あけましておめでとうございます
2006年1月1日 本・映画にまつわるよしなし事
年越しDVDに、LotRのSEEを観ることに。が、本編2枚組のうち1枚目の最後の方、裂け谷に着いたオーランドがあのつるんとした顔で上を見上げる辺りで意識が怪しくなり、会議中に王様を擁護して立ち上がったところで復活したものの、次に気づいたときには「2枚目を挿入してください」というメッセージが出っぱなしになっていたので、諦めてベッドに入りました。
去年は、なんだかやたらと試写会に当たったおかげで、映画館で17本(重複含む)、試写会で19本、DVDで14本の計50本もの映画を観たことになりました。今年はもう少し冷静になろうと思います(笑)。
いま思い出せる限りで印象に残っているのは、
「カナリア」
「キングダム・オブ・ヘブン」
「チャーリーとチョコレート工場」
「ビューティフル・ボーイ」
次点で
「殺人の追憶」(DVD)
「ドッヂボール」
番外で
「バトル・オブ・シリコンバレー」(ビデオ)
そんな1年でした。
去年は、なんだかやたらと試写会に当たったおかげで、映画館で17本(重複含む)、試写会で19本、DVDで14本の計50本もの映画を観たことになりました。今年はもう少し冷静になろうと思います(笑)。
いま思い出せる限りで印象に残っているのは、
「カナリア」
「キングダム・オブ・ヘブン」
「チャーリーとチョコレート工場」
「ビューティフル・ボーイ」
次点で
「殺人の追憶」(DVD)
「ドッヂボール」
番外で
「バトル・オブ・シリコンバレー」(ビデオ)
そんな1年でした。
昨日今日は有明で煩悩の海に溺れておりました(笑)。
5日で作ったコピー本はそこそこ出てくれて一安心。でも、買いたい本が年々少なくなっていってサビシイ……。
終わった後でお友達とごはんを食べていて、トルーパーがいかに大きなムーブメントだったかを聞いた。キャプテン翼で同人を知ったものの、その後離れていた間に起こった出来事だったので、なんだか感慨深い。
で、いっしょに売り子をしてくれたお友達と話をしていて、リボンの騎士の最後がどうなったか知らない、といったら「持ってるから貸すよ」と言われて貸してもらいました。
昔のマンガって、すごい展開が早い(笑)。すごい波瀾万丈だ。でも、わりと重要な脇役が簡単に死んでいく……(遠い目)。
ISBN:4061086049 単行本 手塚 治虫 講談社 1977/06 ¥591
5日で作ったコピー本はそこそこ出てくれて一安心。でも、買いたい本が年々少なくなっていってサビシイ……。
終わった後でお友達とごはんを食べていて、トルーパーがいかに大きなムーブメントだったかを聞いた。キャプテン翼で同人を知ったものの、その後離れていた間に起こった出来事だったので、なんだか感慨深い。
で、いっしょに売り子をしてくれたお友達と話をしていて、リボンの騎士の最後がどうなったか知らない、といったら「持ってるから貸すよ」と言われて貸してもらいました。
昔のマンガって、すごい展開が早い(笑)。すごい波瀾万丈だ。でも、わりと重要な脇役が簡単に死んでいく……(遠い目)。
ISBN:4061086049 単行本 手塚 治虫 講談社 1977/06 ¥591
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ハルイン修道士の告白 -修道士カドフェルシリーズ(15)
2005年12月27日 読書記録第2紀(05.08〜)事故で瀕死の重傷を負ったハルイン修道士は死を目前にして院長しカドフェルに告白した。若い頃恋しあった娘とその子を薬草をもって死に至らしめたと。奇跡的に回復したハルインは墓前でその罪を詫びるためカドフェルとともに旅にで、娘の母であるかつての女主人を尋ねたがていよくあしらわれる。帰路、一夜の宿を求めた館で出会った人々とそこで起こった事件の裏にあるものは?
ハルイン修道士の思い込み強そうな性格がどうにも好きになれず、また初めのほうは大きな事件も起きずになかなか話に入り込めなかったけれど、中盤で、今回のロマンスの主役たちが出てきてから俄然おもしろくなりました。読んでるほうは、過去に実際に何が起こったか推測が付くので、真実が明らかになるのをじりじりしながら待っているのですが、さらに最後にあっと虚を突かれるところがあって、さすがピーターズ女史。
それにしても、どうしてわたしはこの話のオチを忘れてしまっていたんだろう……。
あの時読んだ記憶を持っている脳細胞が死亡しちゃったってことなのかなぁ(涙)。
ISBN:4334761534 文庫 エリス・ピーターズ 光文社 2005/05/12 ¥540
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マスター・アンド・コマンダー
2005年12月26日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)
昨日はうっかり夜10時ごろに居眠りしてしまい、目が覚めたら深夜2時。まだ年賀状を書き終わっていなかったので、このDVDを流しながら3時半までかかって書き終わる。
で、残った時間でパソコンのキーボードのキーを外してお掃除して、組み立てなおしたらパソが認識しなくなってしまった(汗)。
あわわわわ……。
どうやら、OA機器用汚れ落としの液が、入ってはいけないキーボードの内部に浸透してしまった模様。
(なんか、緑のボードが見える針の先ほどの穴に入っちゃったんだよなぁ/遠い目)
自分クリスマスプレゼント第2弾はピアスだったんだけど、第3弾にキーボードが加わりそう(涙)。
で、残った時間でパソコンのキーボードのキーを外してお掃除して、組み立てなおしたらパソが認識しなくなってしまった(汗)。
あわわわわ……。
どうやら、OA機器用汚れ落としの液が、入ってはいけないキーボードの内部に浸透してしまった模様。
(なんか、緑のボードが見える針の先ほどの穴に入っちゃったんだよなぁ/遠い目)
自分クリスマスプレゼント第2弾はピアスだったんだけど、第3弾にキーボードが加わりそう(涙)。
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34丁目の奇跡
2005年12月25日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)ニューヨークのメイシー百貨店では毎年クリスマス前の街頭パレードが恒例だったが、今年はサンタ役の男が酔いつぶれて大弱り。そこに「自分はサンタだ」と名乗る老人(リチャード・アッテンボロー)が現れ、見事パレードは成功。しかし、それを苦々しく思うライバルデパートは、彼を精神異常者にしたてようとする…。
クリスマスにクリスマスらしい映画を見ながら年賀状を書こうと思って借りてきました。
結局後半は手が止まっちゃいましたけど。
ほのぼのしみじみいい話だったけれど、あのオチはアメリカ人でないと感激の度合いが激減ですね……。
現実とフィクションの混じり具合が絶妙で、不思議な感じのする映画でした。
あと子役の女の子がおしゃまでカワイイ。
DVD 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2004/10/22 ¥1,565
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リンガーズ ~ロード・オブ・ザ・ファンズ~
2005年12月24日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)
えへ。自分クリスマス・プレゼント第1弾で〜す。(かなりヤケ)
自分よりもイッちゃってるGEEKたちを見ていると安心します(笑)。でも、やっぱりファンフィクっていうかスラッシュの話が出てきたときには視線逸らし気味……。
ナレーションがドム(メリー役のドミニク・モナハン)だったので余計うれしかったり。
そして、「オーリ! インタビューに答えるときは足を椅子から下ろしなさい!!」と思わず世話焼きばあさんなことを考えてしまうのでした。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/12/21 ¥3,990
自分よりもイッちゃってるGEEKたちを見ていると安心します(笑)。でも、やっぱりファンフィクっていうかスラッシュの話が出てきたときには視線逸らし気味……。
ナレーションがドム(メリー役のドミニク・モナハン)だったので余計うれしかったり。
そして、「オーリ! インタビューに答えるときは足を椅子から下ろしなさい!!」と思わず世話焼きばあさんなことを考えてしまうのでした。
DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2005/12/21 ¥3,990
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ハウリング
2005年12月23日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)
子どもの頃に、偶然テレビで見てトラウマになったホラー映画が2本あって、ひとつは「蝋人形の館」、そしてもう1本がこの「ハウリング」でした。
先日、ケーブルテレビで放映していたので録画したのを、今日見てみました。
これ、1980年の映画なんですね。25年前ってのがよくわかる、すんごいチープな作りで、今となっては逆に笑えるところもあるのですが、それは主に狼人間の造型であって、本体が出てくるまでの演出は結構怖かったです。
でも、ググってみると、当時としては画期的な特殊メイクとデザインだったようですね(汗)。
とはいえ、この映画の(ワタシ的)一番のポイントは、そこかしこに漂うエロチシズム。狼人間にされてしまった主人公のダンナが、狼女と夜中の森で焚き火のそばでヤカンしながら変身していくシーンは子どものころのリビドーをいたく刺激いたしましたね〜ああ懐かしい。
すっかりスレてしまったいまでは、「オオカミ同士ならばやはり正常■ではなく後背■では?」などと要らぬことを考えてしまいました。
いや、でもチープなりにがんばって作ってるのが分かる作品です。
それなりに評価されたのか、続編が6まで出来てたんですね。でも、続編はなんかすごく酷評、というかそれを通り越して失笑を買っているようなので手を出す気なし。
DVD ビデオメーカー 2002/01/30 ¥3,990
先日、ケーブルテレビで放映していたので録画したのを、今日見てみました。
これ、1980年の映画なんですね。25年前ってのがよくわかる、すんごいチープな作りで、今となっては逆に笑えるところもあるのですが、それは主に狼人間の造型であって、本体が出てくるまでの演出は結構怖かったです。
でも、ググってみると、当時としては画期的な特殊メイクとデザインだったようですね(汗)。
とはいえ、この映画の(ワタシ的)一番のポイントは、そこかしこに漂うエロチシズム。狼人間にされてしまった主人公のダンナが、狼女と夜中の森で焚き火のそばでヤカンしながら変身していくシーンは子どものころのリビドーをいたく刺激いたしましたね〜ああ懐かしい。
すっかりスレてしまったいまでは、「オオカミ同士ならばやはり正常■ではなく後背■では?」などと要らぬことを考えてしまいました。
いや、でもチープなりにがんばって作ってるのが分かる作品です。
それなりに評価されたのか、続編が6まで出来てたんですね。でも、続編はなんかすごく酷評、というかそれを通り越して失笑を買っているようなので手を出す気なし。
DVD ビデオメーカー 2002/01/30 ¥3,990
G1トライアングル
2005年12月21日 読書記録第2紀(05.08〜)
クールな馬主×やんちゃな騎手。
BL小説は久しぶりに読んだけれど、ずいぶん文章がこなれていて読みやすく、びっくり。競馬関係者どうしの、いわゆる業界ものなのだけれど、業界のウンチクもすごく自然に文章に取り込まれていて、専門用語もくどい説明がなくてもすんなり理解できたりする。
この著者、これが初文庫本ですって!
無理無理難を探せば、文章が理に勝りすぎて、BLにしては情の部分に熱さや萌えや勢いがもの足りない気もするけれど、正直、それ以外の部分がとっても面白いです。
今後に期待してます。
ISBN:4403521215 文庫 いつき 朔夜 新書館 2005/11 ¥588
BL小説は久しぶりに読んだけれど、ずいぶん文章がこなれていて読みやすく、びっくり。競馬関係者どうしの、いわゆる業界ものなのだけれど、業界のウンチクもすごく自然に文章に取り込まれていて、専門用語もくどい説明がなくてもすんなり理解できたりする。
この著者、これが初文庫本ですって!
無理無理難を探せば、文章が理に勝りすぎて、BLにしては情の部分に熱さや萌えや勢いがもの足りない気もするけれど、正直、それ以外の部分がとっても面白いです。
今後に期待してます。
ISBN:4403521215 文庫 いつき 朔夜 新書館 2005/11 ¥588
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YASHA (1)-(2)
2005年12月20日 読書記録(まんが)
ちょいと計算を失敗して、読みかけの本を昼休みに読了してしまい、帰りに読む本がなかったので書店に立ち寄ったところ、もうYASHAが文庫になっている!
というわけで1巻を買って車中で読む。乗換駅までに読了してしまい、そこの乗り換えホームにある書店で2巻も買って、家に帰って最後まで読んでしまう。
超絶頭脳明晰だけれど尊厳を認められていない美少年主人公とか、彼が唯一気を許す、取り柄はなくとも気性が真っ直ぐな友だちとか、闇医者とか、まああちこちにデジャビュが散見されるものの、やっぱり面白い。
毎月2巻ずつ刊行で全6巻予定とか。しばらく楽しみだ。
ISBN:4091917011 文庫 吉田 秋生 小学館 2005/12 ¥630
というわけで1巻を買って車中で読む。乗換駅までに読了してしまい、そこの乗り換えホームにある書店で2巻も買って、家に帰って最後まで読んでしまう。
超絶頭脳明晰だけれど尊厳を認められていない美少年主人公とか、彼が唯一気を許す、取り柄はなくとも気性が真っ直ぐな友だちとか、闇医者とか、まああちこちにデジャビュが散見されるものの、やっぱり面白い。
毎月2巻ずつ刊行で全6巻予定とか。しばらく楽しみだ。
ISBN:4091917011 文庫 吉田 秋生 小学館 2005/12 ¥630
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アイトン・フォレストの隠者 -修道士カドフェルシリーズ(14)
2005年12月20日 読書記録第2紀(05.08〜)
おお〜いままで検索でデータを引っ張ってくると、なぜか著者名ではなく訳者名しか出てこなかったけれど、これはちゃんとピーターズ女史の名前が出てきました。
で、実はこの話、10数年前に確かに読んでいるはずなのに、どんな話かもまるっきり思い出せず、どんな些細な一場面さえも記憶にありませんでした。
最後までまるっきりデジャビュなし。なんてザルな記憶力(涙)。
もっとも、予定調和というか、あんまり困った状況に置かれる人がいなかったからかも。
今回も殺人の嫌疑をかけられた若者が逃げ出すんですが、かくまってくれる人がいてあまり苦労してないしなぁ。
羊皮紙の祈祷書なんて、素敵な小道具も出ています。
ISBN:4334761518 文庫 エリス・ピーターズ 光文社 2005/03/10 ¥600
で、実はこの話、10数年前に確かに読んでいるはずなのに、どんな話かもまるっきり思い出せず、どんな些細な一場面さえも記憶にありませんでした。
最後までまるっきりデジャビュなし。なんてザルな記憶力(涙)。
もっとも、予定調和というか、あんまり困った状況に置かれる人がいなかったからかも。
今回も殺人の嫌疑をかけられた若者が逃げ出すんですが、かくまってくれる人がいてあまり苦労してないしなぁ。
羊皮紙の祈祷書なんて、素敵な小道具も出ています。
ISBN:4334761518 文庫 エリス・ピーターズ 光文社 2005/03/10 ¥600
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山情報
2005年12月19日 本・映画にまつわるよしなし事親切なお友達情報を右から左へ横流し。
ミニパラ情報によれば、ブロークバック山は来年早春公開予定ということはやはり2月ごろ、アカでみー賞に絡めてるのでしょうか。
http://www.minipara.com/coming/index2.shtml
【追記】05-12-21
配給元のサイトには、「2006年春」と書かれてます〜(涙)。てことは3月?
http://www.wisepolicy.com/top.html
シネマライズ系だそうで、大阪ではすでにシネリーブル梅田のサイトに名前が出てます。
http://www.nikkatsu.com/theater/umeda/
ヴィゴ主演でやはりアカでみー賞に絡んでくるとみられているヒストリー・オブ・バイオレンスは、3/11から有楽町の東劇で公開が決まって、ポスターも出ているとのこと。
銀座に行く予定はないかしら?(笑)。
とまれ。
これから2月ぐらいまで、楽しみな映画の公開が相次いでしばらく落ち着きませんわ〜。
ミニパラ情報によれば、ブロークバック山は来年早春公開予定ということはやはり2月ごろ、アカでみー賞に絡めてるのでしょうか。
http://www.minipara.com/coming/index2.shtml
【追記】05-12-21
配給元のサイトには、「2006年春」と書かれてます〜(涙)。てことは3月?
http://www.wisepolicy.com/top.html
シネマライズ系だそうで、大阪ではすでにシネリーブル梅田のサイトに名前が出てます。
http://www.nikkatsu.com/theater/umeda/
ヴィゴ主演でやはりアカでみー賞に絡んでくるとみられているヒストリー・オブ・バイオレンスは、3/11から有楽町の東劇で公開が決まって、ポスターも出ているとのこと。
銀座に行く予定はないかしら?(笑)。
とまれ。
これから2月ぐらいまで、楽しみな映画の公開が相次いでしばらく落ち着きませんわ〜。
ジョージ・マイケル〜素顔の告白〜
2005年12月15日 映画鑑賞記録(04.03〜)
実を言うと、この映画、今年20本目に当たった試写会です。(行かなかったものも含め、誘ってもらったものは除く)
筋金入りのパラサイト・シングルであるのだから、こんなちまちまとツキを使ってちゃイケナイわ、ほかにもっとドーンと大きなヤマを当てないと、と思うのですが、本人の舞台挨拶があるというので喜んで、こちらからリンクさせていただいている秋林瑞佳さんを(大雪のホクリークから/汗)お誘いして行ってきました。
とはいえ、わたしの中・高時代は洋楽全盛だったのですが、実を言うとわたしはあんまり洋楽というか音楽全般興味がなく、外れた方には恐縮ですが、ジョージ・マイケルにもさほどの思い入れはありませんでした。
そもそもの興味は、しばらく前に自分の中で盛り上がってた、ドキュメンタリ・インタビューのマイブームによるものです。
客層は、モノの見事に同世代(汗)。やっぱり、80年代に青春を送った人たちが多かったです。
開場時間に映画館に入って待っていると、背後のロビーのほうでざわめきが聞こえてきます。レッドカーペットが敷かれていて、どうやら本人ご到着の様子。
まあ、こういう場合の舞台挨拶なんて前の予定が押せ押せで定刻すぐには始まらないだろう、と思っていたら、ちゃんと予定の時間にカメラマンが入って来、司会の女性が挨拶をはじめました。
で、あっさりと本人の登場。会場大盛り上がり。
サングラスをかけ、黒っぽいスーツを着たジョージが壇上に上がります。今晩は来てくださってありがとう、だのなんだの、ありがちな挨拶をひと言。みんな拍手。
そんな中で鋭い秋林さんは、こっそり言いました。
「あっ、ケリーが来てる!」
(注:ジョージの男性パートナー。イギリスで同性婚が認められたので、結婚する予定だと公表している)
舞台袖に目を移すと、どこかで(っていうか秋林さんのサイトに貼ってあったリンク先で)見たことのある男性が!!
おお〜生ケリーだ!
なんて注意を奪われている間に挨拶終了。
「では、ジョージさんご退場です」
――ええっ?!
唖然とする観客の前を、あっという間に退場していくジョージ・マイケル……。
司会のお姉さんの
「大変短い時間でしたが、この短いところがまた貴重な時間で……」
などというフォローがまた涙ぐましく、観客はもう笑うしかないって感じでした(笑)。
映画は、本人をよく知らなくてもとても面白かったです。なにせ本人の人生が波瀾万丈だから。
(詳細はまた後ほど……)
筋金入りのパラサイト・シングルであるのだから、こんなちまちまとツキを使ってちゃイケナイわ、ほかにもっとドーンと大きなヤマを当てないと、と思うのですが、本人の舞台挨拶があるというので喜んで、こちらからリンクさせていただいている秋林瑞佳さんを(大雪のホクリークから/汗)お誘いして行ってきました。
とはいえ、わたしの中・高時代は洋楽全盛だったのですが、実を言うとわたしはあんまり洋楽というか音楽全般興味がなく、外れた方には恐縮ですが、ジョージ・マイケルにもさほどの思い入れはありませんでした。
そもそもの興味は、しばらく前に自分の中で盛り上がってた、ドキュメンタリ・インタビューのマイブームによるものです。
客層は、モノの見事に同世代(汗)。やっぱり、80年代に青春を送った人たちが多かったです。
開場時間に映画館に入って待っていると、背後のロビーのほうでざわめきが聞こえてきます。レッドカーペットが敷かれていて、どうやら本人ご到着の様子。
まあ、こういう場合の舞台挨拶なんて前の予定が押せ押せで定刻すぐには始まらないだろう、と思っていたら、ちゃんと予定の時間にカメラマンが入って来、司会の女性が挨拶をはじめました。
で、あっさりと本人の登場。会場大盛り上がり。
サングラスをかけ、黒っぽいスーツを着たジョージが壇上に上がります。今晩は来てくださってありがとう、だのなんだの、ありがちな挨拶をひと言。みんな拍手。
そんな中で鋭い秋林さんは、こっそり言いました。
「あっ、ケリーが来てる!」
(注:ジョージの男性パートナー。イギリスで同性婚が認められたので、結婚する予定だと公表している)
舞台袖に目を移すと、どこかで(っていうか秋林さんのサイトに貼ってあったリンク先で)見たことのある男性が!!
おお〜生ケリーだ!
なんて注意を奪われている間に挨拶終了。
「では、ジョージさんご退場です」
――ええっ?!
唖然とする観客の前を、あっという間に退場していくジョージ・マイケル……。
司会のお姉さんの
「大変短い時間でしたが、この短いところがまた貴重な時間で……」
などというフォローがまた涙ぐましく、観客はもう笑うしかないって感じでした(笑)。
映画は、本人をよく知らなくてもとても面白かったです。なにせ本人の人生が波瀾万丈だから。
(詳細はまた後ほど……)
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Brokeback Mountain
2005年12月14日 読書記録第2紀(05.08〜)
なんとかかんとか原作(英語)読了。
……っていうか、とりあえず最後のページまで目を通したけれどわたしの英語力ではちゃんとわかっているとは言い難く(汗)。
やっぱり通勤電車の中で、知らない単語も辞書を引かずに飛ばし読みしてたのが敗因か。ロマンス小説とは違うなぁ。
というわけで、後日あらためて辞書を引き引き読んでみよう。
それでも、ざくっとあらすじ(日本語)を読んでおいたのと、トレイラーは観ていたので「あ、ここはきっとあの場面なんだろうなぁ」程度はわかりました。
そうそう。
昨日の「プライドと偏見」には、キングコングの予告が付いていたのですが、いやあ、あれスゴイですね! 絵もうつくしいし特撮もすごいけど、最後のエンパイア・ステート・ビルディングのシーンにはなにか深い情緒というか哀しみのようなものが溢れていて、あのシーンだけで泣きそうになりました……。
いままであんまり(指輪の監督最新作、としか)関心がなかったのですが、俄然見に行きたい気に。
……っていうか、とりあえず最後のページまで目を通したけれどわたしの英語力ではちゃんとわかっているとは言い難く(汗)。
やっぱり通勤電車の中で、知らない単語も辞書を引かずに飛ばし読みしてたのが敗因か。ロマンス小説とは違うなぁ。
というわけで、後日あらためて辞書を引き引き読んでみよう。
それでも、ざくっとあらすじ(日本語)を読んでおいたのと、トレイラーは観ていたので「あ、ここはきっとあの場面なんだろうなぁ」程度はわかりました。
そうそう。
昨日の「プライドと偏見」には、キングコングの予告が付いていたのですが、いやあ、あれスゴイですね! 絵もうつくしいし特撮もすごいけど、最後のエンパイア・ステート・ビルディングのシーンにはなにか深い情緒というか哀しみのようなものが溢れていて、あのシーンだけで泣きそうになりました……。
いままであんまり(指輪の監督最新作、としか)関心がなかったのですが、俄然見に行きたい気に。
プライドと偏見
2005年12月14日 映画鑑賞記録(04.03〜)
試写会に当たったので行ってきました。
映画の画像は出なかったので、原作の本の書影をだしてみます。これも映画っぽいですが、96年刊の本なのでわたしが見てきたものとは関係ないです。
あしたも試写会があるので、実はずいぶんギリギリになるまで、この映画を見に行くつもりはありませんでした。よみうりホールは椅子がよくないとも聞きますし。(じゃあなんで試写会に応募したんだろう、わたし……)
なので誰かを誘うこともしてなかったんですが、つい昨日、アメリカ在住のひとの映画感想ブログでおもしろそうだと思いまして、また別のところで「ようするにこれ(原作)って18世紀のロマンス小説」というのを読んで、いきなり見に行くつもりに。
で。
行って正解でした〜!!
すんごい胸キュン☆(←わたしが使うとムリがある……)なロマンスで、もうどうしようかと! 2時間も座っているとお尻が痛くなるという噂だった椅子の上で、別の意味で身悶えてました。
随所にコミカルな描写があって、客席のあちこちでクスクス笑いが漏れてました。
イギリスの田舎の風景はうつくしいし、18世紀イギリスの風俗はおもしろいし、ファッションはジョージアンでかわいいし。
あと特筆したいのは音楽。
途中何か所かのBGMが、わたしの中の「イギリス近世を描いたちょっと古い懐かしい映画っぽい〜」というイメージをかき立てて、それだけで映画に奥行きを感じられました。
イギリス映画って、俳優は王子サマのようにキラキラしく美形なのに、女優は演技力があっても顔は(以下略)って人が多いように思うのですが、正直いうと、この映画では俳優も……でした(汗)。
主演のキーラはきれいだけど、パイレーツ・オブ・カリビアンの時にはあまり目立たなかった受け口っていうか顎のしゃくれてるのが妙に気になった……。きれいなシーンもあるのに、すごく普通に見える瞬間もあってなぁ。
そしてそれ以外の女性たちは、みな古風な顔立ちでどこかあか抜けないんですよね。でもカワイイんだけど。
で、ロマンス小説では女の子の夢を凝縮しているはずのヒーロー(一般的な、物語をリードする活躍をする男性、ではなく、ロマンス小説の場合は単にヒロインの相手役、程度の意味)が、なんでこんなに普通の地味な顔の人を持ってくるんだ!というくらい冴えない顔の人で、正直、最初は「当て馬の将校とくっつけばいいじゃん」とまで思っていました。
が!
(以下ネタバレ最後まで)
このヒーローが、自分のプライドがヒロインへの愛に負けて、自分の気持ちを自覚するところからがスゴイんです。
誤解によってヒロインにすげなくされてから、ヒロインに対して慇懃な態度を崩さないものの、目が! ヒロインを愛してるのに報われない想いの滾る、悲しそうな目を見るだけでもう、観客はキュンキュンし通しです!!
なんか、ご主人に叱られたでっかいイヌみたいだなぁと思ったら、最後にホントにイヌと並んで座ってるシーンがあって、ああ、やっぱりイヌだよ。人のいい大型犬だよ、と笑いそうになりました。
ほんと、ヒーローがこの俳優で正解ですね。
そんなわけで、ロマンス小説の文法を知らずに見ると脚本に不満な点があるかも知れませんが、ロマンス小説を楽しむつもりで行かれると、ホントに楽しめる映画だと思います。
ついでに。
この試写会は某HQ社も協賛していたらしく、映画が終わったら「おみやげ」と称してHQ文庫を1冊ずつくれました。
やっぱりそういう見方でよかったのね。
映画の画像は出なかったので、原作の本の書影をだしてみます。これも映画っぽいですが、96年刊の本なのでわたしが見てきたものとは関係ないです。
あしたも試写会があるので、実はずいぶんギリギリになるまで、この映画を見に行くつもりはありませんでした。よみうりホールは椅子がよくないとも聞きますし。(じゃあなんで試写会に応募したんだろう、わたし……)
なので誰かを誘うこともしてなかったんですが、つい昨日、アメリカ在住のひとの映画感想ブログでおもしろそうだと思いまして、また別のところで「ようするにこれ(原作)って18世紀のロマンス小説」というのを読んで、いきなり見に行くつもりに。
で。
行って正解でした〜!!
すんごい胸キュン☆(←わたしが使うとムリがある……)なロマンスで、もうどうしようかと! 2時間も座っているとお尻が痛くなるという噂だった椅子の上で、別の意味で身悶えてました。
随所にコミカルな描写があって、客席のあちこちでクスクス笑いが漏れてました。
イギリスの田舎の風景はうつくしいし、18世紀イギリスの風俗はおもしろいし、ファッションはジョージアンでかわいいし。
あと特筆したいのは音楽。
途中何か所かのBGMが、わたしの中の「イギリス近世を描いたちょっと古い懐かしい映画っぽい〜」というイメージをかき立てて、それだけで映画に奥行きを感じられました。
イギリス映画って、俳優は王子サマのようにキラキラしく美形なのに、女優は演技力があっても顔は(以下略)って人が多いように思うのですが、正直いうと、この映画では俳優も……でした(汗)。
主演のキーラはきれいだけど、パイレーツ・オブ・カリビアンの時にはあまり目立たなかった受け口っていうか顎のしゃくれてるのが妙に気になった……。きれいなシーンもあるのに、すごく普通に見える瞬間もあってなぁ。
そしてそれ以外の女性たちは、みな古風な顔立ちでどこかあか抜けないんですよね。でもカワイイんだけど。
で、ロマンス小説では女の子の夢を凝縮しているはずのヒーロー(一般的な、物語をリードする活躍をする男性、ではなく、ロマンス小説の場合は単にヒロインの相手役、程度の意味)が、なんでこんなに普通の地味な顔の人を持ってくるんだ!というくらい冴えない顔の人で、正直、最初は「当て馬の将校とくっつけばいいじゃん」とまで思っていました。
が!
(以下ネタバレ最後まで)
このヒーローが、自分のプライドがヒロインへの愛に負けて、自分の気持ちを自覚するところからがスゴイんです。
誤解によってヒロインにすげなくされてから、ヒロインに対して慇懃な態度を崩さないものの、目が! ヒロインを愛してるのに報われない想いの滾る、悲しそうな目を見るだけでもう、観客はキュンキュンし通しです!!
なんか、ご主人に叱られたでっかいイヌみたいだなぁと思ったら、最後にホントにイヌと並んで座ってるシーンがあって、ああ、やっぱりイヌだよ。人のいい大型犬だよ、と笑いそうになりました。
ほんと、ヒーローがこの俳優で正解ですね。
そんなわけで、ロマンス小説の文法を知らずに見ると脚本に不満な点があるかも知れませんが、ロマンス小説を楽しむつもりで行かれると、ホントに楽しめる映画だと思います。
ついでに。
この試写会は某HQ社も協賛していたらしく、映画が終わったら「おみやげ」と称してHQ文庫を1冊ずつくれました。
やっぱりそういう見方でよかったのね。
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書影はコミックスですが、買ったのは文庫です。
以前、雑誌に載っていたのをぼちぼち読んでいましたが、ようやく文庫にまとまったとのこと。ちょうど修道士カドフェル月間絶賛開催中なので、こちらも読んでみました。
15世紀ヨーロッパ。元ナバーラ王家ゆかりの凄腕の剣士が、流血に倦んで修道士になった、という設定。俗世に通じているのと同時に、頭にある罰当たりなあざが露になるためトンスラにすることを禁じられている、異色の修道士の物語。
やっぱり青池保子っておもしろいよなぁ。
雑誌掲載していたころにはよくわからなかった、修道院生活のあれこれや、去年スペインに行くときに読んだ「図説スペインの歴史」のおかげでナバーラ王国などスペインのこともなんとなくピンときて、さらに面白かったです。
ISBN:4592131541 単行本 青池 保子 白泉社 1992/12 ¥790
最近立て続けにまんがを読んでいるのは、実は現在カドフェル月間を一時休止して、「Brokeback Mountain」の原書にチャレンジしているからです。
(他の小説に手を出す気にはならないけれど、さくっと読み終えられるまんがには手が出てしまう。)
それにしても、カウボーイ訛りは難しいです……。
以前、雑誌に載っていたのをぼちぼち読んでいましたが、ようやく文庫にまとまったとのこと。ちょうど修道士カドフェル月間絶賛開催中なので、こちらも読んでみました。
15世紀ヨーロッパ。元ナバーラ王家ゆかりの凄腕の剣士が、流血に倦んで修道士になった、という設定。俗世に通じているのと同時に、頭にある罰当たりなあざが露になるためトンスラにすることを禁じられている、異色の修道士の物語。
やっぱり青池保子っておもしろいよなぁ。
雑誌掲載していたころにはよくわからなかった、修道院生活のあれこれや、去年スペインに行くときに読んだ「図説スペインの歴史」のおかげでナバーラ王国などスペインのこともなんとなくピンときて、さらに面白かったです。
ISBN:4592131541 単行本 青池 保子 白泉社 1992/12 ¥790
最近立て続けにまんがを読んでいるのは、実は現在カドフェル月間を一時休止して、「Brokeback Mountain」の原書にチャレンジしているからです。
(他の小説に手を出す気にはならないけれど、さくっと読み終えられるまんがには手が出てしまう。)
それにしても、カウボーイ訛りは難しいです……。
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Heavy-Duty
2005年12月12日 読書記録(まんが)
今日は早く帰ったので、通勤途中の本屋にふらりと立ち寄ったら、松崎司のコミックスが出ていた。
菅野彰のHard-Luckシリーズの挿絵で好きな人だったので、試しに買ってみた。
表紙の二人組も(片方がメガネで)好みだったし。
……もし組み合わせが逆だったらさ(涕泣)。
ムチムチのオヤジは好きですが、できれば攻めのほうがウレシイです(遠い目)。
いやでも、ありがちなBLのパロディと思えば笑って読めました。作者さまには失礼ですが。
ISBN:4775506730 コミック 松崎 司 オークラ出版 2005/12/12 ¥680
菅野彰のHard-Luckシリーズの挿絵で好きな人だったので、試しに買ってみた。
表紙の二人組も(片方がメガネで)好みだったし。
……もし組み合わせが逆だったらさ(涕泣)。
ムチムチのオヤジは好きですが、できれば攻めのほうがウレシイです(遠い目)。
いやでも、ありがちなBLのパロディと思えば笑って読めました。作者さまには失礼ですが。
ISBN:4775506730 コミック 松崎 司 オークラ出版 2005/12/12 ¥680
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笑う大天使(ミカエル)
2005年12月9日 読書記録(まんが)
私の高校時代は川原泉の全盛期だったのではなかろうか。作者プロフィールにある代表作4作品は、ほとんど私の中学から高校時代にかけて発表されたものだ。
で、そのころは白泉社の少女マンガの全盛期でもあったわけで、わたしと同世代のマンガ好き少女たちは白泉社の恩恵をシャワーのように浴びて育ったわけだ。
それを思うと、現在の状況は寂しい気がするなぁ。
っていうか、10年ほど前からもう少女マンガを読まなくなっちゃった。というのも、いわゆる24年組とそれに影響されてマンガ家になった人たちまでが持っていた、大きな物語を語る力が、その後の世代には感じられなくなっちゃったからで、結局自分が年をとったからなんだよな……。
学生のころは、わたしは一生マンガさえ読めればシアワセだと思っていたのに。
それはさておき、そんなわけで高校時代には大好きだったマンガ家の一人、川原泉の代表作とも言えるらしい「笑う大天使」だけれど、実はいままで読んだことがなかった。
初めて読んだのだけれど、やっぱりオトボケぶりとかギャグとかがいまでも可笑しい。雑誌連載なんかでブツ切りで読むと訳が分からないだろうネームも、一気読みすると面白い。
堪能しました。
あー、でもやっぱり高校生のころに読んでおけばよかったなぁ。
当時雑誌で追いかけていた「銀のロマンチック……わはは」の、4回転ジャンプに成功するところで、文字通り腹がよじれるほど大笑いしたことをいまでも覚えている。なつかしい……。
すみません、いまさっき、梅酒を許容範囲以上に飲んでしまったのでちょっと酔っぱらってます(笑)。
ISBN:4592883144 文庫 川原 泉 白泉社 1996/09 ¥570
で、そのころは白泉社の少女マンガの全盛期でもあったわけで、わたしと同世代のマンガ好き少女たちは白泉社の恩恵をシャワーのように浴びて育ったわけだ。
それを思うと、現在の状況は寂しい気がするなぁ。
っていうか、10年ほど前からもう少女マンガを読まなくなっちゃった。というのも、いわゆる24年組とそれに影響されてマンガ家になった人たちまでが持っていた、大きな物語を語る力が、その後の世代には感じられなくなっちゃったからで、結局自分が年をとったからなんだよな……。
学生のころは、わたしは一生マンガさえ読めればシアワセだと思っていたのに。
それはさておき、そんなわけで高校時代には大好きだったマンガ家の一人、川原泉の代表作とも言えるらしい「笑う大天使」だけれど、実はいままで読んだことがなかった。
初めて読んだのだけれど、やっぱりオトボケぶりとかギャグとかがいまでも可笑しい。雑誌連載なんかでブツ切りで読むと訳が分からないだろうネームも、一気読みすると面白い。
堪能しました。
あー、でもやっぱり高校生のころに読んでおけばよかったなぁ。
当時雑誌で追いかけていた「銀のロマンチック……わはは」の、4回転ジャンプに成功するところで、文字通り腹がよじれるほど大笑いしたことをいまでも覚えている。なつかしい……。
すみません、いまさっき、梅酒を許容範囲以上に飲んでしまったのでちょっと酔っぱらってます(笑)。
ISBN:4592883144 文庫 川原 泉 白泉社 1996/09 ¥570
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代価はバラ一輪 ―修道士カドフェルシリーズ(13)
2005年12月8日 読書記録第2紀(05.08〜)
この話は、最後のシーンを鮮やかに思い出せるのに、事件の経過等はまったく覚えてませんでした(汗)。だいぶ読み進めても確信が持てなかったのですが、結局は一番怪しい人が犯人でした。
このシリーズがいいのって、事件については出来るだけ傷つく人が少ないように、結果をごまかしちゃったりあいまいなままにしちゃったりするのですが、もう一方の軸であるロマンスが、読後感をさわやかにしてるんだろうなぁ。
ISBN:4334761496 文庫 エリス・ピーターズ著、大出 健訳 光文社 2005/01/12 ¥600
このシリーズがいいのって、事件については出来るだけ傷つく人が少ないように、結果をごまかしちゃったりあいまいなままにしちゃったりするのですが、もう一方の軸であるロマンスが、読後感をさわやかにしてるんだろうなぁ。
ISBN:4334761496 文庫 エリス・ピーターズ著、大出 健訳 光文社 2005/01/12 ¥600
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門前通りのカラス ―修道士カドフェルシリーズ(12)
2005年12月5日 読書記録第2紀(05.08〜)
この話は、謎解きは覚えていたものの、キーパーソンの告白は、なぜか誰もいない教会でカドフェルだけを相手にするものだと間違って記憶していて、大勢が集まる教会の外でいきなり話し出されて面食らいました(汗)。その後も、こっそりカドフェルにだけホントのホントの話をするものだと思っていたら、いきなり終わってしまった。人の記憶っていい加減なものですね。(わたしだけ?)
ラストのオチはすごく映像的で、この話がドラマ化されたのもわかります。昔放送されたBBCのドラマを4話だけ録画していて、その中に残っていたので今度見てみよう。
ISBN:433476147X 文庫 エリス・ピーターズ著、岡 達子訳 光文社 2004/11/12 ¥600
ラストのオチはすごく映像的で、この話がドラマ化されたのもわかります。昔放送されたBBCのドラマを4話だけ録画していて、その中に残っていたので今度見てみよう。
ISBN:433476147X 文庫 エリス・ピーターズ著、岡 達子訳 光文社 2004/11/12 ¥600
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僕の恋、彼の秘密
2005年12月1日 映画鑑賞記録(04.03〜)試写会に当たって、公開より一足先に見てきました。
試写会場に着いてから、舞台挨拶付きだって事に気づいた。挨拶したのは、タイトルいわく「彼」のほう、プレイボーイ役のダンカン・チョウ。映画では長髪なのに、いまは短髪にしていて、ご挨拶の受け答えは、きっちり模範解答で面白みはなかったけど、笑うと目が細くなってカワイイ。とてもプレイボーイには見えません。
かなり前の方に座ったら、周囲のお嬢さんたちは彼目当てだったらしく、登場したときから「きゃーっ」って歓声を上げて手を振っていたので、一緒になって手を振ってしまった(笑)。
ゲストはタレント&映画監督のダンカン。わかりやすすぎるよ配給会社……。
ダンカン氏はウケも狙いつつ誠実なところも見えて、それほど嫌な感じはしなかったんですが、同性愛をテーマにした映画だからか、撮影タイムになったらダンカン・チョウに抱きつくは頬にキスするは、ちょっとおふざけが過ぎましたね。わたしは笑って見てたけど、近くに座っていたお嬢さんが
「アレはやめてほしかったな〜」
と呟いているのを聞いて、確かに、たとえばこれがオーリだったとしたら、やっぱりこうして日本の芸能界におちょくられるのはイヤァな気分になったろうなぁと思いました。受けちゃってゴメンなさい。
さて、本編の映画の方ですが。
覚悟してはいましがた、ホントにまんま日本のBLマンガ・小説をなぞったような筋でした(笑)。プレイボーイと主人公の純情少年が、お互い気になって相手の様子を伺って、それでも自分から言い出すことができずにいるところなんて、もうジリジリっていうかドキドキっていうか、見ていて顔が赤くなるくらい身もだえました。そうしてようやく二人の気持ちが通じ合ったところのカタルシスなんて、もうっ!
ですが、一度は気持ちが通じ合ったはずなのに、プレイボーイの「同じ相手とは二度寝ない」というウワサ通りに主人公から離れていってしまいます。その理由がタイトルにもある「彼の秘密」なんですが。
……そ、それが理由かよっ!!(怒)
あまりにアンマリな理由なので、思わずシートのクッションを引きはがして座布団代わりにスクリーンに投げつけたくなりましたわよ! イマドキの雑誌掲載1話読み切りBLマンガでさえ、もうちょっとまともな「恋の障害」を考えるよ……。
最後の、二人が改めて気持ちを確かめ合うシークエンスなんて、もう、ベタもベタ、あんまりしょーもなくてスクリーンを見てられませんでした。
でも。
主役二人のはにかんだような笑顔がすっごい可愛かったので、すべて許す!(<何様……)
異性カップルでも同性カップルでも、見ているだけでほのぼのしてくるような仲好しカップルって、こちらまでシアワセになるじゃないですか。そんな感じです、この二人。はぁ〜堪能。
それと、主人公の友だちのオカマ役の子がキュートだったんですが、どうみてもえ×りか×きにしか見えなくてスゴク気になりました。
この、主人公のお友達3人組がステレオタイプなオカマで、なんだか結局、ゲイのためのゲイムービーではないんだな、って感じがちょっと残念でした。
じゃあ誰のためかっていうと、これは思いっきり腐女子のための映画でしょう!
ナマモノ腐女子ならば誰しも一度は
「もしわたしが1億円拾ったら、あの人とあの人の配役でや●い映画を作ってもらうのに……」と夢見たことがあるかと思いますが、それをそのまんまやっちゃった☆って雰囲気が漂ってます。
監督は20代の女性だそうですが、ぜったいお仲間に決まってる、と勝手に思ってます。
自分が恋したときのドキドキを思い出して、しあわせな気分になりました。
試写会場に着いてから、舞台挨拶付きだって事に気づいた。挨拶したのは、タイトルいわく「彼」のほう、プレイボーイ役のダンカン・チョウ。映画では長髪なのに、いまは短髪にしていて、ご挨拶の受け答えは、きっちり模範解答で面白みはなかったけど、笑うと目が細くなってカワイイ。とてもプレイボーイには見えません。
かなり前の方に座ったら、周囲のお嬢さんたちは彼目当てだったらしく、登場したときから「きゃーっ」って歓声を上げて手を振っていたので、一緒になって手を振ってしまった(笑)。
ゲストはタレント&映画監督のダンカン。わかりやすすぎるよ配給会社……。
ダンカン氏はウケも狙いつつ誠実なところも見えて、それほど嫌な感じはしなかったんですが、同性愛をテーマにした映画だからか、撮影タイムになったらダンカン・チョウに抱きつくは頬にキスするは、ちょっとおふざけが過ぎましたね。わたしは笑って見てたけど、近くに座っていたお嬢さんが
「アレはやめてほしかったな〜」
と呟いているのを聞いて、確かに、たとえばこれがオーリだったとしたら、やっぱりこうして日本の芸能界におちょくられるのはイヤァな気分になったろうなぁと思いました。受けちゃってゴメンなさい。
さて、本編の映画の方ですが。
覚悟してはいましがた、ホントにまんま日本のBLマンガ・小説をなぞったような筋でした(笑)。プレイボーイと主人公の純情少年が、お互い気になって相手の様子を伺って、それでも自分から言い出すことができずにいるところなんて、もうジリジリっていうかドキドキっていうか、見ていて顔が赤くなるくらい身もだえました。そうしてようやく二人の気持ちが通じ合ったところのカタルシスなんて、もうっ!
ですが、一度は気持ちが通じ合ったはずなのに、プレイボーイの「同じ相手とは二度寝ない」というウワサ通りに主人公から離れていってしまいます。その理由がタイトルにもある「彼の秘密」なんですが。
……そ、それが理由かよっ!!(怒)
あまりにアンマリな理由なので、思わずシートのクッションを引きはがして座布団代わりにスクリーンに投げつけたくなりましたわよ! イマドキの雑誌掲載1話読み切りBLマンガでさえ、もうちょっとまともな「恋の障害」を考えるよ……。
最後の、二人が改めて気持ちを確かめ合うシークエンスなんて、もう、ベタもベタ、あんまりしょーもなくてスクリーンを見てられませんでした。
でも。
主役二人のはにかんだような笑顔がすっごい可愛かったので、すべて許す!(<何様……)
異性カップルでも同性カップルでも、見ているだけでほのぼのしてくるような仲好しカップルって、こちらまでシアワセになるじゃないですか。そんな感じです、この二人。はぁ〜堪能。
それと、主人公の友だちのオカマ役の子がキュートだったんですが、どうみてもえ×りか×きにしか見えなくてスゴク気になりました。
この、主人公のお友達3人組がステレオタイプなオカマで、なんだか結局、ゲイのためのゲイムービーではないんだな、って感じがちょっと残念でした。
じゃあ誰のためかっていうと、これは思いっきり腐女子のための映画でしょう!
ナマモノ腐女子ならば誰しも一度は
「もしわたしが1億円拾ったら、あの人とあの人の配役でや●い映画を作ってもらうのに……」と夢見たことがあるかと思いますが、それをそのまんまやっちゃった☆って雰囲気が漂ってます。
監督は20代の女性だそうですが、ぜったいお仲間に決まってる、と勝手に思ってます。
自分が恋したときのドキドキを思い出して、しあわせな気分になりました。
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