「BANANA FISH」を手に取ってしまい1〜9巻を一気読みしてしまいました(汗/うちにはフラワーコミックス版の9巻までしかない……)。
次点は横並びでスゴイ数になるのでパスします。

【追記】
思い入れのある1冊、最後はコレにします。
(5)島本和彦「炎の転校生」(小学館)
この著者の作品には数々の名言があり、名言集も発刊されていますが、わたしがもっとも感銘を受けた台詞はこの作品の中にある、
心に棚を作れ!
です。似たような状況に陥ったとき、心の中で呟いてます(笑)。
というわけで、もうすぐ公開の映画「逆境ナイン」も楽しみです〜。

5.【バトンを渡す5名】
取りあえず、おむすびウーマンさん。あなたの日記でこういう形式の書き込みはしにくいかもしれませんが、興味があったらぜひ。
後の4人は、別のHNでやってるブログへ回させていただきます。伏流水になってしまってスミマセン。
詳細はのちほど。

ISBN:434440551X 文庫 雫井 脩介 幻冬舎 2004/08 ¥800

※秋林さま
コミックバトン、受け取りました。週末に書きますので少々お待ちを。
詳細はのちほど……
わたしの好きなロマンス小説作家、サンドラの翻訳最新作は西部開拓時代を舞台にしたヒストリカル・ロマン。この時代といえばわたしの世代には「大草原の小さな家」シリーズで画像イメージはバッチリなので、世界観への抵抗はなかった。
物足りなかったのは……、サンドラの作品を主に訳しているのは新潮社と集英社なのですが、集英社のほうはロマンス小説寄りの作品が主で、つまり、セッ■スシーンがしょっちゅう入る。終いには飽きてそこだけ飛ばして読んじゃいました。
でも、それ以外の筋もちゃんと面白いので満足です。
ここに出てくる脇キャラの続編もあるそうなんですが、某所にて重大なネタバレを読んでしまい、なんかクヤシイ……。

ISBN:4087604896 文庫 サンドラ・ブラウン 集英社 2005/06/17 ¥680
今日は、ここを見ている、とあるお一人向けのメッセージです。

そうか、「イタリア政治家もの」を薦めてくださったのはAさんだったんですね!
や、誰かに昔薦められたよなぁ……と思いながら手に取ったのでした。>クマとインテリ
カナダ・ケベック州にある小さな島は、かつての主要産業だった漁業もすたれ、島民のほとんどは生活保護を受けている、そんな島へ、工場誘致の話が降ってわくが、最大の難関は「島に定住する医者がいること」という条件をクリアすること。
島を逃げ出した元町長の差し金で、1か月の休暇をこの島で過ごすことにした医師に、なんとか島を好きになって定住してもらおうと、島民全員が奮闘するが……。
(公式サイト)
http://www.crest-inter.co.jp/oinarukyuka/

善意からでたウソをテーマにした話はたいていおかしくてホロリとさせるけれど、これもそんな感じ。島民たちの一生懸命さと、何も知らない医師が騙されちゃう様子はひどくおかしくて、声を出して笑ってしまいました。
そして、初めは小汚い冴えないおじさんたちばかりが出てきてナンダカナァと思ってましたが、ふとした拍子に格好良く見えたりする。
ラストは予定調和といえば予定調和だけれど、やっぱりそうでなくっちゃ、という気もするし。
そして、島民のなかで一番この計画に乗り気そうでなかった一人が、一番この計画に貢献しているのが、なんかおかしい。もしかすると、乗り気そうに見えないながらこの人が一番真剣に考えていたのかも。
昨日に引き続きオタク御用達本屋に立ち寄る機会があった。けれど、「なにか読みたいなぁ」と思ってBLコーナーをグルグルさ迷ったものの、最近オススメ本をネットでチェックしていなかったので「読みたい」と思う本がない……。自分のBLスキル低下を思い知ったのでした。
で、昨日買った本を探していたときに表紙が気になっていたこの本を見つけて、とりあえず購入。
短編何本か入っていまして、絵もきれいだし話も押さえるところは押さえてる、って感じで好感持てました。
でも、著者初コミックスだそうですが、どこかで見たことのあるような絵だなぁ。サイトを見てみても、テニプリの方だそうなので見覚えはないはずなのですが。最近の流行り絵ってことかしら。

ISBN:4832283235 コミック ヤマダ サクラコ 芳文社 2004/11/29 ¥590
香港映画スターでハリウッドに進出したジェット・リーと、先日公開された「ミリオンダラー・ベビー」でアカデミー助演男優賞を獲得したモーガン・フリーマン共演で、「レオン」のリュック・ベッソン監督の殺し屋3部作のラスト。

試写会に当たったので、香港俳優好きな友人を誘ったところ、
「わーいジェットたん大好きなんだ〜」

……ジ ェ ッ トた ん で す か?!(ちょっと2ちゃん風?)
(Kさんネタにしてごめんね)

でも、映画を見終わった後、「ジェットたん」という呼び方になんの違和感も感じていないわたしがいた……。

いえ、もう役柄からして、5歳のときに誘拐されて殺人マーシャルアーツ以外の教育を受けてこなかった青年、という設定なので基本ピュアなんですが、精神年齢5歳児なジェットたんの動作のかわいらしさはもう、
あなたはどこの42歳ですか?
てなもんで。

ストーリーは、「細かいことは気にしないで、ジェットたんのマーシャルアーツを楽しむんだ!」とだけ申しておきましょう。香港カンフー映画のお約束(飛び道具出せば一発で解決なのに、決して飛び道具を使わない等)レベルで見る必要があります。

いや、なんというか、知らないジャンルが開けた、ってカンジ?
最近いろんなところで紹介されているのを読んで、気になっていたので、たまたま本日神保町へ行く用事があったので、超おたくマンガ屋T書店で購入。
ちなみにこの本をレジに出したら店員さんから
「このマンガ家さん、以前からご存知でした?」
と話しかけられてしまった。
「あ、いえ、ネットで評判よかったものですから……」
「わたしもこの絵が気になって、自分で買って読んだんですよ〜。もうすぐ、別名義で出している本も出版されるそうですよ」(別名義については聞いたんですが失念)
「じゃあそっちも読んでみますね〜」
ああ、おたくな書店員となごやかに会話する自分が悲しいっていうか微笑ましいっていうか(涙)。

さて、内容のほうは、イタリアの政治家でゲイな人が出てくる短編集。アンニュイな雰囲気?の登場人物それぞれに感情移入できる、渋い短編です。絵の雰囲気が独特で、筆跡が残ってるような粗野な筆運びながらデフォルメは今風?って通じるかなぁ。面白かったです。

ISBN:4871827607 コミック basso 茜新社 2005/05/14 ¥630
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2005/04/08 ¥1,565 『レッド・ドラゴン』の製作は危険な試みでもあった。しかし、期待以上のものを見せてくれた。トマス・ハリス原作のレクターシリーズ第1弾。映画化はこれで2度目となる。『刑事グラハム / 凍りついた欲望』として過去に公開されたこの作品は、『羊たちの沈黙』で確固たるレクター博士像を作り上げた名優アンソニー・ホプキンズによってよみ…


ノートン週間間を置いて第4弾。
原作がとても好きで、映画はあまり好評でなかったようなのでずっと見ないでいたもの。
といっても原作を最後に読んでから数年経っているので、細かい内容を忘れているところもあってそれなりに楽しめた。
かなり原作を忠実に映像化しようとしている意図は汲むけれど、それゆえに改変した部分に不満が残る。最後にああして「羊たちの沈黙」へのつながりをほのめかすなら、グレアムの最後も原作通りにするべきでは? 映画「羊たち〜」では、原作通りのグレアムがほのめかされていなかったかしら?
ということで、つい映画の「羊たちの沈黙」も見直したくなってしまったり。

それと、グレアムとレクター博士の因縁を最初に持ってきていて、映画の作り方としてはまっとうだと思うのだけれど、あそこがあの作品の中で一番好きなワタクシとしては、最初に見せられちゃって「あーあ」ってカンジ?(笑)
しかもさぁ、あそこはもっとこう、息が詰まるような緊迫感と、二人の駆け引きでサイコーに色っぽく描いて欲しかったわけですよワタクシとしては! まるで恋愛小説かなにかで、お互いの気持ちに気づいているようなそうでないような、相手の気持ちを引き出そうと手練手管を駆使するような、そういうドキドキ感を感じさせて欲しかったなぁ。

ちなみに、ノートン先生は、割と普通だった、っていうか、こんな普通の映画ならノートン先生をあえて使う必要もなかったような気がします……。もっとこう、グレアムとレクターの関係を濃密に危うく描くなら、ホプキンスに対するノートンの意味があったと思うんだけど……。
いえ、別に男同士だから云々でなく、「羊たちの沈黙」の面白いところは、あの死と恋愛感情の表裏一体になっているような、レクターとクラリスの緊張感に充ち満ちた関係が濃く描かれていたからだと思うんですけどね〜。
キングダム・オブ・ヘブンつながりで、十字軍の本を読んでみた。
図版がたくさんで、文章はかなり概略なので、さらっと読み終わったんですが、うーん、なんだか概略過ぎて全体像が掴みにくいぞ……?
以前ここでも書いた、「図説・スペインの歴史」はおもしろかったんですが、やっぱり書く人の力量がでるのかな。それとも、やっぱりこれが翻訳だからかな?

ISBN:4422210807 単行本 松田 廸子 創元社 1993/09 ¥1,575
一か月かかって読んでいた洋書がようやく半分まで行ったものの、一向におもしろくならないのでついネット上の感想を読んでみたら、どうやら最後までイマイチらしいと判明。とたんに続ける意欲を失う。
そこで、仕事関係の本を読んでいたんですが、ソフトカバーとはいえ大判で重いので、なかなか持ち歩く気にならず、そうこうしているうちに本屋で「おうちへ連れてって」と言ってる(オビにそう書いてあった)可愛い子犬ちゃんを見つけてしまい、速攻買って読む。

アイルランドの農家に暮らす牧羊犬の一人称ユーモア小説。
そんなに笑うところはなかったけれど、以前アイルランドに行ったとき、一晩だけファームハウスに泊まったりしたので、そのときの景色や様子を思い出しながら読むのは楽しかった。
それと、後半で出てくる雌犬のフリージーの不幸体質がなんとも魅力的。

ISBN:4488568017 文庫 務台 夏子 東京創元社 2005/05/10 ¥630
『グラディエーター』などの巨匠、リドリー・スコット監督が、12世紀を舞台に、十字軍とエルサレムの関係を史実に基づいて描いた壮大なアクション絵巻。主人公はフランスで鍛冶屋を営んでいた青年バリアンで、突然現れた父の誘いで十字軍遠征に参加した彼が、父の意志を継ぎ、エルサレムに平和をもたらすべく苦闘する。バリアンの騎士とし…


4回目鑑賞。今回は歴史物好きな友人を連れて行ったが、彼女にはあまり受けなかった模様。「衣装とか小道具はすごいと思ったけどね〜」
わたしがボードワン4世にハマっているというと、オーランド好きだと知っているその友人は驚いていた。「まあ、儲け役ではあるよね」。そっかー、まあ確かに平和主義で死にキャラってのは儲け役かも。

今週、まだ六本木のプレミアスクリーンでやってるらしいので、溜まったポイント使ってアップグレードして観てみようかしら。別にそんな意地になって何度も見ることはないと思うんだけれど。正直、自分でも何がそんなにツボにはまったのか、よくわかりません。
わたしの人生観に多大な影響を与えたマンガ、PALMシリーズは、単行本が出たと思ったらもう文庫化されてる。「愛でなく」は単行本で7巻まで買い揃えたままになっていたので、続き部分から文庫で買ってしまう。あー、いっそ全部文庫に切り替えるかな、と思っても、文庫の前のほうもすでに入手難なんですよね……。

実を言うとこの「愛でなく」の登場人物ルージュメイアンは、あまりに現実離れしていてイマイチ好きじゃない。でも他のキャラクタたちは相変わらず笑わせてくれながら哲学的な思考を垂れ流しで、すごい話だと思う。

ISBN:4403500579 文庫 獣木野生 新書館 2005/05 ¥714

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