土曜は実家に帰って一泊。
夜、本が山と放り込んであるロフトに敷いてある布団に入ってから、その辺に埋もれているBLマンガを枕元に積み上げて読み始める。至福(笑)。
読んだのは、山田ユギ「ピクニック」、高井戸あけみBFCシリーズ、それと松崎司のマッチョ受けマンガ(笑)。
どれもこれもおもしろかったのだけれど、山田ユギってどうしてこう描くマンガ描くマンガはずれがなくておもしろいのだろう、とあらためて思う。しかもどの話も既読感がないし。

先日買ったLet’s Noteに無線LANがついてるようなので、実家のネットワークに設定するために持って帰ったのだけれど、4年も前に構築したネットワークの設定を思い出せず撃沈。
父のパソコンのオフィスと、大昔にネットで拾ったフリーソフトの、テキストをツリー構造で保存できるエディタとソリティアだけ入れて帰宅。
(夜の)仕事用のパソコンにゲーム入れるのって自殺行為なんだけど……。
ツタヤの半額キャンペーンで借りた1枚。
ラブコメだと信じてロマンスの棚を探しても見つからず、それじゃあコメディでも見るか、と思って反対側の棚を振り返ったらそこに!!
そっか。ラブ要素はないのか。
でもとってもキュートでかわいい映画でした。ありえないけどね(笑)。

出てくる女性は最初敵だと思っても途中でいい人だとわかり、男性はみんなダメ男か、個性をほぼ剥奪されて主人公の成功の証としてしか存在しない点、ジャンプマンガの女性版だなぁと思いました。
そういう爽快感があります。

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2006/10/27 ¥1,490
夜のお仕事(笑)関係資料。
……もっと早くこの本の存在を知っていれば!!

本人が元検事だからか裁判関係により紙幅を割いていて、実際知りたいその前段階は物足りなかったものの、量刑なんかを具体的な数字を挙げて説明していて非常に参考になりました。

ISBN:4062637324 文庫 河上 和雄 講談社 ¥650
仕事用の資料本を探しに池袋のJ堂へ行き、目当ての本は「経費で買ってもらおうっと」と買わなかったくせに自分のお楽しみ本を購入。
本当は、最近あちこちでウワサを聞く陸上小説「一瞬の風になれ」を探していたのだけれど、ふと平台に、これと合わせて紹介されることの多い三浦しをん「風が強く吹いている」を発見。こっちでもいっか〜と思って手に取ってみたら、なぜ?わたしの手の中にはその隣に並んでいた同じ作者の「シュミじゃないんだ」が入っているの???
でも最初の方をぱらぱらとめくって、某直木賞作家T村K女史の「G田刑事シリーズ」について触れてあるところがあって(しかも義兄とのカプが一緒らしいと知り)そのままお買い物かごへ。
家に帰って一気読みしてしまいました。

ああ〜。思い切り、心ゆくまでBLマンガが読みたくなった!
もちろん前半の有名どころはそれなりに押さえていたのだけれど、後半になるにつれて漏れが!
それにしても、本当にこの直木賞作家ったらセキララなんだから。

ISBN:4403220487 単行本 三浦 しをん 新書館 ¥1,470
上の本と一緒に購入。
最近、J堂のBLマンガコーナーで東京漫画社のマンガフェアを行っていて、平台に並べられているのでつい端から気になるのを順に読んでます。
(だけど、上記直木賞作家が大絶賛、とPOPの立っていたマンガはまだ手を出していない……)
最近のキラキラしいBLマンガは苦手なお年寄りのBL読みなので、これくらいのしっぽりさが性に合ってます。

この2冊と、年2回刊の「Indoor Green Style」というインテリアとしての植物雑誌を購入。

ISBN:4902671190 コミック ヤマダ サクラコ 東京漫画社 ¥630
作家ジェシーはパリの本屋の朗読会で、9年前にユーロトレインの中で知り合い、恋に落ちたセリーヌと再会する。かつて再会の日を決めていながら、果たすことのできなかったふたりは、9年分の埋め合わせをするかのごとくお互いのことを語り合う。しかし、ジェシーの帰国便は85分後。ふたりには短すぎる時間だった。 イーサン・ホーク、…


と、いうわけで続編。
こちらはさらに素敵。ほとんど80分間しゃべりっぱなし。その中でだんだん見えてくるそれぞれの9年間。そして、最後のジェシーの台詞とその直後の暗転に「やられた〜」って思いました。
よく使われるしいろんな意味を持つ言葉ですが、ホントに粋だなぁ。

と、言うわけでそのままネットで探して2本ともDVD購入しました。(でもこちらは「在庫取り寄せ」になってたんだけど、きっともうないだろうな……。)

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/07/14 ¥1,500
恋というものは理屈ではなく、化学反応のように進行していくもの。本作を観れば、そう確信するはずだ。列車の中で偶然に出会った男と女が、ウィーンの街を歩きながら、たがいへのときめきを高めていく一夜の物語。ドキュメンタリーのような自然な会話とカメラワークで、スリリングな愛の駆け引きが描かれる。監督は、本作でベルリン国際映…


リンク貼らせていただいている秋林瑞佳さんが以前お薦めされてたと思う。ずっとレンタル屋さんでDVDを探していたものの、続編はあってもこの前作がなくて見られなかった。
8月から住んでる街には地元民でないと登録できないショボいレンタル屋さんしかなく、乗換駅のTSUTAYAは駅の反対側なので行く機会がなく……。
でも連休なので買い物に出たついでに行ってみたら、池袋TSUTAYAの充実ぶりったら! ようやくこのDVDにも巡り会えたので借りてきました。

いやはや。なんとも素晴らしい! ほとんど二人の会話だけで成立しているのに、それがまったく飽きさせず、すごく自然。
続編が作られているのは知っていたので最後の再会の約束が果たされないことは知っていましたが、それでもステキ。
我慢できずに休みの間にまた池袋まで出て続編も借りてきました。

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2005/11/18 ¥1,500
マンハッタンの高級ホテルで働くメイドが、ひとつの嘘をきっかけに、未来の大統領候補と言われる政界のサラブレッドと恋に落ちる。だが、嘘から始まった恋は果たして成就するのだろうか…。ジェニファー・ロペスとレイフ・ファインズが共演したラブ・ストーリー。監督は『スモーク』などを手がけた実力派のウェイン・ワン。 ゴシップ…


11月最初の3連休はロマンス映画三昧でした(笑)。
心が疲れているときには、頭を使わずに見られて最後に必ずシアワセ気分に浸れるのがわかっているロマンス映画よね〜。
BL小説orマンガでも同じ効能があるのですが、目も疲れていると字が追えなくて。

これは、以前CATVで放映していたのを録画したもの。
明らかに現代版「シンデレラ」。だからきっと最後はヒーローがヒロインの家を探して歩くものだと信じていたら(その伏線もあったし)交わされた。でもこのエンディングもよろし。
上手く本家取りされてました。かわいらしいお話です。

DVD ソニー・ピクチャーズエンタテインメント 2004/08/04 ¥2,090
予告通りレディースデイ(かつ映画の日)に新宿武蔵野館レイトショーで見てきました。

カリブ海に浮かぶケイマン諸島は、税金が免除される“タックス・ヘイヴン”だ。世界中から島に集まってくる金持ち相手に働くシャイは、裕福なボスの娘・アンドレアと恋に落ちる。しかしアンドレアの父と兄は、交際に大反対。2人は人目を盗んで純愛を育んでいく。一方、脱税の容疑でFBIに追われ、アメリカから逃れてきたエリート・ビジネスマンのリドリーと、1人娘のピッパ。状況を何も知らされず、強引に島に連れてこられたピッパは父に反発。出会ったばかりのお調子者リッチーに誘われるまま、夜の街へ繰りだすが……。(goo映画より)


意外と楽しめました。同時並行で進む二つの話が、小さな島の中ですれ違ったり錯綜したりしてある一晩に瓦解する。
パズルのように組み合わされたバラバラのエピソードを自分の頭の中で当てはめて絵を作り上げていくような楽しみがありました。

とはいえ、アイデアとしてはとてもおもしろいんだろうけれど、二つの話の絡め方をわざと時間軸をずらしたり前後させたり回想させたりしていじくっているもので、わかりにくくしているから複雑に見えるだけで普通に時間軸通りに流したら意外と平凡な話なのかも、という気も。
いや、それをおもしろく描いたのだからいいんだけれど、もう少し整理されててもおもしろかったんじゃないかと。編集に不自然な部分も散見されたし、公開までの紆余曲折がかいま見えるようでした。

で、肝心のオーランドくんですが。
島の、裕福でなくあんまり将来のことも深く考えていない愛に生きるオニイチャン、という役は彼に合っていたのではないかと。
映画の中でも特に浮いてなかったし。そして、ちょっと小狡いあたりに人物の複雑さがかいま見えて、ああ、こういう役をやりたいんだね、というのがよくわかりました。
こういう役はおもしろいので、もっとどんどんこういう仕事をこなして欲しいなぁ。
顔を崩したことが話題になっているけれど、そっちよりも自分を慕う年下の友だちをいいように使って悪びれない辺りに、いままでの役にない深みを感じました。
エリス・ピーターズ、リンゼイ・デイヴィスと並ぶイギリスの歴史ミステリ作家だそうだ。
14世紀ロンドンで、検死官とその書記をしている托鉢修道士が連続殺人の謎を解く話。
ロンドンの町並みの不潔さは非常に伝わってくるのだけれど(笑)、それ以外の時代感覚は、前述の二人に比べると弱いかなぁ。
主人公二人のキャラ立ち(笑)にしても、いい線突いてるのにあと一歩踏み込みが足りないっていうか。一番キャラ立ちしてるのは幼い国王かも。この国王がこの先どうやって叔父である摂政から実権を奪っていくのか(その経過で、主人公sがどう絡んでくるのか)の方が気になって、シリーズの先を読みたくなります。

ISBN:4488219020 文庫 ポール・ドハティ 東京創元社 ¥840
一生の不覚!
オーランド・ブルーム主演&初プロデュース作「ヘイヴン」、ファンとしては万難を排して見に行かなければならないのに、気がついたら先週末で軒並み都内の上映が終わっていた!!!
あとは今週いっぱいやってくれてるはずの新宿武蔵野館のレイトショーに掛けるのみ。
とりあえず水曜の映画の日を目指すけれど、それを逃したら正規料金でも見に行かねば。<この辺がファンの風上にも風下にも置けない。
カウンセラーが、犯罪被害者遺族の方からの聞き取りなどを交えて、突然犯罪被害者遺族になったときにどういった心の動きをするのか、どう対処すればいいのか、また周りの人はどう支えてあげればいいのかなどを解説した本。
カウンセラーだからか、書き方もやわらかく(というかほとんど口語)読みやすかった。犯罪被害者遺族に限らず、傷ついている人にどう対処すべきか、考えさせられた。

ISBN:4487754909 単行本 小西 聖子 東京書籍 ¥1,785
ケン・ローチ監督の、今年のカンヌ映画祭パルムドール。
試写会で当たったのでみてきました。

アイルランド独立戦争から内戦にいたる時期に、兄弟の葛藤がそのまま分裂した国内の状況を表している。
多分、この悲劇は朝鮮半島で起きたことであり、いまイラクで起こっていることであり、わたしたちが知らないだけなんだろう。
そう思うと、いたたまれない。
「午前の光」の最終巻。
一つ前の「愛でなく」が非常に長い話だったからか、話的には大きな事件もなくさらっと終わったけれど、それにしたって意外な展開。そう来たか! さすが獣木野生である。

先日実家へ帰ったとき、なんとなーく午前の光のIとIIを読み返していたので、とってもタイムリーでした♪

ISBN:4403618499 コミック 獣木 野生 新書館 ¥557
池袋ジュンク堂で、「東京漫画社フェア」と銘打ってここの出版社のBLマンガが平積みされていた。この前読んでおもしろかった「えすとえむ」の原画と一緒くたにこの本の原画も展示されてたんですが、えーと、同一人物?

主におやじ受けの短編集。(あまりに短く括ってしまった)
なんか、短いのに独特の味のあるストーリーで思わず何度か読み返してしまった。
表題作の着眼点もステキだったが、同じカプで2編載っている話の受けのおやじが愛らしくてどうしようかと!!(笑)

ISBN:4902671646 コミック 舞妓 マリー 東京漫画社 ¥630
仕事で読んだ。

ISBN:4535584354 単行本 矢野 直明 日本評論社 ¥1,890
先月CATVでやってたリヴァー・フェニックスの特番を観た。
つくづくもったいない人を亡くしたよ……。

世の中の条理をすべて覆してでも望みが叶うなら、観てみたいのはリヴァー主演の「BANANA FISH」。

……その前に、まだ観てなかった「旅立ちの時」を観よう。

17歳のダニー(リヴァー・フェニックス)はピアニストを志望し、ピアノの先生の娘ローナ(マーサ・プリンプトン)を恋するようになるが、一線を越えることができない。なぜなら彼の両親(ジャド・ハーシュ&クリスティン・ラーティ)は、ベトナム戦争当時に反戦活動家としてナパーム工場を爆破した罪で今なお国警察に追われる身だったのだ…


DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2003/10/03 ¥1,575
久々にDVDを引っ張り出してきて観た。
やっぱり余韻の深い話だよなぁ。過去のカップルの表面上は抑制されているがために激しい恋がよいです。

ヴィクトリア朝時代の詩人を研究していたふたりがめぐり会い、やがて恋に落ちていく…。現在の男と女、そして19世紀、不倫関係にあったふたりの詩人。両者のラブストーリーがシンクロするように進行する、鮮烈な愛の佳作だ。現代のふたりを演じる俳優が適役で、文学研究者のヒロイン、モード役のグウィネス・パルトロウは終始、知的なたた…


というわけでデータを引っ張り出してきておどろいた。
なんと!いまは¥690円で買えるのか!!

DVD ワーナー・ホーム・ビデオ 2006/05/12 ¥690
金曜の午後、外出先で4時すぎに仕事が終わって、そのまま店終いしてしまいました。
初めての川崎で終わったので、「映画観て帰ろう!」と思ったものの、観たかったカポーティは時間が合わない。
他に観たいものもなかったので、結局有楽町まで戻って観ました。

「ティファニーで朝食を」などで知られる作家、トルーマン・カポーティの半生に迫ったドラマ。カンザスでの一家惨殺事件に興味を持った彼が、服役中の犯人に取材を試み、「冷血」として小説に書き上げるまでを描く。死刑を宣告された犯人を自作に利用しつつも、やがて親近感を覚えて戸惑うカポーティ。作品のために“冷血”になっていた彼…


むう。むう。むうううううう。
よい映画だったし、はっとする構図もあちこちにあってよかったけれど、でも、もっとカポーティと殺人犯との交流を濃密に書き込んで欲しかった気も。
(恋愛っぽさが感じられなかったよ……。「蜘蛛女のキス」とか、「羊たちの沈黙」とか、あれくらいの緊張感に満ちた話を期待していた)
オスカー取ったホフマンもよかったけど、犯人役の人も意外とよかった。繊細な様子から一転して恐ろしい表情をにじませるところなんか、すごいと思ったなぁ。
ウェストール新刊。というか復刊?
なんとオマケで宮崎駿を引っ張ってきた。ウェストールの故郷であり多くの作品の舞台にもなっているタインマスに行ってきた旅行記マンガとか、いろいろ入っているらしい。
まあね。ウェストールも飛びもの(飛行機のたぐい)好きだし、ハヤオと通じるところがあるのはわかる。

だが問題は。

すでに福武書店版を持っていることなんだよな(涙)。
買うか? 買うのか自分???

ISBN:4000246321 単行本 金原 瑞人 岩波書店 ¥1,680

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