(移動しました)
3冊のM&C関連本をアマゾった。(詳細は移動しました)

>秋林瑞佳さま
いやあ、わたしはジェニファー・コネリーについてはもう理性じゃないので(汗)。
さらに、実はキャサリン・ゼータ・ジョーンズの出ている映画を見たことがないのです。やっぱり「シカゴ」がお薦めですか?

そして、ケイト・ブランシェットはクラシカルな面立ちは合ってそうですが、わたしにはLotRの恐ろしく高貴な奥方様のイメージが強くて、ママのお許しがなければ結婚に踏み切れない女性にはどうかと。彼女の演技力ならコロッと化けそうですが。
2回目鑑賞。
ISBN:4150410364 文庫 高沢 次郎 早川書房 ¥840

M&Cシリーズ第2巻。
もはや艦長と軍医のらぶっぷりを止めることは出来ない……。
そしてすっかりハマってしまったわたしの読書スピードを止めることも出来ません。ただし翻訳出版済み分までの話。
今のままだと、未訳の4巻以降を原書取り寄せそうな勢いなんですが、いままでほんの数冊、勢いで買ってみた他の小説の原書も、読み通せたものは1冊もありません(涙)。
DVD ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン 2002/09/13 ¥3,980 プリンストン大学の数学科に在籍している数学の天才ナッシュは、念願のマサチューセッツ大の研究所で働くことに。ところが彼のもとに諜報員バーチャーがやってきて、雑誌に隠されたソ連の暗号解読を依頼する。彼は承諾するが、そのことがやがて、彼の精神を侵していくことに…。 実在の数学者の伝記をもとにロン・ハワード監督が映画…

レンタルビデオ屋の会員更新をしたら1本レンタル無料だというので、ついこれを借りてしまった。
マスコマでクロウ&ベタニーコンビを初見だったもので、こちらではクロウが神経の細い役でベタニーが自由奔放な役だというのにまず驚いた。
クロウの演技は上手かった。神経を病む役だとは事前に知っていたけれど、登場してすぐに、ああ、もともと神経の細い人だったのか、というのがわかる。でも、あの瞼の垂れ下がり具合がなにか企んでいる人っぽく見える……。
ベタニーもよかった。でも、わたしはこの人が画面に出てくると、顔や演技より先に身体を鑑賞してしまうことに気づいた。それと、何度見ても顔がヘ(以下略)。
そして。クロウの奥さん役のJ.コネリーは、彼女の映画デビュー作「フェノミナ」の写真を見てから心秘かにファンでした。14歳のころのジェニファーは、最高にきれいだった。その後、気が付いたら変な青春映画かお色気映画ばかりに出るようになっていて寂しい思いをしておりましたが、この映画で復活したのが本当にうれしい。
いや、本当は、LotRのウェンハムつながりでジェニファーの出ている「ダーク・シティ」も見ているのですが、あのときの彼女はちょっとふっくらしていたからなぁ。

M&C原作のネタバレになりますが、






他のシリーズも映画化することになったら、ダイアナはぜひジェニファー・コネリーにやって欲しいなぁ。ビューティフル・マインドとまったく同じ組み合わせになってしまうけれど、黒髪で野性的な優雅さをもった美人に打ってつけだと思うのですが。
ISBN:400115031X − 神宮 輝夫 岩波書店 ¥2,400

そうか、なんでこんなに「マスター・アンド・コマンダー」およびその原作にハマったかというと、ルーツはここにあったのね。
イギリスの児童文学にはまっていた子どもの頃、一番のお気に入りは、挫折した「指輪物語」や「ゲド戦記」、読み通した「ナルニア国物語」「グリーン・ノウ」等々をさしおいて、剣も魔法も龍もなく、湖水地方で子どもたちが小さなヨットを使って海賊ごっこをする、この話でした。
DVD ナポレオン率いるフランス軍が、各国に侵攻していた19世紀初頭。不敗神話を誇る、イギリス軍の艦長ジャック・オーブリーが率いる「サプライズ号」が、フランスの武装船に果敢な攻撃を挑む。艦長役でオスカー俳優ラッセル・クロウが主演。ハリウッド王道の超大作とはちがい、さまざまなポイントで興奮と感動を与える海洋アクション・ロマン…


このレンタル日記の機能がいろいろ向上しているので、ためしにレビュー機能を使ってみました。
面白いかも〜。
DVD ハピネット・ピクチャーズ 2003/06/26 ¥3,800 初老の殺し屋フィリックス(ステラン・スカルスゲート)は腕の衰えを感じて引退を決意し、新たな職につくことに。しかしその仕事とは、何と33年間一度も外出することなく過保護に育てられたババ(クリス・ペン)の面倒を見ることだった。しかもフィリックスの足抜けを許さない組織は、彼の命を狙うようになり、ふたりはロンドンの街を逃げ…

P.ベタニーを見てみたくてDVDレンタルしてきました。
いろいろな形での「父と子」の物語でした。33歳の青年は自分の父親に溺愛されるあまりに外の世界を知らずに生きてきたのですが、元殺し屋に外の世界へ導かれます。この元殺し屋と青年の関係も擬似父子と言えるでしょうし、実際に、元殺し屋には老人ホームに入っている父親がおり、また愛人からは赤ちゃんを産みたいと迫られます。
元殺し屋と弟子との関係も、大きな意味で父と子と言えなくもないしなぁ。
話は殺伐としていますが、昔かたぎの元殺し屋と子どもの心を持った青年がユーモラスに描かれていていい映画でした。

で、お目当てのベタニーですが、正直言うと顔は爬虫類系で、単純に「ハンサム」とは言えない独特の容貌をしているのですが(超婉曲表現/笑)、いいカラダしてます。脱ぐわけじゃないんですが、長身で痩身で肩幅がある人ってのはなんてロングコートがよく似合うんでしょう。
■(映画)「ニュータウン物語」
http://www12.plala.or.jp/toyama-honda/

ドキュメンタリ映画です。
岡山市近郊のニュータウンで育ち、18歳で東京へ出てきた監督が、そこで育った者としてのニュータウンを描きます。
わたしは監督とは1歳しか違わないので、世代としての共感はありますが、ニュータウンについては感覚がまったくわかりません。最近は、ニュータウンというと犯罪とか超高齢化とか、あまりいいイメージで語られませんが、そこで生活する(していた)人の視点から語られる興味深く見ました。

でも、ひとつ難を言えば、監督が手持ちビデオで自分の顔を映しながら語りが入る部分は、リーチの分しかカメラが引けないので画面いっぱいに監督の顔がアップになって、それがしばしば続くので、……けっこうツラいです(ああっすみません)
■(読了)「英国海軍の雄ジャック・オーブリー 新鋭艦長、戦乱の海へ」(上)(下)、パトリック・オブライエン、ハヤカワ文庫、2002
また溜め込んでしまった。

■(読了)「学校現場で生かすカウンセリング」上野和久、朱鷺書房、2002
ずいぶん昔に買ったまま積ん読してた本を引っ張り出してきた。買ったときにもここにメモしたので、調べればどれだけの間積ん読してたかわかるはず……。

■(読了)「それを言ったらおしまいよ」よしながふみ、F×コミックス(太田出版)、20004
この人のマンガは一般向けでもエロでも外さないので、新刊が出てたら買います。
これはやっぱり表題作が好きだな〜。で、マンガで書いた純文学のような「五月」は、オチが分からなかった……。難しすぎます〜(汗)。
■(読了)「ロンドン骨董街の人びと」六嶋由岐子、新潮文庫、2001
ロンドン大学に留学後、創業300年の老舗骨董品店に日本人として初めて正規採用された女性の、アンティークとイギリス人の生態についてのエッセイ。
イギリスに関するエッセイというと、「イギリス万歳太鼓もち」状態か、愛憎にまみれた「イギリスって変」というこき下ろしが多い中で、とっても頭の切れそうなこの女性が、実際にロンドンの骨董社会で生活した経験を基にした、愛に立脚した冷徹な視線が小気味いい。とくに、骨董を売買する人たちは上流階級が多く、イギリスに根強く残る階級社会の片鱗を垣間見れる。

■(読了)「新宿二丁目のほがらかな人々」新宿二丁目のほがらかな人々、角川書店、2003
糸井重里の運営するサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載された、ゲイ3人(40代×1、30代×2、いずれもクマ系らしい)の鼎談。
おしゃれとか、ゴージャスな生き方とか、「可処分所得を120%自分につぎ込める」人たちのライフスタイルは、実はパラサイトしている独身女性(つまりワタシだ)にとっても共感できるところが多く、たいへん面白い。
ただ、この3人のうちで40代の方がオピニオン・リーダー的な存在のようなのですが、実業家として成功していてはっきりいってとってもお金持ちらしい。ブランド買い捲りぃの、豪華なレストランで食事しぃの、海外旅行をファーストクラスで行きぃのと、羨望入っちゃう(笑)。
で、同じく「ほぼ日」で連載中の別署名の記事に、この本に載っていたのと同じエピソードが紹介されていて、「……同一人物?!」と想像するとまた興味深い。

この日記サイトがリニューアルしてから、まだ何が出来るかよく見てなかったんですが、過去3日分ほどのアクセス元解析もできるらしい。
この3日間で一番多かった、検索エンジンによるアクセスの方のキーワードは、「ガバルドン」(時の旅人クレアの著者)でした。
ちょうど第2部の3巻が出た直後だからでしょうか。
■(読了)「だれも猫には気づかない」アン・マキャフリー、創元推理文庫、2003
人望厚い摂政が亡くなった後、若い領主のそばに従っていたのは、摂政の可愛がっていた猫だった。隣国からの陰謀を、領主は猫の摂政の助けで切り抜ける。
……という中世を舞台としたファンタジー。
とても可愛らしいお話だった。んが。表紙を見ると領主様は女の子に見えるんですが、これはどう見ても金髪巻き毛の領主様じゃない。領主様の恋の相手とも違いそうだし……。誰だ。

先日、超勢いでアマゾった(……その日本語はいったい)本4冊がお届けされた。

「ロンドン骨董街の人びと」六嶋由岐子、新潮文庫、2001
「新宿二丁目のほがらかな人々」新宿二丁目のほがらかな人々、角川書店、2003
「本棚の歴史」ヘンリー・ペトロスキー、白水社、2004
「犬の科学 ほんとうの性格・行動・歴史を知る」スティーブン・ブディアンスキー、築地書館、2004

考えてみたら、全部ノンフィクションというか実用系。
うーん、ほんとうに最近、フィクション脳が衰えているなぁ。
■(読了)「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」、塩野七生、新潮文庫
「毒薬使い」と称され、マキャベリの「君主論」に影響を与えた権謀術数に長けた中世イタリアの政治家の生涯。
歴史的事実の叙述の合間に小説的な描写の混じるスタイルで、不思議な印象。
身近なイタリア好きが必ず通る道らしい。今度、友人とイタリアに行こうという話が出て、とりあえず外さないだろうこれを試しに読んでみた。庶出の貴公子が、駆け引きと勇猛さで切り開いた人生の成功を目の前にしてすべてが崩れ去ってしまう運命を、面白く読んだけれど、萌えは微妙だったな〜。もっと若いときに読んでおくべきだった。
というわけで、イタリアに行きたいという強い興味がもてなかったので、結局旅行は断ってしまった。
萌えで海外旅行先を決めるのもどうかと思うが。
あ、書くの忘れてた。先週、先行で見てきたんでした。

□(映画)「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」
ハワイで2回見てきたので、実質3回目ですが……。
でも、また観たくなってきてます。うう。
今日はサントラを聴いていて不覚にもグッと来たし。
DVDで前2作を見返して欲求不満を逸らしておこう。
とりいそぎメモをば。

■(読了)「FLESH & BLOOD(6)」松岡なつき、キャラ文庫(徳間書店)、2004
■(読了)「ホメロスを楽しむために」阿刀田高、新潮文庫

購入したのはそのほかに、
「おもしろ図書館であそぶ 専門図書館142館完全ガイドブック」毎日ムック・アミューズ、毎日新聞社、2003
「小説同人誌制作マニュアル」キルタイムコミュニケーション、2001
「チェーザレ・ボルジア あるいは優雅なる冷酷」塩野七生、新潮文庫

今年の芥川賞作家2名の作品は読んでいないし興味もなかったのだけれど、たまたま手に取った雑誌に、金原ひとみ父・金原瑞人氏の「娘が読んできた本」みたいなエッセイが寄せられていて、その中にウェストール「弟の戦争」(03.12.7読了)も挙がっていて、とたんに親近感を覚えたり。
月日がたつのは早いなぁ。あっという間に2週間も経ってしまっていた……。
その間に読了したのは以下の3冊。

■(読了)「子どもの社会力」門脇厚司、岩波新書、1999
子どもが社会力=「社会をよくしようと積極的に関わっていこう」とする力を、どの段階でどのように得ていくのか。大人はそれをどのように支えればいいのかについて。
よく家で仕事の邪魔をしに来る甥・姪を、もっと構ってやらなきゃな、と思いました。

■(読了)「運命は剣を差し出す(1)」駒崎優、中公C☆NOVELS、2004
中世ヨーロッパっぽい世界で、成り行きで部隊とはぐれた賞金首の傭兵隊長と、八つ当たりで金持ちの商人から追われる身となって傭兵隊長を雇った医師のお話。剣はあるけど魔法も竜もお姫様もない。よってファンタジーとは言い難い、架空歴史もの?
長い話を3つに分けた第1巻ということで、まだ導入部分なんですが、さくさく読めるわりにちょっと掴みが弱いかな〜、という気がしなくもない。第2巻を書き込みたかったゆえに3分冊になったとあとがきに書いてあったので、次巻に期待。

■(読了)「迷宮遡行」貫井徳郎、新潮文庫、
妻に逃げられた情けない主人公が、行方を追ううちにヤクザの抗争に巻き込まれる。
「慟哭」が面白かったものの、「転生」(2003.2.16分参照)でアレアレ〜と思ったまま読んでいなかった貫井徳郎。勤め先の同僚が嵌ってほとんど読破したと言っていたので、「『転生』って読んだけどイマイチだった」と正直に告白したら「あれは薦めない」と言われてこれを薦められた。
面白かった。
なにせ、本当に主人公が情けなくって、たいしたことは何もしない。それほどがんばっているようにも見えない。失業中なので常に金欠。ただただ愛妻いとしさにあてを辿っているうちに事態は大変なほうへと転がっていってしまうことに。その、主人公の「フツウの人感」がいいです。
■(読了)「時の旅人クレア」(2)、ダイアナ・ガバルドン、ヴィレッジブックス、ソニー・マガジンス
1巻最後で、都合により結婚した二人のハネムーンが半分ほど。その後、クレアがイングランド将校に囚われたり、屋外でいたしているときにイングランド兵に見つかったり、クレアが魔女裁判にかけられたりと波乱万丈のうちに、二人がクランを逃げ出すことになって終わる。
というよりも。
クレアの相手が16歳のころにあの人(♂)やこの人(♂)に迫られていた、という描写に目はクギ付け(笑)。
やっぱり、ロマンス小説書く人には少なからず腐女子属性があると思う。(例:サンドラ・ブラウン)

■(映画)「飛ぶ教室」
23日には上映が終わってしまうということで、慌ててお友達を誘って見に行く。
トンでもなかった。
原作の時代(第二次大戦前)を現代に移したために雰囲気が変わったものの、映画としてはとても好感の持てる作り方だったと思います。子役がどの子も可愛くて、それだけでも眼福でございました。
なのに。
いやー、どの子たちもどの子たちもいちいちアヤしくて、映画館のシートの中で悶えながら見ていました(汗)。原作でもあやしいと申しておりましたマチ●ス(乱暴者)とウ●ー(ちびの弱虫)は原作を凌ぐ仲よしっぷりで、原作では再会して握手するだけだった正義先生と禁煙さんはしっかり抱き合ってくれるし。ヨ●タン(親に捨てられた子)は原作と違って女性化されてしまった実業学校の生徒(映画では同じ学校の通学生)といい感じになるものの、彼女とデートしてきたその夜に寄宿舎のベッドで友達の肩を抱いて慰めるし! はっきりいって「あらゆるカプに対応します」みたいなノリでした。
つい気になってスタッフを見たら、脚本を書いたのは3人の女性。この人たちもきっと腐女子属性を持っているに違いない。
DVD出たらきっと買う……。
しばらくサボっていたのは、書くことがなかったからで、年明け10日経ってようやく年始めとなりました。

■(読了)「時の旅人クレア」(1)、ダイアナ・ガバルドン、ヴィレッジブックス、ソニー・マガジンス
第二次大戦直後、イギリスで従軍看護婦をしていたクレアは、6年ぶりに生活をともにするようになった夫とスコットランド旅行の最中、ストーン・サークルから突然200年前の過去に飛ばされてしまう。とあるクラン(部族)に拾われて城へ連れて行かれたクレアは、なんとかして元の世界へ戻ろうとするのだが……。
大河タイムスリップ・ロマンス小説シリーズ第一巻。友人がハマったらしく、「とりあえず読め」と押しつけられた。
面白いです。ハイ。
ロマンス小説なんで主人公クレアのお相手がちゃんといるんですが、これが拾われたクランの親戚筋で居候している年下の童貞くん。上記あらすじにあるとおり、クレアは元の世界に夫のある身……。この童貞くんとクランとの複雑な利害関係と、さらにスコットランドと敵対しているイングランド軍の将校(これがクレアの夫のご先祖)との関係もあり、何のかんの言ってクレアは童貞くんと結婚してしまう。
そこはそれ、ロマンス小説ですから。
時代背景の書き込みがきちんとしていて、それとしても楽しめるんですが、1巻の最後で二人が結婚してから2巻の半ば以降まで、延々とハネムーンなところもロマンス小説です。
現在、2巻を読んでいてようやく話が動き始めたところ。続きが楽しみです。

□(映画)「ファインディング・ニモ」ピクサー・アニメーション・スタジオ
オーストラリアのグレート・バリア・リーフ。カクレクマノミのマーリンは、妻と卵の子どもたちを食われてしまい、たった一人残った子どものニモに過保護ぎみ。それを鬱陶しく思っていたニモは、言うことを聞かずに外洋へ出て、マーリンの目の前で人間に攫われてしまう。ニモを助けたいマーリンと、捉えられた歯科医の水槽から逃げ出したいニモの冒険。
「ありえねぇ!」というツッコミも楽しいアニメでした。海の描写も美しくて、とてもCGとは思えないリアルさ。いろんな種類の魚が出てくるんですが、デフォルメしてあってもそれぞれの特徴をよく捉えていて、行動もそれらしく描かれている。わたしは淡水魚飼育をしているので、歯科医の水槽の場面が妙にリアルでおかしかったです。
……よくよく考えると、海水魚のはずのニモが淡水魚水槽に入っているのはヘンなんですが。でもそれを言ったら「マーリンたちが深海まで沈んでいってアンコウに食われそうになるのからしてヘンじゃんか」と一緒に見た友人に諭されました。「そうだね。深海に潜っていったら水圧で潰れちゃうもんね」と答えたら「その前に水温が低くて死ぬって」とツッコミが。どうも噛み合わない二人です。

年末にハワイに行ってきました。
シュノーケリングをして熱帯魚を間近に見られたのは楽しかった。「この木なんの木(日立の木)」も見てきました。

「飛ぶ教室」

2003年12月24日
その後、どうも「明るい旅情」に乗り切らず、ふらりと入った書店で思わず勢いで以下の3冊を購入。

「ホメロスを楽しむために」阿刀田高、新潮文庫
「飛ぶ教室」エーリヒ・ケストナー、講談社文庫
祝・映画化! カイシャの近くで上映してるのに、ヒマがなくてなかなか見に行けない。新年になってもやってるかな?
「指輪物語 追補編」JRRトールキン、評論社文庫
追補編……ハードカバーを買いながら、まだ一字も読んでいなかったのに、文庫版が出ちゃったから買っちゃった(涙)。でも、これで通勤電車で読むことができます。

で、早速以下の1冊を読了。
■(読了)「飛ぶ教室」エーリヒ・ケストナー、講談社文庫
20世紀初頭の、ドイツの寄宿学校の仲間たちの、クリスマス前の生活。
時期的にとってもタイムリーでした。
中学のときに一度読んだはずだったのですが、そのときはあまり面白いと思わなかった。でも今回再読して、寄宿舎の先生と、生き別れのお友達との関係に萌え(ああ〜ごめんなさい)。
寄宿舎時代に深い信頼と友情を育んだ二人は、大人になってからも親しく付き合っていましたが、医者になった片方が、子どもと、ついで妻を失った後、どこかへ出奔して行方不明になってしまう。もう一人は、母校の先生になって 結 婚 も せ ず (多分。だって奥さんの話はまったく出てこないし/笑)懐かしい友との友情を胸に抱き続けているのです……。
ほかにも、子どもたちのなかで、乱暴者とちびの弱虫が妙に仲がよかったり、親に捨てられた子が将来を夢見ながら「田舎に家を買って、子どもをたくさん作る。そこに●●がやって来て絵を描くだろう」って、仲間は5人いるのに一人だけ名指しですか?という突っ込みどころ満載な児童文学でした。
四方八方とドイツの方向へ向けて平謝りしつつ。



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