サンキュー・スモーキング
2011年5月5日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~) コメント (4)
うわ、なんだか最近映画ばっかり見ていてまともに本を読んでいない(汗)。
これは、「BOY A」だけだと欝になってしまいそうなので、元気が出そうな映画も
あわせて借りてこよう、と思って散々悩んだ挙句、TSUTAYAのお薦めから
選んだもの。
別にアーロン・エッカートが好きなわけではないのに、気になる映画にはよく出演している印象がある。
「カンバセーション(ズ)」とか、「抱擁」とか印象に残ってるなぁ。
「ダークナイト」の議員さんもそうか。
これも、偽悪的な態度だけれど根は真摯な広告マンをよく演じていたと思う。
なにせ、立て板に水のごとく喋りが売りのキャラクタに違和感がなかったし。
タバコの広告マンという目の付け所が上手いので、逆に全体のストーリーは
オーソドックスにまとめた感じ。
(以下、ネタバレ感想をひと言)
そういえば、主人公の恋愛はメーンじゃなかった。
最後恋愛成就でハッピーエンド、じゃなかった。
それも好印象。
これは、「BOY A」だけだと欝になってしまいそうなので、元気が出そうな映画も
あわせて借りてこよう、と思って散々悩んだ挙句、TSUTAYAのお薦めから
選んだもの。
タバコ研究アカデミーのPRマンをするニック・ネイラーは、厳しさを増すタバコへの攻撃をかわすため連日マスコミの矢面に立って戦い続ける業界の顔。中でも、パッケージにドクロマークを、と息巻くフィニスター上院議員は目下最大の懸案事項。そんなある日、ニックは映画を使ってタバコのイメージアップを図る“スモーキング・ハリウッド作戦”の指揮を任される。一人息子のジョーイを連れ、ロサンジェルスへと渡ったニックは、さっそくハリウッドの大物エージェントと面会、タバコPRのための映画の企画を話し合う……。(Amazonより)
別にアーロン・エッカートが好きなわけではないのに、気になる映画にはよく出演している印象がある。
「カンバセーション(ズ)」とか、「抱擁」とか印象に残ってるなぁ。
「ダークナイト」の議員さんもそうか。
これも、偽悪的な態度だけれど根は真摯な広告マンをよく演じていたと思う。
なにせ、立て板に水のごとく喋りが売りのキャラクタに違和感がなかったし。
タバコの広告マンという目の付け所が上手いので、逆に全体のストーリーは
オーソドックスにまとめた感じ。
(以下、ネタバレ感想をひと言)
そういえば、主人公の恋愛はメーンじゃなかった。
最後恋愛成就でハッピーエンド、じゃなかった。
それも好印象。
BOY A
2011年5月4日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)
「わたしを離さないで」のトミーが「ソーシャル・ネットワーク」のCFOだという
衝撃の事実を知って呟いたらお友だちに笑われました(汗)。
でもってさらに、この映画の主人公も演じているとのこと。
これ、近所のTSUTAYAで見かけていて、いつも気になっていながら
「重い気分になりそうだから今日はやめておこう」と
思っていた映画でした。
なので、GWに満を持してレンタル。
やっぱり、最後に救いはないの?
そういう結末しかないのか?
罪は赦されないのか。どうしたら「赦し」が得られるのか。
人はやり直すことはできないのか。
いろいろなことを考えさせられるストーリーだったけれど、
過去の罪を犯すに至るまでの描写も、現在の、過去が白日に曝されてからの状況も
あまり執拗な描写がなくさらっとしているので、あまり深刻にならずに済んだ。
よく見たら、この映画はTVムービーだった様子。
描写の薄さはそのせいかしら。
でも、あまり感情に直接訴えない分、理性で考える余裕があるのは
制作側のさじ加減の上手さかも知れない。
そして、気弱そうで人がよさそうだけれどどこか腹の底に得体の知れないものを
抱えているような人物を、A.ガーフィールドが好演している。
トミーに通じるものがあって、なるほど、彼が最初、「ソーシャル・ネットワーク」の
ザッカーバーグ役を希望していた、というのも頷ける。
(と、どこかで読んだのだけれどソース失念。勘違いだったらゴメンナサイ。)
でもザッカーバーグはジェシーが演じてよかったと思う。
アンドリューだったらハンサムすぎて(笑)。
最初、ソーシャル・ネットワークでしかガーフィールドを知らなかったときには
スパイダーマンにはアクが薄すぎるような気がしていたけれど
この映画を見たら、いろいろな矛盾を抱えてヒーローをしている基本気弱な青年役は
けっこうイケルのではないか、という気がしてきた。
公開を楽しみに待ってます。
そういえば、私、ジェシー・アイゼンバーグの出た「イカとクジラ」も見たけれど、感想書いてなかったかしら?
衝撃の事実を知って呟いたらお友だちに笑われました(汗)。
でもってさらに、この映画の主人公も演じているとのこと。
これ、近所のTSUTAYAで見かけていて、いつも気になっていながら
「重い気分になりそうだから今日はやめておこう」と
思っていた映画でした。
なので、GWに満を持してレンタル。
“新しい名前”を選んだ“ジャック”。青年の心には大きな傷あとがある。決して消せない罪を背負っている。愛する人ができ、仲間ができたが、彼は問いかける。「僕はここにいてもいいの?」。ある日、事故現場に遭遇。幼い少女の命を助けたジャックだったが、この行為により、過去を白日に曝すことになるとは思いもしなかった…。主人公のアンドリュー・ガーフィールドは、ロバート・レッドフォード監督に「大変な掘り出し物!」と言わしめた。最新作はテリー・ギリアム監督、故ヒース・レジャー、ジョニー・デップ等と共演の『The Imaginarium of Doctor Parnassus』。
やっぱり、最後に救いはないの?
そういう結末しかないのか?
罪は赦されないのか。どうしたら「赦し」が得られるのか。
人はやり直すことはできないのか。
いろいろなことを考えさせられるストーリーだったけれど、
過去の罪を犯すに至るまでの描写も、現在の、過去が白日に曝されてからの状況も
あまり執拗な描写がなくさらっとしているので、あまり深刻にならずに済んだ。
よく見たら、この映画はTVムービーだった様子。
描写の薄さはそのせいかしら。
でも、あまり感情に直接訴えない分、理性で考える余裕があるのは
制作側のさじ加減の上手さかも知れない。
そして、気弱そうで人がよさそうだけれどどこか腹の底に得体の知れないものを
抱えているような人物を、A.ガーフィールドが好演している。
トミーに通じるものがあって、なるほど、彼が最初、「ソーシャル・ネットワーク」の
ザッカーバーグ役を希望していた、というのも頷ける。
(と、どこかで読んだのだけれどソース失念。勘違いだったらゴメンナサイ。)
でもザッカーバーグはジェシーが演じてよかったと思う。
アンドリューだったらハンサムすぎて(笑)。
最初、ソーシャル・ネットワークでしかガーフィールドを知らなかったときには
スパイダーマンにはアクが薄すぎるような気がしていたけれど
この映画を見たら、いろいろな矛盾を抱えてヒーローをしている基本気弱な青年役は
けっこうイケルのではないか、という気がしてきた。
公開を楽しみに待ってます。
そういえば、私、ジェシー・アイゼンバーグの出た「イカとクジラ」も見たけれど、感想書いてなかったかしら?
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わたしを離さないで (ハヤカワepi文庫)
2011年4月22日 読書記録第5紀(10.12~) コメント (4)
先日観た映画の原作を読んだ。
多層的な、うつくしい小説でした。
主人公ら3人の、子どもの頃からの濃密な、そしてけっして奇麗事で片付けられない複雑な関係の物語でもあり、表立っては明かされない、SF的な世界での人間のふるまいを描く物語でもあり、そんな特殊な状況を普通のものとして成長した主人公の目から描かれる世界のあり方の物語でもある。
それらが、主人公の回想として、小さな事実を積み重ねることで大きな物語を紡いでいくところは、あたかも作中でトミーが描く動物の絵のようです。
映画は映画でうつくしいと思いましたが、原作を読むと、映画はあまりにこの原作を表面的になぞっているだけで(もしくは、主要なエピソードをかいつまんでまったく別のシンプルな物語を再構築しているだけで)、別物であるなぁと思いました。
『日の名残り』『私たちが孤児だったころ』で高い評価を得た作家が送る、感動的な小説。心に残る友情と愛の物語の中で、世界と時間を巧みに再創造してみせる。
現在31歳のキャシーは、イギリスの美しい田園地方ヘールシャムの私立学校で、子ども時代を過ごした。そこでは子どもたちは外界から保護され、自分たちは特別な子どもで、自分たちの幸せは自身だけでなく、やがて一員となる社会にも、非常に重要だと教えられていた。キャシーはこの牧歌的な過去とはずいぶん昔に決別したが、ヘールシャム時代の友人二人と再会して、記憶に身をまかせることにする。
ルースとの交友が再燃し、思春期にトミーに熱を上げた思いが恋へと深まりはじめる中、キャシーはヘールシャムでの年月を思い返す。外界から隔絶された穏やかさと心地よさの中、少年少女がともに成長する幸せな場面を、彼女は描写する。だが、描写はそんな場面だけではない。ヘールシャルムの少年少女育成のうわべに隠れた、暗い秘密を示唆する不調和や誤解。過去を振り返ってはじめて、3人は自分たちの子ども時代と現在の生き方の真実が見え、それに対峙せざるを得なくなる。(Amazonより)
多層的な、うつくしい小説でした。
主人公ら3人の、子どもの頃からの濃密な、そしてけっして奇麗事で片付けられない複雑な関係の物語でもあり、表立っては明かされない、SF的な世界での人間のふるまいを描く物語でもあり、そんな特殊な状況を普通のものとして成長した主人公の目から描かれる世界のあり方の物語でもある。
それらが、主人公の回想として、小さな事実を積み重ねることで大きな物語を紡いでいくところは、あたかも作中でトミーが描く動物の絵のようです。
映画は映画でうつくしいと思いましたが、原作を読むと、映画はあまりにこの原作を表面的になぞっているだけで(もしくは、主要なエピソードをかいつまんでまったく別のシンプルな物語を再構築しているだけで)、別物であるなぁと思いました。
リトル・ミス・サンシャイン [DVD]
2011年4月3日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~) コメント (9)
先日NHKだったかで放映していたものを録画。
この映画が上映されていた頃、たしか「負け犬家族がナンチャラ」とか、そういう売り文句が付いていたと思うけれど、本当にでてくる家族みんな、人生自分の力では思うようにならない人たちばかりで、でもそれぞれ自分にも思い当たる負けっぷりなので、心が疲れているときにはなんともいえない痛痒い感じにさいなまれました。
終わり方も、けっしてハッピーエンドではなく。
でも、負け犬人生を肯定してくれるところが受け入れられたんだろうなぁと。
そしてもう1本HDDに入っているのは「サンシャイン・クリーニング」。
負け犬映画のタイトルにはサンシャインがよく似合う……と思ったら、こちらも「リトル・ミス~」と同じ制作陣なのね。
この映画が上映されていた頃、たしか「負け犬家族がナンチャラ」とか、そういう売り文句が付いていたと思うけれど、本当にでてくる家族みんな、人生自分の力では思うようにならない人たちばかりで、でもそれぞれ自分にも思い当たる負けっぷりなので、心が疲れているときにはなんともいえない痛痒い感じにさいなまれました。
終わり方も、けっしてハッピーエンドではなく。
でも、負け犬人生を肯定してくれるところが受け入れられたんだろうなぁと。
そしてもう1本HDDに入っているのは「サンシャイン・クリーニング」。
負け犬映画のタイトルにはサンシャインがよく似合う……と思ったら、こちらも「リトル・ミス~」と同じ制作陣なのね。
ある日どこかで (映画)
2011年4月3日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)舞台の初演を終えた脚本家リチャード(クリストファー・リーブ)のもとに、一人の老婦人が現れる。「帰ってきて」という言葉とともに金時計を手渡して立ち去った彼女。8年後、リチャードはあるホテルの資料室に飾られた一枚の写真に心惹かれる。写っていたのは1912年にそのホテルで公演した女優エリーズ (ジェーン・シーモア)。彼女こそ、あの老婦人の若き日の姿だった。エリーズへの想いが日増しに募るリチャードは、ついに時空を超えて彼女に会おうと試みるが・・・・。 (Amazonより)
以前、タイムスリップ・ラブロマンスがマイブームだった折に、この映画の原作にも手を出した。
が、あまりに冗長な導入部分に、主人公が過去へタイムスリップする前に挫折。
長らく放置していたのだけれど、TOHOシネマの「午前10時の映画祭」で上映しているのを知り、みてきました。
導入部分からかなり脚色されていて、最初のシーンからゾクゾクするほど切ない話になっていました。
まあ、タイムスリップのSF的説明は呆れるほど簡単だし、タイムスリップ・ラブロマンスで一番難しいラストの締め方は、一昔前なら許されただろう●●ネタだし、「タイムスリップもの」としてはあまり評価できないのですが。
「ラブロマンスもの」としては大変満足でした。
なんと言ってもクリストファー・リーブのスタイルのよさが!! なんて正統派スーツの似合う体型なんでしょう。コリン・ファースもかくや、という見事な逆三角形で惚れ惚れしました。
さらにはヒロインであるジェーン・シーモアも可愛らしく気品があって。
この2人が、午後の陽光きらめく湖畔の森で初めて直接顔をあわせるシーンの美しさといったら、エリーズ求めて数十年をタイムスリップしてきたリチャードはさておき、エリーズだってそりゃもう一目惚れするだろうよ、というくらいの素敵なシーンでした。
堪能。
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金曜から月曜までのできごとなど
2011年3月14日 つれづれ コメント (3)まずは、今回の地震で被害にあった皆様にお見舞い申し上げます。
私は麹町(千代田区)の職場(ビルの7階)で仕事をしていたときに地震に遭いました。
揺れ始めたときにはしばらく様子見をしていたけれど、
どんどん揺れが大きくなるので一人が机の下に隠れたのを機に机の下に。
机からは山脈を作っていた書類が雪崩れる(汗)。
机の下で、オフィスサンダルから履いてきたブーツに履き替え、
支給されていた災害袋に貴重品や携帯電話やマスク(<これ重要)を入れつつ待機。
揺れが収まったところで避難の放送が入ったので、非常階段から下に下りた。
外で待機していると、防災センターの人が、それ以降の勤務免除と、
30分待ってから順次荷物を取りに戻るよう指示。
が、第1陣がビルに入るか入らないかというタイミングで再び大きな揺れ。
多分こちらが茨城沖の地震。
外から見ると、10階建ての職場のビル全体が揺れているのが分かった。
カーテンウォールのガラスもたわんでいた。
8階以上のフロアではキャビネットも倒れたらしい。
ようやく余震が治まってからオフィスに戻る。ネットで地震情報を確認してから
PCを落とし、必要なものをバッグに入れて(災害袋の中身(災害帰宅マップ含)、
デスクで使っているティッシュ(花粉症だから)、備蓄お菓子等)、
同じ課で隣り駅に住んでいる男性と、同じ方向に帰る他部署の人たち計6人で
17時に職場を出発。
職場に残る人も多かったけれど、大部分は帰っていた。
以下、歩きながら書いたメモに一部補足。
17:00 会社(麹町)発
靖国通り沿いを東へ。そのまま14号線に入る。
実家へは電話が通じない。霞ヶ関に勤めている姉の携帯とつながり、
実家と姉の家族の無事を確認。
17:30 九段下
麹町消防署では、署員に向けて市原のコンビナートへ向かうよう放送が入っていた。
死亡者の出た九段会館前に人だかりがしていた。←事故があったことは知らなかった
小川町でビル壁落ちてた。
スポーツ用品店でスニーカー安売りしてた。
18:00 淡路町
18:30 隅田川
19:00 錦糸町
19:20 錦糸町の飲み屋で休憩
やっと実家に電話が繋がる。出発前に送っていた無事を知らせるメールは読めていた模様。
ここから、北へ向かう2人と東へ向かう4人に分かれる。
21:15 歩き始め
自転車店が深夜営業していた。かなり売れたらしい。
21:30 亀戸
帰宅グループでたまたま交通情報をチェックした人が、都営新宿線再開情報入手。
たまたま目の前にあった交番で最寄の新宿線の駅を尋ねると、
ちょうどそこの角を曲がって徒歩10分ほどで東大島駅に着くと聞く。
22:20 東大島
22:40ごろ電車着
電車はすし詰め。時速25km以下の徐行運転。
23:15 本八幡(終点)着。ここからまた歩き始める。
23:45 下総中山
クリーニング店の壁がごそっと(1.5m×2mくらい)落ちてた。
道路のひびから水が湧き出ていた。
かなり脚に来ている。
23:55 本中山公民館で休憩
0:15 出発
0:30 1人が別れる
1:15 帰宅。さらに遠方に住んでいる2人に寄って休んでもらう。
ガスが点かない。→初めて復旧ボタンを押した
4:00 なけなしの布団を総動員して2人を寝かせる。
7:00 起きる。
週末なのでほとんど食糧はないものの、ありもののキャベツとベーコンとしめじの
コンソメスープと、卵焼きと、朝から開店しているベーカリーで買ってきたパンで朝ごはん。
10:00 電車が動き始めたので、泊まっていた2人が帰宅。
駅まで送りがてら、物流が滞ると食糧が値上がりするかも,と思って
駅前で1週間の食糧を買出しして帰る。
(いつも週末に1週間分の食糧を買い込んでいるので通常の行動です。念のため)
職場から自宅まで、直線距離で約20km。
途中で電車に乗れたのでよかったが、5時間半歩いた。
知人と一緒に歩けたことと、
出発するときに「錦糸町で休憩入れてご飯を食べよう」
そこから出発するときには「江戸川を越えて千葉県に入ればタクシー拾えるかも」
と、2~3時間先の目標を順次設定して歩いたことで
歩き続ける元気が出たかも。
あ、あと金曜はカジュアル・フライデーなので、Gパンとヒールの太いショートブーツだったので
動きやすかった、というのもあるかも。
人はみんな黙々と歩いていた。
おかしな言動をする人も、我先に、という行動をする人もいなかった。
14号線はずーっと渋滞していたけれど、無理な割り込みをする車も
クラクションを鳴らす車もなかった。
歩いている間心配だったのは、愛魚のベタの水槽がキッチンカウンターから
落ちて割れていないか、ということ。
ベタの命は諦めるとしても、水槽に入れているヒーターが露出したままだと
火事になる恐れがある。
でも、家の中は意外なほど無事だった。
水槽はもちろん、棚に飾っていた陶器の置物も、壁側にもたれるように倒れていて
壊れなかったし。
作り付けの食器棚にはロックが付いていたので食器はすべて無事。
引出キャビネットが全部飛び出していたのは驚いたけど(笑)。
でも、ベタ水槽に入れている浮き草が水面より7センチくらい上のガラス面に
張り付いていたので、それくらいは揺れたんだろう。
土曜は落ち着かないままニュースを見聞きしつつ,10時に就寝。
翌朝は疲れが取れずにだらだら過ごしてしまったけれど、
以前からお友だちとご飯を食べる約束があって
「こういうときこそ、おいしいものを食べてお友だちとおしゃべりして気持ちを立て直そう!」
と思って行ってきました、ジビエのお店。
肉食ったー、酒飲んだー。
で、月曜。
首都圏各線が計画停電の影響で間引き運転とは聞いていたけれど、
ここまで乗れないとは!!
3線利用できる駅なのだけれど、そのうち1本は東京へ行かない路線とはいえ
1本(JR)は全休、おかげで私鉄は入場規制していて長蛇の列。
携帯電話での情報収集に限界を感じて、いったん帰宅してPCで情報収集したところ、
うちから20分くらい歩いたところにある別路線が動いているらしいことを発見。
カイシャからカジュアルウェアでの出勤も可、との連絡があったので
Gパンとスニーカーに履き替えて駅に向かったところ、ガラ空きで
のんびり出勤できました。
が、問題は帰宅時。
残業せずに早めに退勤したため、自宅のある駅から3つ先の駅まではスムーズに
帰れたのに、そこからあと3駅分が遠かった(涙)。
入場規制で1時間待ち。ホームに入ってからも電車を待ち、駅ごとに時間調整で
止まるのを待ち、結局職場を出てから3時間かけて帰宅しました。
(普通なら1時間ちょっとで帰れる)
明日はどうなるか分かりませんが、仕事を持ち帰ったので
自宅勤務にしたいなぁ……。
私は麹町(千代田区)の職場(ビルの7階)で仕事をしていたときに地震に遭いました。
揺れ始めたときにはしばらく様子見をしていたけれど、
どんどん揺れが大きくなるので一人が机の下に隠れたのを機に机の下に。
机からは山脈を作っていた書類が雪崩れる(汗)。
机の下で、オフィスサンダルから履いてきたブーツに履き替え、
支給されていた災害袋に貴重品や携帯電話やマスク(<これ重要)を入れつつ待機。
揺れが収まったところで避難の放送が入ったので、非常階段から下に下りた。
外で待機していると、防災センターの人が、それ以降の勤務免除と、
30分待ってから順次荷物を取りに戻るよう指示。
が、第1陣がビルに入るか入らないかというタイミングで再び大きな揺れ。
多分こちらが茨城沖の地震。
外から見ると、10階建ての職場のビル全体が揺れているのが分かった。
カーテンウォールのガラスもたわんでいた。
8階以上のフロアではキャビネットも倒れたらしい。
ようやく余震が治まってからオフィスに戻る。ネットで地震情報を確認してから
PCを落とし、必要なものをバッグに入れて(災害袋の中身(災害帰宅マップ含)、
デスクで使っているティッシュ(花粉症だから)、備蓄お菓子等)、
同じ課で隣り駅に住んでいる男性と、同じ方向に帰る他部署の人たち計6人で
17時に職場を出発。
職場に残る人も多かったけれど、大部分は帰っていた。
以下、歩きながら書いたメモに一部補足。
17:00 会社(麹町)発
靖国通り沿いを東へ。そのまま14号線に入る。
実家へは電話が通じない。霞ヶ関に勤めている姉の携帯とつながり、
実家と姉の家族の無事を確認。
17:30 九段下
麹町消防署では、署員に向けて市原のコンビナートへ向かうよう放送が入っていた。
死亡者の出た九段会館前に人だかりがしていた。←事故があったことは知らなかった
小川町でビル壁落ちてた。
スポーツ用品店でスニーカー安売りしてた。
18:00 淡路町
18:30 隅田川
19:00 錦糸町
19:20 錦糸町の飲み屋で休憩
やっと実家に電話が繋がる。出発前に送っていた無事を知らせるメールは読めていた模様。
ここから、北へ向かう2人と東へ向かう4人に分かれる。
21:15 歩き始め
自転車店が深夜営業していた。かなり売れたらしい。
21:30 亀戸
帰宅グループでたまたま交通情報をチェックした人が、都営新宿線再開情報入手。
たまたま目の前にあった交番で最寄の新宿線の駅を尋ねると、
ちょうどそこの角を曲がって徒歩10分ほどで東大島駅に着くと聞く。
22:20 東大島
22:40ごろ電車着
電車はすし詰め。時速25km以下の徐行運転。
23:15 本八幡(終点)着。ここからまた歩き始める。
23:45 下総中山
クリーニング店の壁がごそっと(1.5m×2mくらい)落ちてた。
道路のひびから水が湧き出ていた。
かなり脚に来ている。
23:55 本中山公民館で休憩
0:15 出発
0:30 1人が別れる
1:15 帰宅。さらに遠方に住んでいる2人に寄って休んでもらう。
ガスが点かない。→初めて復旧ボタンを押した
4:00 なけなしの布団を総動員して2人を寝かせる。
7:00 起きる。
週末なのでほとんど食糧はないものの、ありもののキャベツとベーコンとしめじの
コンソメスープと、卵焼きと、朝から開店しているベーカリーで買ってきたパンで朝ごはん。
10:00 電車が動き始めたので、泊まっていた2人が帰宅。
駅まで送りがてら、物流が滞ると食糧が値上がりするかも,と思って
駅前で1週間の食糧を買出しして帰る。
(いつも週末に1週間分の食糧を買い込んでいるので通常の行動です。念のため)
職場から自宅まで、直線距離で約20km。
途中で電車に乗れたのでよかったが、5時間半歩いた。
知人と一緒に歩けたことと、
出発するときに「錦糸町で休憩入れてご飯を食べよう」
そこから出発するときには「江戸川を越えて千葉県に入ればタクシー拾えるかも」
と、2~3時間先の目標を順次設定して歩いたことで
歩き続ける元気が出たかも。
あ、あと金曜はカジュアル・フライデーなので、Gパンとヒールの太いショートブーツだったので
動きやすかった、というのもあるかも。
人はみんな黙々と歩いていた。
おかしな言動をする人も、我先に、という行動をする人もいなかった。
14号線はずーっと渋滞していたけれど、無理な割り込みをする車も
クラクションを鳴らす車もなかった。
歩いている間心配だったのは、愛魚のベタの水槽がキッチンカウンターから
落ちて割れていないか、ということ。
ベタの命は諦めるとしても、水槽に入れているヒーターが露出したままだと
火事になる恐れがある。
でも、家の中は意外なほど無事だった。
水槽はもちろん、棚に飾っていた陶器の置物も、壁側にもたれるように倒れていて
壊れなかったし。
作り付けの食器棚にはロックが付いていたので食器はすべて無事。
引出キャビネットが全部飛び出していたのは驚いたけど(笑)。
でも、ベタ水槽に入れている浮き草が水面より7センチくらい上のガラス面に
張り付いていたので、それくらいは揺れたんだろう。
土曜は落ち着かないままニュースを見聞きしつつ,10時に就寝。
翌朝は疲れが取れずにだらだら過ごしてしまったけれど、
以前からお友だちとご飯を食べる約束があって
「こういうときこそ、おいしいものを食べてお友だちとおしゃべりして気持ちを立て直そう!」
と思って行ってきました、ジビエのお店。
肉食ったー、酒飲んだー。
で、月曜。
首都圏各線が計画停電の影響で間引き運転とは聞いていたけれど、
ここまで乗れないとは!!
3線利用できる駅なのだけれど、そのうち1本は東京へ行かない路線とはいえ
1本(JR)は全休、おかげで私鉄は入場規制していて長蛇の列。
携帯電話での情報収集に限界を感じて、いったん帰宅してPCで情報収集したところ、
うちから20分くらい歩いたところにある別路線が動いているらしいことを発見。
カイシャからカジュアルウェアでの出勤も可、との連絡があったので
Gパンとスニーカーに履き替えて駅に向かったところ、ガラ空きで
のんびり出勤できました。
が、問題は帰宅時。
残業せずに早めに退勤したため、自宅のある駅から3つ先の駅まではスムーズに
帰れたのに、そこからあと3駅分が遠かった(涙)。
入場規制で1時間待ち。ホームに入ってからも電車を待ち、駅ごとに時間調整で
止まるのを待ち、結局職場を出てから3時間かけて帰宅しました。
(普通なら1時間ちょっとで帰れる)
明日はどうなるか分かりませんが、仕事を持ち帰ったので
自宅勤務にしたいなぁ……。
英国王のスピーチ
2011年3月6日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)
うっかり記録を残していなかったけれど、たしかアカデミー賞後地震前の土曜に見た気がするので仮にこの日に感想を書いておく。(2011.4.4記す)
感想と言っても、取り合えず「コリン・ファースの正装ばんざい!」とだけ(笑)。
あ、あとジェフリー・ラッシュおじさんとコリン・ファースというスタイルのいい2人に長いコートを着せて朝霧の公園を歩かせるなんて、監督は何を狙っているのかと。
さらに言えば、修道士カドフェル好きとしては、聖職者役のデレク・ジャコビがみられて本望です。
全然映画の感想になっていなくてすみません……。
先ほどNHKプレミアムで「真珠の耳飾の少女」についての番組をやっていてふと調べて、映画「真珠の耳飾の少女」のフェルメールがコリン・ファースだったと知って驚く。
あれもなんというか色気のだだ漏れなストイックな恋愛映画であったなぁ。(……あれ”も”って?)
感想と言っても、取り合えず「コリン・ファースの正装ばんざい!」とだけ(笑)。
あ、あとジェフリー・ラッシュおじさんとコリン・ファースというスタイルのいい2人に長いコートを着せて朝霧の公園を歩かせるなんて、監督は何を狙っているのかと。
さらに言えば、修道士カドフェル好きとしては、聖職者役のデレク・ジャコビがみられて本望です。
全然映画の感想になっていなくてすみません……。
先ほどNHKプレミアムで「真珠の耳飾の少女」についての番組をやっていてふと調べて、映画「真珠の耳飾の少女」のフェルメールがコリン・ファースだったと知って驚く。
あれもなんというか色気のだだ漏れなストイックな恋愛映画であったなぁ。(……あれ”も”って?)
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米ドラマ「デクスター」の原作本。
ドラマはシーズン1放送開始時のニューズウィークの海外ドラマ特集号におまけDVDで予告編が入っていて、面白そうだと思ったのにCATVの契約がなかったので見られなかった。
最近、読む本ないなぁと思って書店に行くと、なぜかこのシリーズが目に留まるものの、たいていこのシリーズの2,3巻しか置いていない。
調べてみると、1巻は絶版で古本でも高値で売買されている模様。
ようやく原価に近い価格のものを見つけて読んでみた。
設定が秀逸。
闇の仕置き人といっても、デクスターは義憤に狩られているわけではなくて、幼女でなく少年でなく娼婦でなく、たまたた(でもないけれども)連続殺人の対象が極悪人だっただけのシリアルキラー。
他人の痛みや愛に共感する能力が欠如していて、それをちょっぴり悲しがっているペーソス漂う?サイコパスなのが可愛い。
でも、設定が秀逸な割りに小説としてはバランスの悪さを感じる。どこが、とはっきりはいえないのだけれど。
ドラマはシーズン1放送開始時のニューズウィークの海外ドラマ特集号におまけDVDで予告編が入っていて、面白そうだと思ったのにCATVの契約がなかったので見られなかった。
最近、読む本ないなぁと思って書店に行くと、なぜかこのシリーズが目に留まるものの、たいていこのシリーズの2,3巻しか置いていない。
調べてみると、1巻は絶版で古本でも高値で売買されている模様。
ようやく原価に近い価格のものを見つけて読んでみた。
デクスター・モーガン。表の顔はマイアミ警察の鑑識技官であり、人当たりのよい好青年。だが裏の顔は―殺人衝動を抑えきれず、満月の夜に悪人を狩る闇の仕置人だった!あるときデクスターは、警察官である妹のデボラから、一滴の血も残っていないという奇妙な連続殺人事件の捜査を手伝ってほしいと頼まれた。殺人鬼の心理を知りつくすデクスターは、手がかりを猛追跡し真相に肉薄してゆくが、やがて犯人とのおかしなシンクロニシティが起こりはじめる。殺人者の正体はいったい?次の獲物は?数多のミステリー賞にノミネート、米で放映中のドラマも話題沸騰の大人気ミステリー。
設定が秀逸。
闇の仕置き人といっても、デクスターは義憤に狩られているわけではなくて、幼女でなく少年でなく娼婦でなく、たまたた(でもないけれども)連続殺人の対象が極悪人だっただけのシリアルキラー。
他人の痛みや愛に共感する能力が欠如していて、それをちょっぴり悲しがっているペーソス漂う?サイコパスなのが可愛い。
でも、設定が秀逸な割りに小説としてはバランスの悪さを感じる。どこが、とはっきりはいえないのだけれど。
「老いぼれ腰抜け」亭の純情
2011年2月24日 読書記録第5紀(10.12~) コメント (2)これまでも結構気の多かったジュリー警視だが、ジェーンなる若き未亡人に会った途端に本格的な恋心に取り憑かれてしまった。だが気になるのは、その美貌を時折り暗い影がよぎることだ。謎を解く鍵は亡くなった夫の過去にある。かつてジェーンが夫と暮らしていたという湖水地方へ行ってみたい、と思った矢先に予想外の事件が…。
マーサ・グライムズ、498ページ、出版社: 文藝春秋 (1993/12)、ISBN-13: 978-4167218133
(Amazonより)
……だから何故アマゾンから書影を引っ張ってこれないんだ?(嘆息)。
まあいい。気を取り直して。
これはマーサ・グライムズというアメリカの女性作家による、イギリスのスコットランド・ヤードの警視と爵位を返上した元貴族が仲良く事件を解決する(<すごく間違っている)、なんというか「憧れる対象のイギリス」を舞台にしたミステリのシリーズです。
で、この二人が女性からモテモテなのはなんというかライトノベル?という感じのノリなのですが、この小説のいいところは、健気でこまっしゃくれた子どもたちと、飄々として斜に構えている老人たちの個性的なキャラクター造型。ホントにいい味だしてます。
ちなみにこの本はシリーズの第11巻め。
シリーズはすでに絶版でBookOffオンラインで入手して、しばらく放置していたのをふと思い立って読み始めたのですが、いったい自分が何故、このシリーズの途中の巻を買おうと思ったのか、それが思い出せない……。
でもおもしろかったので1巻から読んでみようと思います。
ヒゲのウヰスキー誕生す (新潮文庫)
2011年2月23日 読書記録第5紀(10.12~)
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私の婚活恋愛術 [DVD]
2011年2月19日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)
最近オーランド・ブルームの情報をとんと追いかけていなかったら、いつの間にか結婚して子どもも生まれていた(というかできちゃった婚)、と知ってちょっとショックを受けておりました(笑)。
そういやサイコな医者役のインディーズに出ていたよなぁ、日本では公開されないだろうけど、DVDでも出てないかしら、とぐぐっていたら、そちらは見つからなかったものの、この映画にカメオ出演しているとのこと。
慌てて密林でぽちっとしてみた次第。
ラブがあってコメディだけどいわゆるラブコメではありませんでした。
バリキャリ(死語?)だけどキュートで、身持ちが固いわけではないけれど恋愛には臆病な主人公が、奇妙な友人たちの仲を取り持とうとドタバタしている間に自分自身の愛を見失いそうになる……というか、無意識に自分自身の気持ちから目を逸らしてる?というあたりが妙に共感できたり。
ゲイの友だちが一目ぼれした相手を、主人公や友だちの伝手で探し出すのだけれどなかなかブラインドデートのセッティングが出来ず、その間に友達たちが相手に一目ぼれしたゲイのことをあちこちから話すものだから「ブラインドデートにならないじゃん!」とヤキモキする友だちとか。
で、主人公とそのお相手よりも、主人公とこのゲイの友だちとの友情のほうが多く描かれていたり、そういう一筋縄ではいかないラブコメなところが、ハリウッドではなくイギリス映画らしいのですが、主演はブリタニー・マーフィ。だからか、主人公のことは「イギリス人だけど子どもの頃からアメリカで育ったのでアメリカ英語を話す」という設定をこれでもか、と繰り返すのが可笑しかった。
DVDスルーだったようですが、なかなか掘り出し物の映画でした。
肝心のオーランドはホントにカメオで、しかもこのシーンは撮影当初にすでにYouTubeで”イギリスのコメディドラマの1シーンらしい”という話で出回っていた映像だったので、新鮮味はなかったものの逆に「ここに当てはまるのか!」と感動。
そして、ブリタニー・マーフィが一昨年なくなっていたことも今さら気づいてしんみりしてしまったり。享年32か。
ちっちゃくてキュートで元気いっぱいで、可愛かったのに残念。今さらながらご冥福をお祈りします。
そういやサイコな医者役のインディーズに出ていたよなぁ、日本では公開されないだろうけど、DVDでも出てないかしら、とぐぐっていたら、そちらは見つからなかったものの、この映画にカメオ出演しているとのこと。
慌てて密林でぽちっとしてみた次第。
リュック・ベッソン&デヴィッド・フィンチャー製作総指揮
ブリタニー・マーフィ主演のお洒落でちょっぴりHなロマンティック・コメディ!
【ストーリー】
UKヴォーグ誌でアシスタントとして働くエミリーは、いつもテンションが高く、働きづめだけど、お喋りさん。
そして、友達の恋のキューピット役になることに至福を感じている。
ある時、彼女のオフィスにイケメンのアシスタントカメラマン、パオロがやって来る。
彼女の親友でゲイのピーターとパオロを引っ付けるために一役買おうと躍起になってしまう。
しかし、あまりにもそっちに気をとられ過ぎて、自分に対する素敵な人からのアプローチには全く気づいていなかった。
見かねた脚本家ピーターは、独自の視点からある話を書き上げる。
(Amazonより)
ラブがあってコメディだけどいわゆるラブコメではありませんでした。
バリキャリ(死語?)だけどキュートで、身持ちが固いわけではないけれど恋愛には臆病な主人公が、奇妙な友人たちの仲を取り持とうとドタバタしている間に自分自身の愛を見失いそうになる……というか、無意識に自分自身の気持ちから目を逸らしてる?というあたりが妙に共感できたり。
ゲイの友だちが一目ぼれした相手を、主人公や友だちの伝手で探し出すのだけれどなかなかブラインドデートのセッティングが出来ず、その間に友達たちが相手に一目ぼれしたゲイのことをあちこちから話すものだから「ブラインドデートにならないじゃん!」とヤキモキする友だちとか。
で、主人公とそのお相手よりも、主人公とこのゲイの友だちとの友情のほうが多く描かれていたり、そういう一筋縄ではいかないラブコメなところが、ハリウッドではなくイギリス映画らしいのですが、主演はブリタニー・マーフィ。だからか、主人公のことは「イギリス人だけど子どもの頃からアメリカで育ったのでアメリカ英語を話す」という設定をこれでもか、と繰り返すのが可笑しかった。
DVDスルーだったようですが、なかなか掘り出し物の映画でした。
肝心のオーランドはホントにカメオで、しかもこのシーンは撮影当初にすでにYouTubeで”イギリスのコメディドラマの1シーンらしい”という話で出回っていた映像だったので、新鮮味はなかったものの逆に「ここに当てはまるのか!」と感動。
そして、ブリタニー・マーフィが一昨年なくなっていたことも今さら気づいてしんみりしてしまったり。享年32か。
ちっちゃくてキュートで元気いっぱいで、可愛かったのに残念。今さらながらご冥福をお祈りします。
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いまさら読みました。
drapのわりにはそれほどそういうシーンばかりでなく、ほのぼのな感じでようございました。
いや、本屋でこの著者の「マッチ売り」と迷ったんですが、
こちらのほうがほのぼの気持ちよく読み終えられそうだったんで。
間違えなくてよかった(笑)。
drapのわりにはそれほどそういうシーンばかりでなく、ほのぼのな感じでようございました。
いや、本屋でこの著者の「マッチ売り」と迷ったんですが、
こちらのほうがほのぼの気持ちよく読み終えられそうだったんで。
間違えなくてよかった(笑)。
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ナニゴトかと思ったら
2011年1月31日 本・映画にまつわるよしなし事
27日に突然このブログのアクセス数が通常の3倍くらいに膨れ上がった(といっても100未満)うえに「ウォールフラワー×小説」とか「×映画」とかで検索してくる人が多くてナンダロなぁと思ったら、エマ・ワトソンがこの小説を原作にした映画に出演決まったと報道があったからなのね。
ここに書かれてるこの小説の感想はまったく役に立たないだろう…。ごめんなさい。
2009年5月23日の感想。
http://yogiribook.diarynote.jp/200905232347512547/
私は(もちろん)サイドストーリーのほうに興味津々です! ハリウッドでまともに描写はされないだろうけど、でも原作者が監督らしいし、期待します。
ここに書かれてるこの小説の感想はまったく役に立たないだろう…。ごめんなさい。
2009年5月23日の感想。
http://yogiribook.diarynote.jp/200905232347512547/
私は(もちろん)サイドストーリーのほうに興味津々です! ハリウッドでまともに描写はされないだろうけど、でも原作者が監督らしいし、期待します。