高校中退、誰もが不細工という容姿、ヤク中で前科3犯で刑期を終えて出てきたら家族からも友人からも絶縁され、自殺しようとしたモモを止めた警察官を、八つ当たりで強姦する。でも、そのまま警察官に惚れてしまったモモを、警察官のロンちゃんもロンちゃんなりの理由で愛するようになる。
という、らぶらぶなばかっプルのお話。

普通、木原音瀬が「薔薇色の人生」なんてタイトルの話を書いたら、どれだけ悲惨な話なんだろうと身構えますよね(断言/笑)。
まあ、もちろんモモのダメダメさ加減も境遇も人生最底辺なんですが、それでも大切な人と終始一貫相思相愛なので、非常に後味のよい、ある意味木原音瀬らしからぬ作品でした。

この本と「隣りの」を読んで、男らしい受が萌えるなぁと思った次第。

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