あけましておめでとうございます
2013年1月6日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~) コメント (6)いつまでも年末のご挨拶なのもなんなので、更新します。
年末年始、たまっていたDVDなども消化したい、映画も1本くらい見に行きたいと思いつつ、
4日を休みにして9連休にした冬休みも早や最終日……。
まともに見たのは洋ドラマくらいでしょうか。
「ホーキング」BBC
ディスカバリー・チャンネルでやっていた、カンバーバッチ主演のTV映画。
だんだん言葉も不自由になっていくところ、表情やしぐさで感情を表すところなどカンバーバッチ素晴らしい。ケンブリッジの景色もすてき。
「Person of Interest」シーズン1
AXNで一挙放送をやっていたので、まだ未見だった最終4話を。
知能担当と肉体労働(主に殺人)担当のバディもの。二人の関係が少しずつ近づいていくのがいい感じなのですが、まだシーズン1なのに赤ん坊を預かるエピソードがあったり、片方が意に反して薬物を摂取させられて朦朧とした意識で本音をぽろっともらしちゃうエピソードとか、誕生日に自分の家(秘密だった)の鍵を渡すとか、海辺で売ってる薄い本みたいなエピソード満載です(苦笑)。ただ、製作側が腐女子狙いだったらそうはしないだろうというキャスティングなので、安心して萌えられます(笑)。
あ、そうそう。友達が「リース(肉体労働担当)ってジェームス・ブライアンみたい」って言ってて超同意なので、反応した方は見てみるよろし。
DVDレンタルもあります。
それにしても、なんで日本語タイトル付けてくれないんだろう。POIって約してるけどぴんとこないし、カタカナ書きしても長いし英題いちいち打つのも億劫だし(ホントはスペルミスが怖いだけ/汗)。
「御鑓拝借」NHK正月時代劇
たまたま実家で見ていたNHKのバラエティに出演者(竹中直人、鶴田真由)が出ていて、面白そうだったので見てみたら、これが義理と人情のなかなかよいドラマでした。
大名行列から大名のシンボルとも言える御鑓が、無名の浪人に奪われる事件が相次いだ。浪人は、なぜそんな暴挙に出たのか?という話。
原作があるのでそちらも読んでみるつもり。
今年もよろしくお願いします。
年末年始、たまっていたDVDなども消化したい、映画も1本くらい見に行きたいと思いつつ、
4日を休みにして9連休にした冬休みも早や最終日……。
まともに見たのは洋ドラマくらいでしょうか。
「ホーキング」BBC
ディスカバリー・チャンネルでやっていた、カンバーバッチ主演のTV映画。
だんだん言葉も不自由になっていくところ、表情やしぐさで感情を表すところなどカンバーバッチ素晴らしい。ケンブリッジの景色もすてき。
「Person of Interest」シーズン1
AXNで一挙放送をやっていたので、まだ未見だった最終4話を。
知能担当と肉体労働(主に殺人)担当のバディもの。二人の関係が少しずつ近づいていくのがいい感じなのですが、まだシーズン1なのに赤ん坊を預かるエピソードがあったり、片方が意に反して薬物を摂取させられて朦朧とした意識で本音をぽろっともらしちゃうエピソードとか、誕生日に自分の家(秘密だった)の鍵を渡すとか、海辺で売ってる薄い本みたいなエピソード満載です(苦笑)。ただ、製作側が腐女子狙いだったらそうはしないだろうというキャスティングなので、安心して萌えられます(笑)。
あ、そうそう。友達が「リース(肉体労働担当)ってジェームス・ブライアンみたい」って言ってて超同意なので、反応した方は見てみるよろし。
DVDレンタルもあります。
それにしても、なんで日本語タイトル付けてくれないんだろう。POIって約してるけどぴんとこないし、カタカナ書きしても長いし英題いちいち打つのも億劫だし(ホントはスペルミスが怖いだけ/汗)。
「御鑓拝借」NHK正月時代劇
たまたま実家で見ていたNHKのバラエティに出演者(竹中直人、鶴田真由)が出ていて、面白そうだったので見てみたら、これが義理と人情のなかなかよいドラマでした。
大名行列から大名のシンボルとも言える御鑓が、無名の浪人に奪われる事件が相次いだ。浪人は、なぜそんな暴挙に出たのか?という話。
原作があるのでそちらも読んでみるつもり。
今年もよろしくお願いします。
今年もありがとうございました
2012年12月31日 つれづれ12月に入ってから、ここの分類「読書記録第5紀」が2010年12月に始まっていたことに気づき、すごくがんばれば2年で100冊いくかしら、と思いましたがやはり通常ペースで進み、80冊に届かないあたりで年を越しそうです。
当初は1年で100冊などというペースのころもあったのですが、すっかり読書ペースと集中力が落ちました。
……年齢のせい?(汗)
もっとも、年100冊のころはその半分以上が1日で読めるBLだったから、というのはありますが。
映画鑑賞も、当初はすごいペースでしたが前100本は約3年かけてますし、今回もそんなもので到達しそうです。
でもとにかく「ホビット」「フランケンウィニー」「砂漠でサーモンフィッシング」「レ・ミゼラブル」は観ないと!(昨日有明方面で強く推薦された)
そのほか、ヒミツ日記で遊んでくださったみなさまもありがとうございました。
今年から増えた同居人を気遣ってくださるみなさまもありがとうございます。
改めて宣伝すると、猫ブログなども始めました。
ジルさんは、今日も不機嫌
http://gillou.seesaa.net/
来年こそはたくさん本を読んで映画も観て、いいインプットを増やしてアウトプットしたいです。
みなさま、よいお年をお迎えください。
当初は1年で100冊などというペースのころもあったのですが、すっかり読書ペースと集中力が落ちました。
……年齢のせい?(汗)
もっとも、年100冊のころはその半分以上が1日で読めるBLだったから、というのはありますが。
映画鑑賞も、当初はすごいペースでしたが前100本は約3年かけてますし、今回もそんなもので到達しそうです。
でもとにかく「ホビット」「フランケンウィニー」「砂漠でサーモンフィッシング」「レ・ミゼラブル」は観ないと!(昨日有明方面で強く推薦された)
そのほか、ヒミツ日記で遊んでくださったみなさまもありがとうございました。
今年から増えた同居人を気遣ってくださるみなさまもありがとうございます。
改めて宣伝すると、猫ブログなども始めました。
ジルさんは、今日も不機嫌
http://gillou.seesaa.net/
来年こそはたくさん本を読んで映画も観て、いいインプットを増やしてアウトプットしたいです。
みなさま、よいお年をお迎えください。
いま読みたい本
2012年12月29日 本・映画にまつわるよしなし事父親はどこへ消えたか -映画で語る現代心理分析-
2012年12月27日 読書記録第5紀(10.12~)
マンガやラノベを読んでいても、父親がいない場合が多いなぁと以前から思っていたので、高い関心をもってこの本を読みました。
もともとこの著者の映画レビューメルマガも読んでいたし。
物語の構造とか、心理学とか、基本を押さえているものの、どうも我田引水っぽい雰囲気がする。ちょっと「自分が」「自分が」ってところが鼻に付くけれど、面白い整理をしていると思う。
それと、いろいろな映画を引用しているけれどその画像の使用許可を得られなかったか使用料が高かったのか、すべてイラストを使用していてナンダカナァと思う。
まあ、軽く読める話ではあります。
もともとこの著者の映画レビューメルマガも読んでいたし。
現代の父親像、リーダーシップを考える1冊。 ワンピース、ヱヴァンゲリヲン、スター・ウォーズ、アメイジング・パイダーマン、ガンダム、ファミリー・ツリー……。100を超える映画に隠された意味を、フェイスブック15万人ツイッター13万人のファンを持つ注目の精神科医が大胆に分析! 家庭・社会における父親の存在の変遷は、各時代の映画の中に恐ろしいほど反映している。驚くべき実態がここに!
物語の構造とか、心理学とか、基本を押さえているものの、どうも我田引水っぽい雰囲気がする。ちょっと「自分が」「自分が」ってところが鼻に付くけれど、面白い整理をしていると思う。
それと、いろいろな映画を引用しているけれどその画像の使用許可を得られなかったか使用料が高かったのか、すべてイラストを使用していてナンダカナァと思う。
まあ、軽く読める話ではあります。
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僕のやさしいお兄さん (5)
2012年12月25日 読書記録(まんが)
※BL注意
出てたの気づかなかったよ第2弾。
血の繋がらない家族もの(義理の兄×弟)がようやく完結。
すったもんだの挙句ようやく結ばれたかと思ったら最後にあんなことになってしまって、
今市子はやっぱり素直にハッピーエンドにしないよね……と思っていたら
残りほんの数ページで幸せになってよかったよかった。
でも、完結しないのも辛いけど(某先生のアレとかコレとか)、終わってしまうのも寂しい……。
出てたの気づかなかったよ第2弾。
血の繋がらない家族もの(義理の兄×弟)がようやく完結。
すったもんだの挙句ようやく結ばれたかと思ったら最後にあんなことになってしまって、
今市子はやっぱり素直にハッピーエンドにしないよね……と思っていたら
残りほんの数ページで幸せになってよかったよかった。
でも、完結しないのも辛いけど(某先生のアレとかコレとか)、終わってしまうのも寂しい……。
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ボクラノキセキ 7巻 (ZERO-SUMコミックス)
2012年12月25日 読書記録(まんが)
出てるのに気づかなかった第1弾。
似非ファンタジーっぽい、魔法と剣の国での記憶が現代の高校のとある1クラスの生徒によみがえり、前世での落城のなぞをみなの記憶を寄せ集めて解き明かそうとするものの、いろいろな派閥の思惑が絡んでたいへんなことに――という話の第7巻。
いまだになぞはなぞを呼んで、しかも現世の名前と来世の名前がごっちゃになるので正直わからないんだけど、 そのくせ小出しに過去が明かされるとやっぱり「うぉおおおおお」となってしまう厨二な心。
似非ファンタジーっぽい、魔法と剣の国での記憶が現代の高校のとある1クラスの生徒によみがえり、前世での落城のなぞをみなの記憶を寄せ集めて解き明かそうとするものの、いろいろな派閥の思惑が絡んでたいへんなことに――という話の第7巻。
いまだになぞはなぞを呼んで、しかも現世の名前と来世の名前がごっちゃになるので正直わからないんだけど、 そのくせ小出しに過去が明かされるとやっぱり「うぉおおおおお」となってしまう厨二な心。
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チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室
2012年12月23日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)
結局、以前録画したはずの「ラブ・アクチュアリー」は見つからず、こちらを見ました。
このあらすじだと、主人公はちょっと小ざかしい男の子っぽいですが、実際は心に抱えた欠損をなんとか埋めようとしているのです。彼の心の欠損についてはほのめかされるだけなので、想像するしかないのですが、一見恵まれているように見えるチャーリーの歪みの描き方は面白いけれど、昇華されるところがちょっと弱いかな?
でも面白かったです。こんなところでロバダウ観られたし(笑)。
美人ママと豪邸に住む成績優秀なセレブ高校生チャーリー。
しかしなぜか彼には有名私立校の退学処分歴が何度も!
そう、彼はその明晰な頭脳を活かして「リスキービジネス」を繰り返していたのだ。今日も偽造運転免許証を売りさばいていることが発覚し、またまた退学処分に。
ついに公立高校に都落ちした彼は懲りずに新たなアイデアを思いつく。それは生徒たちを男子トイレでカウンセリングし、彼らに薬を処方するというもの。
しかし彼は次第に生徒たちの“心の病”を感じ始め……。
このあらすじだと、主人公はちょっと小ざかしい男の子っぽいですが、実際は心に抱えた欠損をなんとか埋めようとしているのです。彼の心の欠損についてはほのめかされるだけなので、想像するしかないのですが、一見恵まれているように見えるチャーリーの歪みの描き方は面白いけれど、昇華されるところがちょっと弱いかな?
でも面白かったです。こんなところでロバダウ観られたし(笑)。
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私が驚いたのは
2012年12月22日 本・映画にまつわるよしなし事
ピーターパンもクリスマス映画でしたね、そういえば。
たしかお父さんお母さんはクリスマスパーティに出かけていて留守だったのでした。
数年前に実写映画化されたこの映画、すごくいい映画だったんですが、とくに主演のジェレミー・サンプターくんの大人になりかけの色気と、フック船長のボンデージファッション(←違)にくらくらしました。
同じころに上映されていた原作者のほうの映画(ジョニデ主演)よりもよっぽどいい映画だったと思うよ!
で、サンプターくんのミドルネームに「Myron」が入っててびっくりだ!
【注】ハーラン・コーベン著マイロン・ボライターシリーズのマイロンは、自分の名前が古臭くて大嫌いなのでした。
流行が一巡してまたマイロンが流行ってるのか、サンプターくんが、じいさんかひいじいさんの名前をミドルネームにもらったのか。
たしかお父さんお母さんはクリスマスパーティに出かけていて留守だったのでした。
数年前に実写映画化されたこの映画、すごくいい映画だったんですが、とくに主演のジェレミー・サンプターくんの大人になりかけの色気と、フック船長のボンデージファッション(←違)にくらくらしました。
同じころに上映されていた原作者のほうの映画(ジョニデ主演)よりもよっぽどいい映画だったと思うよ!
で、サンプターくんのミドルネームに「Myron」が入っててびっくりだ!
【注】ハーラン・コーベン著マイロン・ボライターシリーズのマイロンは、自分の名前が古臭くて大嫌いなのでした。
流行が一巡してまたマイロンが流行ってるのか、サンプターくんが、じいさんかひいじいさんの名前をミドルネームにもらったのか。
素晴らしき哉、人生!
2012年12月20日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~) コメント (2)
昔のいい映画もちゃんと観ないとな、と常々思っているもののなかなか「わざわざ借りてきて」とか「買ってきて」という気になれないずぼらな人間ですが、
本日、BSプレミアムで放送されていた「素晴らしき哉、人生!」を録画して観ました。
キリスト教圏におけるクリスマスの奇跡物語って、どれほどのファンタジーでも許せるのが不思議。
ほかの宗教や文化圏では成立しないところも興味深い。
この話でもまんまと感動させられてしまいました。
勤勉に働き、隣人を愛し、人を羨まず、よき夫・よき父として、誠実に日々を生きている市井の人に、この日ばかりは幸せが訪れる。
よい話だ。
こういう”クリスマスの奇跡の物語”を観てクリスマス気分を盛り上げたいのだけれど、ほかに著名な映画ってあるかしら?
34丁目の奇跡、ホワイトクリスマスは視聴済。忘れているものもあるかもしれませんが。
本日、BSプレミアムで放送されていた「素晴らしき哉、人生!」を録画して観ました。
心やさしいジョージは故郷の小さな町を飛び出し、世界を舞台に活躍する夢をもっていた。しかし、相次ぐトラブルで町にとどまり、父の会社を継ぎ、そして家庭をもった。町の人々からも慕われ幸せに暮らしていたが、クリスマスの日、人生最大のピンチに見舞われる。絶望感から自殺を図ろうとするが、そのジョージのもとに、なんと彼の守護天使が現れる。キャプラはこの作品でも、コメディタッチのオブラートに包みながら、ヒューマニズムにあふれる演出で普遍的な感動を与えてくれる。
キリスト教圏におけるクリスマスの奇跡物語って、どれほどのファンタジーでも許せるのが不思議。
ほかの宗教や文化圏では成立しないところも興味深い。
この話でもまんまと感動させられてしまいました。
勤勉に働き、隣人を愛し、人を羨まず、よき夫・よき父として、誠実に日々を生きている市井の人に、この日ばかりは幸せが訪れる。
よい話だ。
こういう”クリスマスの奇跡の物語”を観てクリスマス気分を盛り上げたいのだけれど、ほかに著名な映画ってあるかしら?
34丁目の奇跡、ホワイトクリスマスは視聴済。忘れているものもあるかもしれませんが。
チーズスイートホーム(1)
2012年12月13日 読書記録(まんが) コメント (3)
この子猫、拾ってください。
モーニングで大人気の猫漫画、完全オールカラーで単行本化!
さんぽ中にぽーっとしてて迷子になっちゃった、のんきな子猫に手を差し伸べたのは、ペット禁止のマンションに住む家族だった。
公式サイト http://morningmanga.com/chi/
あ……いや、その。
べ、別にそんなに猫が好きってわけじゃないのよ! 特に、私がいいなと思うのはふてぶてしい猫であって、こんな幼児語をアテレコされてるかわいい子猫は範疇外なのよ!!
(照れ隠し)
北海道ハニーナッツ(アカシア)
2012年12月9日 つれづれ
姉が北海道に旅行したお土産に「ハニーナッツ」をくれました。
てっきりナッツがハニーコーティングされてるものだと思って、PC仕事で煮詰まっているときに、ちょっと甘いものを摘まもうとビンを開けたら、ナッツがはちみつに浮かんでいました。
あああ~うれしいんだけど今ほしいのはこれじゃなくて!(苦笑)。
てっきりナッツがハニーコーティングされてるものだと思って、PC仕事で煮詰まっているときに、ちょっと甘いものを摘まもうとビンを開けたら、ナッツがはちみつに浮かんでいました。
あああ~うれしいんだけど今ほしいのはこれじゃなくて!(苦笑)。
私を知らないで
2012年12月4日 読書記録第5紀(10.12~)
最初に私が読みたいと思っていたのはこちら。
……「芙蓉千里」の表紙と似ているような似てないような?
で、自分が読もうと思うきっかけになったのがこちらの書評。
私を知らないで 白河三兎著 家族とは何か、意表つく展開 (日本経済新聞 2012/11/7付 )
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO48118950W2A101C1NNK001/
いまどきの中学生は本当にこんなにクールで大人な考えで世渡りしてるのか、と思うとストレスが多そうで。
というのは脇の感想ですが、キヨコの、「僕」の語られない過去や事情がミステリのようでとてもおもしろかった。
……「芙蓉千里」の表紙と似ているような似てないような?
中2の夏の終わり、転校生の「僕」は不思議な少女と出会った。誰よりも美しい彼女は、なぜか「キヨコ」と呼ばれてクラス中から無視されている。「僕」はキヨコの存在が気になり、あとを尾行するが…。少年時代のひたむきな想いと、ままならない「僕」の現在。そして、向日葵のように強くしなやかな少女が、心に抱えた秘密とは―。メフィスト賞受賞の著者による書き下ろし。心に刺さる、青春の物語。
で、自分が読もうと思うきっかけになったのがこちらの書評。
私を知らないで 白河三兎著 家族とは何か、意表つく展開 (日本経済新聞 2012/11/7付 )
http://www.nikkei.com/article/DGXDZO48118950W2A101C1NNK001/
いまどきの中学生は本当にこんなにクールで大人な考えで世渡りしてるのか、と思うとストレスが多そうで。
というのは脇の感想ですが、キヨコの、「僕」の語られない過去や事情がミステリのようでとてもおもしろかった。
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芙蓉千里
2012年11月29日 読書記録第5紀(10.12~)
そもそもは、日経新聞だかに載っていた(とネットで見た)北上次郎の書評で絶賛されていた「私を知らないで」(白河三兎、集英社文庫)を読みたくて大きな書店に立ち寄ったのだけれど、文庫売り場をあちこち歩き回っても見つからず、その度に目に留まったのがこの本。
(探していた本は(1)赤っぽい表紙で(2)女の子のイラストだった とだけ覚えていたので)
結局見つからなかったので、代わりにこの本を買った。須賀しのぶだから外さないだろうし。
期待にたがわず面白かった!
女の子が元気のいいお話はこちらも元気が出る。フミはどん底を知っているから強いし、彼女と一緒に人生を切り開くタエも、最初は情けない女の子なのにどんどん強くなっていく。
まあ、どうしてもハルピンの、妓楼の中での話がメインになってしまうので、せっかく大陸に渡ってもやや世界が狭い感じになってしまうけれど、続きがあるようだし特に3巻ではユーラシア大陸を駆け回るようなので、続きも出たら読む。
(探していた本は(1)赤っぽい表紙で(2)女の子のイラストだった とだけ覚えていたので)
結局見つからなかったので、代わりにこの本を買った。須賀しのぶだから外さないだろうし。
「大陸一の売れっ子女郎になる」夢を抱いて哈爾濱にやってきた少女フミ。妓楼・酔芙蓉の下働きとなった彼女は、天性の愛嬌と舞の才能を買われ、芸妓の道を歩むことになった。夢を共有する美少女タエ、妖艶な千代や薄幸の蘭花ら各々の業を抱えた姉女郎達、そして運命の男・大陸浪人の山村と華族出身の実業家黒谷…煌めく星々のような出会いは、彼女を何処へ導くのか!?…女が惚れ、男は眩む、大河女子道小説ここに開幕。
期待にたがわず面白かった!
女の子が元気のいいお話はこちらも元気が出る。フミはどん底を知っているから強いし、彼女と一緒に人生を切り開くタエも、最初は情けない女の子なのにどんどん強くなっていく。
まあ、どうしてもハルピンの、妓楼の中での話がメインになってしまうので、せっかく大陸に渡ってもやや世界が狭い感じになってしまうけれど、続きがあるようだし特に3巻ではユーラシア大陸を駆け回るようなので、続きも出たら読む。
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Bernat Quintanaという俳優さんは
2012年11月29日 本・映画にまつわるよしなし事 コメント (2)
以前、スペインの昼ドラに出てくるげいかぽーにはまっていた話を書いたことがありましたが、
(こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200811191940259054/
こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200903302253503717/)
この黒い髪のほうの俳優さん、Bernat Quintanaは子役上がりの俳優で、パソコンはいじらないし携帯電話も持っていないというアナログっぷりでした。
ときどきニセモノがネット上のアカウントを勝手に取ったりしているからか、ツイッターについては自分のアカウントを取ったようなのでフォローしたのですが、ずーっと放置状態。
最近、ようやくぽつぽつと呟くようになった……と思ったら先週急にたくさんツイートするようになってなんでかな?と思っていたらアレか。
彼はカタルーニャ出身で郷土愛が激しくカタルーニャ文化振興協会か何かにも協力しているんですが、
先日カタルーニャ自治州の選挙で独立派が多数を占めたからか。
そんなにカタルーニャ大好きか。そうかそうか。
こういうのって、右翼って言っていいのかな?
郷土愛強すぎて、ドラマが終わったらカタルーニャ語の舞台にばかり出るようになっちゃったので、作品を見る機会がなくなってすごく寂しい……。
ドラマの相方は国際派で、何本か映画にも出ていてアカデミー賞外国語映画賞への推薦を国内で争うような作品もあって、英語もぺらぺらなのでハリウッドも視野に入っているんじゃないかしらと思うのですが、
Bernatは英語が話せないくせにドイツ語はできるんだ……。もっとキャリアのこと考えようよ(涙)。
(こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200811191940259054/
こことか http://yogiribook.diarynote.jp/200903302253503717/)
この黒い髪のほうの俳優さん、Bernat Quintanaは子役上がりの俳優で、パソコンはいじらないし携帯電話も持っていないというアナログっぷりでした。
ときどきニセモノがネット上のアカウントを勝手に取ったりしているからか、ツイッターについては自分のアカウントを取ったようなのでフォローしたのですが、ずーっと放置状態。
最近、ようやくぽつぽつと呟くようになった……と思ったら先週急にたくさんツイートするようになってなんでかな?と思っていたらアレか。
彼はカタルーニャ出身で郷土愛が激しくカタルーニャ文化振興協会か何かにも協力しているんですが、
先日カタルーニャ自治州の選挙で独立派が多数を占めたからか。
そんなにカタルーニャ大好きか。そうかそうか。
こういうのって、右翼って言っていいのかな?
郷土愛強すぎて、ドラマが終わったらカタルーニャ語の舞台にばかり出るようになっちゃったので、作品を見る機会がなくなってすごく寂しい……。
ドラマの相方は国際派で、何本か映画にも出ていてアカデミー賞外国語映画賞への推薦を国内で争うような作品もあって、英語もぺらぺらなのでハリウッドも視野に入っているんじゃないかしらと思うのですが、
Bernatは英語が話せないくせにドイツ語はできるんだ……。もっとキャリアのこと考えようよ(涙)。
罠
2012年11月25日 本・映画にまつわるよしなし事 コメント (2)ポトスライムの舟
2012年11月20日 読書記録第5紀(10.12~) コメント (2)第140回芥川賞受賞 ある日、世界一周の費用と年間手取り給が同額と気づいたナガセは、その日から執拗なまでの節約を試みるが…。生きること、働くことを問う、著者の新たなる代表作
そもそもは、この著者の最近のエッセー「やりたいことは二度寝だけ」の書評(http://www.47news.jp/topics/entertainment/2012/09/post_5274.php)を読んで、私もこの人と分かり合えるかも~と思い、まずは文庫になっているこの本から手に取った次第。
……えーと、主人公は世界一周費用と比較している年間手取り給に、いくつかのアルバイトをしているんですが、アルバイトもあわせた収入は私より多いんですが(大汗)。
私ももっと悲壮感を漂わせなければいけないんだろうか……。
というところでもう現実にかえっちゃってあまりのめりこめなかった。残念。
でも、こんなご時世にサラリーマンとして働く人のやるせなさや絶望感みたいなものが痛いほど響いて、本気でのめりこんだら自分の心が折れそうだったのもあるかも。
脱力系エッセーのほうは気持ちが楽に読めそう。
めぐり逢う朝
2012年11月16日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~)一七世紀の音楽家マラン・マレと、その師サント・コロンブの葛藤と愛を描いた人間ドラマ。全篇に二人の代表曲が流れ、また撮影は、当時と同じ光源を使って行われた。九一年ルイ・デリュック賞、九二年セザール賞主要七部門(作品、監督、助演女優、撮影、音楽、録音、衣装デザイン)受賞。監督・脚本は「インド夜想曲」のアラン・コルノー。製作はジャン・ルイ・リヴィ。共同脚本・原作はパスカル・キニャール。撮影は「インド夜想曲」のイヴ・アンジェロ。音楽は同作のジョルディ・サバールが担当。主演は、マレを「1492 コロンブス」のジェラール・ドパルデュー、コロンブをジャン=ピエール・マリエル、「シラノ・ド・ベルジュラック」のアンヌ・ブロシェ。なおマレの青年時代を、ドパルデューの息子ギョームが演じている。
うつくしい映画でした。
よくこんなロケ地があったなぁと感心するほど自然に満ち溢れた景色。
ルネサンス期の音楽が全編に流れ、台詞はそぎ落とされ、目が、ちょっとした物腰が感情を語る。
主人公は俗物であまり感心できる人物ではないけれど、そこがまた、師の音楽の次元の高さを示している。
この映画を見ていて思い出したのが、映画「千利休 本覺坊遺文」。
安土・桃山時代の茶人・千利休の謎に包まれた晩年を、愛弟子・本覚坊らが解き明かしていく様子を描く。井上靖原作の小説『本覺坊遺文』の映画化で、脚本は「天平の甍」の依田義賢が執筆。監督は「海と毒薬」の熊井啓、撮影は「女衒」の栃沢正夫がそれぞれ担当。
この映画の中で、千利休と山上宗二、古田織部が茶の湯の真髄について語り合う場面が印象に残っていて、それと、この映画の「音楽とはなんぞや」という師と弟子との会話が通じるものがあるなぁと。
古楽好きにはたまらない映画でした。
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