金曜の午後、外出先で4時すぎに仕事が終わって、そのまま店終いしてしまいました。
初めての川崎で終わったので、「映画観て帰ろう!」と思ったものの、観たかったカポーティは時間が合わない。
他に観たいものもなかったので、結局有楽町まで戻って観ました。

「ティファニーで朝食を」などで知られる作家、トルーマン・カポーティの半生に迫ったドラマ。カンザスでの一家惨殺事件に興味を持った彼が、服役中の犯人に取材を試み、「冷血」として小説に書き上げるまでを描く。死刑を宣告された犯人を自作に利用しつつも、やがて親近感を覚えて戸惑うカポーティ。作品のために“冷血”になっていた彼…


むう。むう。むうううううう。
よい映画だったし、はっとする構図もあちこちにあってよかったけれど、でも、もっとカポーティと殺人犯との交流を濃密に書き込んで欲しかった気も。
(恋愛っぽさが感じられなかったよ……。「蜘蛛女のキス」とか、「羊たちの沈黙」とか、あれくらいの緊張感に満ちた話を期待していた)
オスカー取ったホフマンもよかったけど、犯人役の人も意外とよかった。繊細な様子から一転して恐ろしい表情をにじませるところなんか、すごいと思ったなぁ。

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