私、あのドラマがあれほど隙なくハッピーエンドだったのだから、見終わったら気持ちが落ち着いて、それこそ映画館から気持ちよく立ち去れるような気分になるだろうと思ってました。

最終回を見終わってから、録画している分(とくにラスト8分)を何度となく再生し、ネットの情報をあさり(これがまたどんどん誰かが書き込んでるんですよね……)、妄想にふけり、とまあ生活時間の大半をあのドラマのことを考えておりましてね……。
実を言うと、晩ごはんを作るのも面倒でうっかり食べ損ねました。

実はカイシャでもともするとドラマのことを考えていて、仕方がないので頭を使わなくていい仕事ばっかりこの2日間片付けてました。これがいわゆるゲーム廃人とかツイッター廃人とかいうのと同じ廃人生活……?

というわけで、「おっさんずラブ」沼にハマってます。

何度も見ると初見で見落としていたことにふと気づく瞬間があって。
今日は第6回の最後、牧が家を出て行って1年後、春田が目覚めてベッドから跳び起きて階段を駆け下り、キッチンにはいって朝食を準備している部長を見つけて気の抜けた笑みを浮かべるシーン。
ここは最初に見たときあまりのショックで、ほとんど見直していなかったところなのですが。
今日久し振りに見直して気が付きました。
ああ、あのとき目が覚め切っていない春田は、キッチンの物音を聞いて、牧が帰ってきたと勘違いしたのか……。
それが部長だということに気付いて我に返り、それで自分の失望を部長に悟られないために、あんな腑抜けた笑顔を見せたのか、と。
もしかしたら、眠っていた春田は牧との幸せな頃の夢を見ていたのかもしれないなぁ。
と思ったらなんだかいきなり切なくなってます(涙目)。

【6/8訂正追記】
上のシーン、ネットで字幕付き画像を見つけたのですが、階段を駆け下りているときに
「やべえ……やべえやべえ、寝坊した」
という字幕がついていました(汗顔)。
というわけで上の考察はまったくのねつ造ということに。
申し訳ありません~!!!
はぁぁ。どうして聞き逃していたのかな……心が拒否していたのかな?
【追記以上】

それにしても、最終回の最後の提供テロップの後ろに流す本編画像の最後に、このときのホントに腑抜けた笑顔をもって来る制作陣、どうなのよ……。

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