算法少女
2007年6月20日 読書記録第3紀(06.07〜)
上司が「机の下を整理していたら出てきたんだけど、読む?」というので借りてきた。
児童文学×時代小説かつ才能を秘めた少女が鼻持ちならない武士連中をぎゃふんといわせる話。
面白くて、あっという間に読み終わってしまった。
でも、子どもの頃は時代小説に関心がなかったから(世の中の子どもの多くはそうだと思う)、当時手にとっても読まなかったろうなぁ……。
そういう意味で、オトナの読者向け。
ちなみに、上司に内緒で姉に又貸し中(汗)。
ISBN:4480090134 文庫 遠藤 寛子 筑摩書房 2006/08 ¥945
父・千葉桃三から算法の手ほどきを受けていた町娘あきは、ある日、観音さまに奉納された算額に誤りを見つけ声をあげた…。その出来事を聞き及んだ久留米藩主・有馬侯は、あきを姫君の算法指南役にしようとするが、騒動がもちあがる。上方算法に対抗心を燃やす関流の実力者・藤田貞資が、あきと同じ年頃の、関流を学ぶ娘と競わせることを画策。はたしてその結果は…。安永4(1775)年に刊行された和算書『算法少女』の成立をめぐる史実をていねいに拾いながら、豊かに色づけた少年少女むけ歴史小説の名作。江戸時代、いかに和算が庶民の間に広まっていたか、それを学ぶことがいかに歓びであったかを、いきいきと描き出す。
児童文学×時代小説かつ才能を秘めた少女が鼻持ちならない武士連中をぎゃふんといわせる話。
面白くて、あっという間に読み終わってしまった。
でも、子どもの頃は時代小説に関心がなかったから(世の中の子どもの多くはそうだと思う)、当時手にとっても読まなかったろうなぁ……。
そういう意味で、オトナの読者向け。
ちなみに、上司に内緒で姉に又貸し中(汗)。
ISBN:4480090134 文庫 遠藤 寛子 筑摩書房 2006/08 ¥945
コメント