粛々と我が家のVHSテープをDVDに焼く作業を続けていますが、ここで自分メモとして我が家のVHS→DVD化の歴史(ってもんでも……)を残しておこうかと。

テレビ放送を記録しておく、といえば、一番最初は音楽用テープに音だけ録音していた時代が一番古い(笑)。
テレビの音の出る場所の前にデッキを置いて「いま録音してるんだから静かにしててよね!」と家族に叫び、息を潜めて録音ボタン(と再生ボタン)を押したのも懐かしい思い出。
当時のテープはもう残っていませんが、名探偵ホームズ(84~85年放送)を録音した記憶があります。

(そういえば、「HOLMS」と書かれたテープがあったので「もしや名探偵ホームズ録画してたのか?25年前の私ナイース☆」と思ったら、BBCのホームズだった罠。いや、BBCホームズもうれしいんですが。)

我が家の両親は電化製品には関心がなかったので、ビデオデッキ導入は、周囲と比べても遅い方だったと思います。現存している(笑)一番古いテープからしても、たぶん86年ごろだったのではないかと。
というのも、C翼(83~86年放送)の録画はほとんどなくて、聖矢(86~89年放送)がいくつか残っているので。(そんな推測の仕方イヤ……/涙目)

ビデオで録画・視聴しつつ、DVDは観るだけならPCで観ていた時期があり、DVDレコーダーを導入したのはかなり遅いです。前の日記にも書きましたが、残っているVHSで一番新しいのが2005年ごろ、というか正確にはキングダム・オブ・ヘブンの特番が年代のわかるもので一番新しいのでは?(笑)

で、DVDデッキを買って最初にやったのが、ビデオデッキと繋いでVHSのダビング。
が、2,3本HDDにダビングしたところで、父に誤ってすべて消され、イヤになっちゃってほったらかしてました(苦笑)。

昨年、積みあがるVHSをどうにかしようと重い腰を上げ、実家でももう使っていなかったビデオデッキを借りてきて、DVDデッキに繋いで、さあ、とテープをデッキに入れたら……引っかかってうんともすんとも言わなくなってしまって(大汗)。
テープは何とか取り出したものの、「使えないものを後生大事に取っておくなー!!」とそのまま有価物回収に出しました(笑)。

で、ビデオデッキを購入しようとネットで探したのですが、もはやただのビデオデッキなどというものはほぼ存在しませんでした。DVD、もしくはブルーレイとの複合機として細々と命脈を保っているのみ。それも、希少性からかほとんど値は下がっていません。
たぶん、もう少し前なら、最後のビデオデッキが格安で買えたのではないかと思いますが、すでに「今買っておかないとビデオの再生機がなくなる!!」という危機的状況。
かといって、VHSからDVDへのダビングが終了すればもはや無用の長物。そんなものに大枚はたく気にもならず、散々迷った挙句、HDDが付いていない分格安な機種(その時点でほぼ2択)に目星をつけていました。
たまたま近所の家電量販店でDVD・ブルーレイデッキ売り場に行ったところ、隅っこのほうで私が目星をつけていた機種(それも国産品のほう)がネットと同じくらいの価格で展示品
割引になっていたので、そそくさと購入しました。

が。
ビデオデッキを使わなくなってから久しく、「そういや見終わったら巻き戻さないといけないんだったっけ」「頭出しが面倒~」と、以前なら気にしていなかった諸々が面倒で、結局2,3本ダビングしたところで再び放置。

そしてようやく今年の夏休み。
GWに海外旅行へ行ったので、夏休みは特に予定を入れず、昨年末から保留になっていた大掃除をすることにしました。
その一環で、やっと、やーっとVHSの山を切り崩しにかかった、というのが長い長い事と次第でございます。

ちなみに、休みに入ってから、50枚入りのDVD-Rを買ってきましたが、まだダビングは終わっていないのにすでに半分以上減ってます(汗)。

今週1週間は、遅い夏休みでずーっと家にいます。
特に予定を入れないで、(猫を飼うことを想定した)家中の大掃除をしています。
猫トイレを置くならここかしら?と思う場所に、猫トイレの大きさに切った紙を置いてイメトレしてるんですが、候補場所のひとつには今、昔録画したビデオテープが密林の段ボール箱に入れて3段に積み上がっています。
これを何とかしなければ、と、重い腰を上げてようやくDVDへダビングする作業に取り掛かりました。

まだ飼うと決めたわけじゃないんですけど!

DVDデッキを買ったのはいつ頃だったろう? ビデオテープは一番新しいところで2005年ごろまである。一番古いのは、…昭和の時代です(汗)。
昔はテープ1本も惜しくて、3倍速で録画していたり、一度録画したテープに別の番組を上書きしていていたり、中身は結構カオス状態になっています。

ですから画質なんて期待すべくもないんですが、もはやTV放送もDVD化も期待できないだろうような、もしくは過去にDVDになっているけれど廃盤になって中古で高騰しているものなどは、偶然出てくると小躍りしたり。
期待してた番組が別のどーでもいい番組に上書きされていて涙を飲んだり。

(掘り出し物)
・黄金のウナギ(チェコスロバキア(!)の、子どもを主人公にした反戦TV映画)
・ミツバチのささやき(これはいつでもレンタルできるけど)
・消えたフェルメールを探して(ドキュメンタリー映画)

(涙を飲んだもの)
・回転(H.ジェイムズ「ねじの回転」の映画化。1961年のモノクロ映画)
・めぐり逢う朝(17世紀のビオラ奏者を主人公にした仏映画)
・ソナチネ(たけしのでなくて、カナダ映画のほう)

後、レンタルでいつでも見られるけれど「アナザー・カントリー」や「鉄道員」、メグレ警部ものなんかも出てきて、若いころの方がまともな映画を見ていたのねーと感心したり。
レンタル落ちしたVHSを中古で買ったソフトがあるのだけれど、やっぱりDVDにはダビングできなかった…。結局、ビデオデッキは捨てられないのね。

(レンタル落ちVHS)
・ザ・ウォッチャー
・グリーンカード
・エキゾチカ(エゴイヤン監督!)
・ウィロビー・チェースのおおかみ

それよりなにより、ロード・オブ・ザ・リング関連の特番の録画がやたらとあって嬉しい悲鳴。

実は図書館の貸出期限を過ぎてしまって、読了していないけれども返却してしまいました。
おもしろかったのでそのうちまた続きを読みたい。

アメリカの総合動物病院(広大な敷地に専門に分かれた複数の獣医師のいる病院らしい)に勤めるイギリス人獣医師が、これまでの経験を元に再構成した、獣医の24時間。

診断に対する不安や飼い主へのコンセンサスの取り方など、医師の考えていることを濃やかに描写していて、こういう話を読むと、やっぱり動物との関係は人間同士の関係のシミュレーションなのだと感じ入る。

そんなにあっさり認めちゃうんだ……。

そうそう、私のハング仲間(お互いもう止めて久しいですが/汗)も、
「動力が付いているものはハンググライダーとは認めない!」
と申しておりました(笑)。
あいかわらず、実際に猫を飼う場合のシミュレーションを何度も何度も何度も何度もしているわけですが、
うちの「できるだけものを持たない」シンプル似非アジアンな部屋(当社比)のどこに猫トイレを置けばいいのか。エサの場所は? キャットタワーはどうしよう? などと、悩むことしきり。
(楽しいんだけどさ)

いや、それ以前に、なぜ猫グッズはこうも
「ファンシー」
「きゃーわいいー(はぁと)」
「とにかく猫柄! 落ち着いたデザインでも足跡柄! でなきゃ魚の骨柄!」
「色は基本ピンク♪ 男の子には明るいブルー♪」
と、ウチのインテリアとはそぐわないデコラティブなデザインばかりなのでしょうか……?
ちょっと洒落てると思うとどーんと一桁違ったりして。

そんなわけで、「どうしたらセンスよく猫を飼えるのかしら?」と手に取ったのがこの本。

結論。

そりゃーお金をかければなんとでもなるよね!

というわけで実践としての参考にはならないのですが、海外主要都市+東京のおしゃれなインテリアは眺めていてとても楽しいです。

実は、猫インテリアで参考になったのはこちらのサイトのインタビューページ。

ilove.cat
http://ilove.cat/ja

ilove.cat〈アイラブドットキャット〉は、猫×クリエイターをテーマにしたウェブマガジンです。
猫好きなクリエイターが集まり、猫の魅力を発信しています。


ということで、インタビューも猫を飼ってるクリエイター(デザイナー、ミュージシャン、作家等)が登場しているのですが、何がいいって必ず「猫トイレと砂」「エサ」をメーカー名まで挙げて紹介していて、さらにトイレとエサ場の写真まで載っている! しかもおしゃれ!!
うわー、参考になる~。お金かかってそうなのは仕方ないにせよ、こういうのが見たかったのよ!
※BL注意

精神科医の浅野克哉は、悪夢に悩まされていた。
――それは顔の見えない男に監禁され、犯され、「愛している」と囁かれつづける夢。
夢と現実との接点を持つ、連続殺人犯が現れたときいつしかその夢は現実との境を越える――
連続殺人犯に魅入られた精神科医の運命とは!?
アメリカ・アジアを中心にアメコミで活躍する咎井淳(Jo Chen)が官能BLに挑む!!


終わってないじゃん! カバーのどこにも1巻って書いてないじゃん!!
……詐欺!!!(涙目)

シリアルキラーがマジもんなので、残酷描写があって読んでて(文字通り)痛いのですが
絵が好みだし受けが男らしいメガネだし(←ここ重要/笑)、攻めもマッチョ系で好きな組み合わせだし、なんといっても話がおもしろいので、ホント、詐欺商法でなかったらもっと気持ちよく次巻を待てたでしょうに……。

いや、待つけどさ。とっても楽しみに待つけどさっ。
最近見つけたこの猫ブログをしょっちゅう読んでる。何せ始まったのが2005年からだから読み応えがある。
4年前には本にもなってる。画像のリンクからどうぞ。
本になるくらいだから、猫好きな人には有名なのかもだけど。

飼い猫志願~けっこう野良やってました~
http://kainekoshigan.com/
シマシマのしっぽがきれいだから、「しまお」。
ほんとは、「縞尾」なんだろうけど、なんとなく「島尾」。
2005年の夏ごろまでノラ猫でした。
はじめて、島尾と会った夏の夜に思ったことは
「なんておっきくて、緑の瞳がきれいなネコなんだろう!」と。
島尾はもうそのときすでに2~3才でした。
どうやら、近所をしきっているボスネコのようでした。

ごはんもあげないのになぜだか毎日私に会いにくるようになった島尾。
そしてご飯をあげるようになって・・・。 いつのまにか自然に家にあがりこんで・・・。 
そのうちなくてはならない存在になって。

しまは私のもとに来た時、すでにネコエイズキャリアでした。 
調子が悪いときは、ネコの漢方を飲みながら体調を整えました。
ネコエイズは治らないけど、しまは今日もとっても元気。

大人のノラ猫から完全家ネコになった「しま」のブログです。


なんかこのふてぶてしい面構えがいいのだ。
そのくせ、このブログ主さんにはでれでれなところもいいのだ。
そして、リードでお散歩する猫……うらやましい(笑)。
猫のお勉強継続中。

猫のオスは短小で早漏だった?1回の発情で16匹と交尾する奔放なメスも。猫の気質は毛色でわかる。うりふたつにならなかった世界最初のクローン猫。高いペットフードと安いペットフードのどこが違う。病気早わかりチェックリストで猫を長生きさせる。人気ブリーダーとして国内、海外で実績を残した著者が、ミステリアスな猫の生態を徹底分析。奔放な性生活から長生きさせる秘訣まで、面白くて役に立つ、とっておきの知識を伝授。


私が猫好きな人を苦手とするのは、ときに非常に感情的になるところなのだけれど、この著者は、きちんとEBM(エビデンス ベースド メディシン:証拠(研究論文)に基づいた医学)に乗っ取って書かれているのがよいです。
下手すると、獣医の癖に感情的になっちゃう人もいるからな(汗)。


プーちん

2012年9月4日 つれづれ
そのカイシャの人の待ち受けって、つまりこういうことでしょーか?>秋林さま

[YouTube]PV(プーチンビデオ)@ワールドイズマイン
http://www.youtube.com/watch?v=oxqOSuGSr34
マンガなんですが、実用書なのでこちら(読書記録)のくくりで。

動物を飼った経験のない主人公の七転八倒の体験をコミックで描きつつ、マンションでの猫との暮らしの秘訣を獣医が的確にアドバイス。「猫との暮らし」を描く、描きおろしコミック実用書。


別の日記のコメント欄でちょろっと暴露しましたが、いま、猫を飼おうかどうか具体的に検討してます。
で、参考になる本を探していて見つけたのがこれ。
主人公のスペックが「35歳・独身・OL・彼氏ナシ・持ち家マンションで1人暮らし・初めて猫を飼うことに」……って、一部を除いてほぼドンピシャな設定じゃないですか?!
書かれていることは、他の本やネットで調べたこととほぼ同じで新しい情報があったわけではないのですが、マンガが、わりとちゃんとおもしろかったです。10章の章立てで、猫を飼い始めてから想定される事件や出来事をとりあげつつ、主人公がいろいろ学んだり反省したり感動したり。恋の予感もあったりして。章末に、各章のまとめと獣医さんからのアドバイスが載ってます。
絵も、あっさりしてますが可愛くて、すごく読みやすかったです。

飼いきれるか心配な部分もありますが、やっぱり思い切ってみようかな~。
猫を飼ってるおしゃれなインテリアのマンションの部屋を見たくてネットで検索していたらこの映画がヒットしたので借りてみた。
ちなみに原作は未読。というか大島弓子未読。私の年のマンガ読みにしては珍しいというか邪道かもしれない。

愛猫サバを亡くした女性漫画家の麻子は、悲しみで漫画を描けなくなってしまう。ナオミらアシスタントも心配で仕方がない。そんなある日、麻子は小さな子猫と出会う。グーグーと名付けたその子猫と暮らしはじめて、麻子の日常は一変、元気な表情が戻ってきた。暫くしてグーグーの避妊手術のために動物病院に向かうが、その途中、グーグーが逃げ出してしまう。必死で探す麻子を助けてくれたのは、近所に住む青年・沢村だった。


映画だから、リアルな猫飼いの部屋ではないだろうけれど、猫トイレの処理の仕方が見られて参考になった。(ちなみに特別協賛に花王の名前が入っている。猫用衛生用品も扱っているらしい。)
部屋は、ちょっとアジア風の入ったナチュラル系でその辺も自分の趣味にあっている……というか、この映画の公開時点(2008年)でアジアンというのはすでに流行おくれだったのでは?という気がしなくもなく。
でも、部屋の描写も、ましてや猫の描写もあまり多くない。ちょっとがっかりだ。

麻子(小泉今日子)が主人公かと思いきや、そのアシスタントのナオミ(上野樹里)にも力点が置かれ、どちらに視点をおいて見ればいいのかちょっと悩む構成。
さらに、マンガなら不自然ではないだろう「死神」が、映画でリアルな人物として登場するとやや微妙。いっそ(ベタだけど)黒猫にしてしまって話をさせないほうが自然にファンタジー要素として話に盛り込めたのでは?と思う。

でも、独身で仕事を持ってて婚期を逃した女性の描写は、いやあ、身につまされる(汗)。




今日は土曜で映画の日。何か映画を見ようかと思いましたが、以前予告編を見て気になっていたこの映画が、ちょうど今日封切りだったのでこれにしました。
昨日の朝、ネットで予約状況を見たらまだ余裕で空いていたので慌てて予約することもないだろうと思っていたら、今朝、リンクを張っているtkrさんがツイッターで「日比谷のTOHOシネマズでは16:40以前の回はすべて満席」と呟いてらしたので慌てて予約を取りました。地元のTOHOでは、まだ最前2列と、ばらばらと4席ほどが残っていたのですが、それらも上映時間までには満席に。

不慮の事故で全身麻痺(まひ)になってしまった大富豪のフィリップ(フランソワ・クリュゼ)は、新しい介護者を探していた。スラム出身の黒人青年ドリス(オマール・シー)は生活保護の申請に必要な不採用通知を目当てに面接にきた不届き者だったが、フィリップは彼を採用することに。すべてが異なる二人はぶつかり合いながらも、次第に友情をはぐくんでいき……。


設定からしておもしろいに決まってる! 片や教養あふれる大富豪だけれど体が不自由。片や仕事も学もない黒人青年。両極端な境遇だけれどもお互いに偏見を持たず、ユーモアを交えた率直な物言いで、信頼関係を築いていくなんて。
まあでも、アメリカで作ったらもっと教科書的な分かりやすい説教映画になりそうなところ、フランス映画なのでストレートな説明セリフもなく、大人な映画に仕上がっています。
(そうは言ってもいわゆる「フランス映画」なわけの分からなさはないんですが。その辺はアメリカ映画っぽくもある。)

脇役もよくて、特にドリスとともにフィリップの世話をする専門職のイヴォンヌがいい。ドリスが粉をかけるフィリップの秘書マガリーも、フィリップと文通しているエレオノールも。
……女ばっかりか。



※BL注意

警視庁特殊班捜査係(SIT)の捜査員同士の、(半月だけど)年下攻。

かわい有美子の書く受は女々しいことが多いのですが、この話の受は単純でがさつなところがよかった。
でも、せっかくSITの話なのに起きる事件があまり派手じゃないのがもったいない。
というか、もっと派手な演出ができそうなのに、そこは力の入れどころじゃない、と割り切ってるのがもったいない。
いえ、BLとしては正しい選択なのでしょうが~。

そして相変わらず建築物の描写にはなみなみならぬ熱意と愛が感じられました(笑)。


猫と暮らす人が増えているなか、医療の進歩や食の向上で猫の寿命ものびています。猫が年老いたとき、気をつけることは? 食事、運動はどうするのか、そして、獣医師へのかかり方などを具体的に綴ります。そして、いよいよという時を、どのようにむかえさせてあげるのがいいのか…。飼い主たちの声も盛り込みながら、猫がより幸せに過ごせる日々を考えるエッセイ。


著者がアメリカ人なので、基本的にアメリカ人のペット感や獣医とのかかわり方や法律などに基づいているけれど、日本人の獣医師が監修していて、日本との違いは各章末に注が入っているので便利です。

以前読んだ養老猛司の文章で、
http://yogiribook.diarynote.jp/201203150214125876/
「つまり人と動物の関係とは、実は人と人の関係の一種の実験的なシミュレーションになっている。」
というひと言に深く考えさせられたのだけれど、老猫を看取ることは、自分の親を看取ることのシミュレーションになるのかもしれない、と思いながら読みました。
今日突然思い立って猫カフェでびぅしてきました。

そもそも猫を飼ったこともないので、どう可愛がっていいかも分からず、緊張が伝わったのか初めはなかなか来てくれませんでしたが、いつの間にか、しゃがんでた私のスカートの中の足の間で寛ぐ仔がいてなんか嬉しかったり。
(その歳でそんな格好するな!笑)

でも、冷静に考えたらレシート出ないし、確定申告どうしてるんだろう(汗)。

生き物関係の商売はアブナイよな…。
見たい見たいと思っていて、レンタルビデオで旧作になるのを待っていた作品。

今を代表する若手女優の共演!
「トワイライト」シリーズのクリステン・スチュワートと「アイ・アム・サム」で天才子役と呼ばれたダコタ・ファニング。

少女たちの熱い音楽、友情、青春が胸を打つブロー・ガールズ・ムービー

1975年、ロサンゼルス。
ジョーン・ジェットは、ロックがやりたいと周囲に訴え続けるが、誰にも相手にしてもらえない.。
そんなある日、敏腕プロデューサー、キム・フォーリーに出会い、彼の協力のもとメンバー探しを始める。
一方、シェリー・カーリーは、好きな音楽を共有する友だちもいない退屈な毎日を送っていた。
ある日、親の目を盗み出かけたクラブでジョーンとシェリーは運命的な出会いを果たす。
男まさりな格好のジョーンや他のメンバーに女性らしいルックスのチェリー加わり、最強のガールズバンド・ランナウェイズが結成される。
活動を始めた彼女たちは、男たちから差別を受けながらも着実に実力をつけ、その人気は世界中に飛び火していく。
しかし、シェリーのルックスばかりに注目が集まり色物扱いされる苛立ちと、嫉妬からバンド内に軋轢が生まれ始める…


どこで見たのか失念してしまったけれど、この映画の映画評で、初潮のシーンから始まる、監督も女性だし、これは女性の映画だ、という文章が引っかかって、見たい、と思ったのでした。
見てみて、確かに、初潮に象徴される少女たちの思春期の苛立ちが痛いくらいに画面に溢れてるように感じました。
あの時期、女の子は女の子だけの世界を作って、擬似恋愛をしたり、対立したり、異性を意識したり、差別に苦しんで異性を憎んだり。
あのエネルギーは、「台風クラブ」を思い出したりしました。

私自身は実際の「ランナウェイズ」よりも世代が下なのでリアルタイムは知りませんが、本国よりも日本で熱狂的な人気が出たのは分かる気がしました。
ちょっとペドフィリア的な禁忌感があったんじゃないかしら。
実際のランナウェイズの「チェリー・ボム」の動画もYouTubeで見られるのですが、映画と比較すると、まだ実際のランナウェイズのほうが大人っぽい。
ダコタ・ファニングとクリステン・スチュワートじゃ、さらに幼い感じがすることに、いろいろ考えさせられます。
この40年の間に米国でも(日本アニメの流行に伴って)ネオテニー文化が根付いたのかとか、そもそもこの映画はある程度日本の観客を当てにした企画だったのか、とか。

いろいろ面白かったです。
そんな訳で秋林さんには最近のトニー・スコット作品をいろいろご紹介いただいたくせに、実際に借りてきたのはこちら。

操車場に停車中の貨物列車が整備員のミスによって無人のまま走り出した。全長約800メートルに及ぶこの777号は大量の化学薬品を積んでおり、時速100キロ以上で走る“巨大ミサイル”と化して人口密集地の街へ向かって突っ走っていく!

現場近くに居合わせたベテラン機関士フランクと新米車掌ウィルは、男のプライドをかけ決死の覚悟で暴走列車阻止に立ち向かうが……。

●劇場痛快大ヒット! ぴあ満足度ランキング第1位、Yahoo!映画レビュー採点高得点、など支持者続出の圧倒的作品評価!!
●戦慄の鉄道事故に基づく感動のヒューマンドラマ!
●アクション映画のヒットメーカー、トニー・スコット監督最新作!
●アカデミー俳優デンゼル・ワシントン×新世代スター クリス・パイン共演! 男たちの奇跡のような勇気と感動を熱演!


トニー・スコットのフィルモグラフィを見ておや、と思ったのは、意外と予告編を覚えているのが多かったこと。
この「アンストッパブル」もそうだけど、「デジャヴ」も「ドミノ」も「マイ・ボディガード」も予告は思い出せる。おもしろそうだと確かに思った。でも、映画館に観には行かなかったんだよな、なぜだろう……。

映画は、実際に起こった事故をベースに創作されたもの。だから見てるほうは、これから何が起こるかだいたいわかっている。
そのなかで緊迫感の出し方とか、盛り上げ方とか、非常に堅実に手堅く構築しているのに感心した。職人的な上手さだなぁと。
なんというか、ホームランバッターというより、きちんきちんとヒットを打てる監督という感じ。

ただ、この映画の場合はあまりに手堅くポイントを抑えて作られていて、観客が結果を知っていることとあわせて、予想外の筋書きが起こらなかったのは残念といえば残念。まだ関係者も生きてる、つい最近の出来事の映画化だから、冒険できる素材ではないよなぁ。

でも、あらすじなどを読むに、秋林さんのお薦めにもあった「デジャヴ」はなんかびっくりな設定があるのかしら?
秋林さんの、トニー・スコット訃報の記事へのコメントで、トニー・スコットとそのファンに大変失礼なことを書いてしまい、これはちゃんとトニー・スコット作品を見ないとなぁ、と、金曜日ということもあってDVDを借りてきて晩ご飯を用意してさあ見よう、と思ったら、DVDレコーダーが突然「もうすぐ番組予約時間です」といって再生を拒否されてしまった。
仕方がないのでそのままにしておいたら始まったのがこの映画。

もし、人生をやり直せるとしたら…?
マイク・オドネルは、人生をリセットしたいと願っている37歳。
ひょんなことから不思議な現象に巻き込まれ、人生を軌道修正するチャンスを手に入れる。

肉体だけ17歳に若返ったマイクは、かつて通っていたハイスクールで、再び、学生生活を送ることになる。
昔と同じようにバスケットボール部で華々しく活躍し、セクシーな魅力全開!
ところが、同じ学校には自分の娘と息子も通っていて…。

はたしてマイクは、イケてないダメな父親から、とびっきりクールな高校生、そして子供たちのよき友人に大変身できるのか!?

主演は、「ヘアスプレー」「ハイスクール・ミュージカル」で大人気のザック・エフロン。
大人のマイク役は、「フレンズ」のマシュー・ペリーが好演している。
ユーモアたっぷりで贈る、栄光の日々を追うタイムスリップコメディー。
人生2度目のハイスクール・ライフが、彼にくれたものとは…?


録画予約したときは、「タイトル聞いたことがあるし、まあ取り合えず録っておくかな」という程度の軽い気持ちだったのですが、これが普通に面白くて笑った。
ザック・エフロンの出ている映画は初めて見たのだけれど、なんというかまあそそる表情をする人なのね。
そんな人が、自分の奥さん(34歳)を切ない目で見たりするんだよ! 奥さん(夫と離婚調停中)が他の男とデートに行くのに妬くんだよ! まさに私の好物「年下の男の子ががんばるロマンス」じゃないか!!
まあ、せっかく17歳に戻った男が周りのピチピチの同級生の女の子に目もくれないのはどうかと思うけど(笑)。

もうひとつウケたのは、ザックの親友のギークな男。17歳に戻ってしまったザックを自分の親友だと理解して、彼の親としてザックを高校に再入学させるんだけど、そこの校長先生(女)に一目ぼれしてピントはずれに押し捲る。彼のギークさがいかにもニューラインシネマらしいツボの抑え方で。

いろいろと楽しい映画でございました。
※BL注意

有言実行で、昨日BookOffで買った椎崎夕の別の本を正価で買った。
それも、初・電子書籍(有料)だ。

身代わりでもいい、なんて、どうして思ったのだろう? 医療機器会社に勤める藤崎航は、営業先の病院で、高校時代の後輩で弟・孝史の親友でもあった伏見尚宏に再会する。かつて伏見が孝史にふられたところに、航は居合わせたことがあった。弟と伏見の関係がそれきりになったことも知っていた…。再会した伏見の逆鱗に触れ、無理やり抱かれるようになる。なし崩しに続く関係。埋め込まれていく悦楽の種。どうしてこんなことに? 自問しながらも関係を続ける航だったが…。


この作家のいいところは、キャラクタの考え方が地に足着いているところで、サラリーマンがちゃんと仕事をしているところが安心して読める。
一方で恋愛フェーズも、濃やかに心理を描写しているので無理なく自然に感情移入できる。
無理があるといえば、エ■の入れ方……?
BLによくある”攻めの受けへの好きが高じて気持ちを確かめないまま無理やり”ってパターンなんですが、特にこの話の場合、受けがまだその時点で自分の気持ちに自覚がなくて、しかももともとゲ■ってわけでもなく、それは単なるレ■プでは……(汗)。
それがなかったら非常によい話だったんだけど、そこだけがひっかかりました。

それは置いておいて初・有料電子書籍の感想も少々。

もともとbk1に登録があったのですが、それが紙の本と電子書籍を両方扱うネット書店honto!に変わってからもしばらく放置してました。(メーンは密林な人なので)
ただ、先日丸善で本を買ったら、丸善とhonto!共通のポイントカードっていうのがあって、honto!サイトで登録が必要だというのでついでにhonto!で買おうかと思ったのです。
そうしたら、検索結果にリアル本と電書が一緒に出てくるし、物は試しで電書でびうしてみようかと思った次第。

以下、電書のいいとこ・わるいとこをつらつらと。

(いいとこ)
・買ったらすぐ読める!
・BLの肌色率の高い表紙の本をレジに持っていく必要がない!
・リアル本より若干(10円)安い
・(本に寄るのだろうけれど)BL小説に挿絵がない!
・スマホの他に本を持ち歩かなくてもいい。
・人前でBLを読んでも恥ずかしくない!

(わるいとこ)
・やっぱり紙の本が手元にないとなんだか不安。
・気軽に手に入るのでうっかりあれもこれもと買いそうになってしまう。
・紙に印刷された文字を読むよりも、表面的に文字を追ってしまう感じがする。

結果的に、案外いいじゃん電子書籍、という感想。
他の、ちゃんとした本なら紙で持っていたいと思う気がまだするけど、BLはほうっておくとどんどん溜まってしまうので、電書でもいいかも。
ただし、気に入ったらやっぱり紙の本で持っていたいと思いそうなので、電書を買っている人には紙の本が割引になるといいなぁ。


あと特筆しておきたいのは、honto!ビューワでは「秀英書体」で表示できるのが非常に評価高し。
秀英書体は、大日本印刷の前身の秀英舎が明治時代に作った書体で、縦組での読みやすさに優れていてとても力強く品がある明朝系の書体です。
bk1は大日本印刷傘下だからこういうことができるんだろうな。
そして、丸善も大日本傘下だから同じポイントカードでポイント貯められるし。
数年前に大日本印刷がこの辺の会社を次々買収していったときにはダイジョブかいな、と思ったけれど、こういう形でトータルにビジネスモデルが出来上がりつつあると、上手いなぁと思う。

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