絶賛スペイン強化月間。米密林から購入したDVDの2本目。

Nico & Dani(原題:Krampack)
http://www.amazon.co.jp/dp/B00005QASO/
http://www.imdb.com/title/tt0250478/


ある夏のこと。バルセロナに住むニコは地中海にある親友ダニの別荘に招かれる。ニコとダニは親友を超えた親友どおし。そんな矢先にニコとダニはセクシーなエレナとかわいいベルタに出会う。意気投合した4人。エレナとベルタはサンドウィッチをつくり、ふたりをビーチに誘う。
(シネフィル・イマジカの「ニコとダニの夏」内容紹介より)


上の紹介だけだとわかりにくいですが、主人公はダニ(16歳)。「親友を超えた」というのは、お互いに、そのう、いわゆるマスかきっこするくらい仲良しだ、ということです。ダニはいいとこの坊ちゃんで、ニコはどうやら労働階級の子どもらしい。
そして、ニコは「この夏こそDT捨てたい!」と公言する一方、ダニはニコと2人で遊びたいと思っていて、それが友情を超えていることに気づき始めて……。
という青い春なお話でした。
ダニが、自分の感情をもてあましてあっちへぶつかりこっちへぶつかりしているところが、もう年寄りにはイタ痒くて切なかったです~。

彼は父親の友人の作家と知り合うのですが、この作家がゲイらしいと知るとこの大人の男をも振り回すダニ。作家がいいヤツなので、なんか余計にダニの迷走っぷりが痛ましい。

でも最後は、「ノンケに告白(or気持ちがばれる)→絶交されて終わり→別のゲイな男と知り合う」なんて単純な終わり方じゃなくて、哀しい未来を予感させつつも後味はよく終わって、よい映画でした。

コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索