試写会で見てきました。

いまを去ることウン年前の大学生の頃に原作(その頃は3巻まで)を読んで大好きになった。けれどもその後再読したのは1巻きり。続編が出たときも、さらに続きが出たときも、なんだかすでに自分の中で完結した物語だったので、なかなか手に取ることが出来ず、映画の原作となった第4巻は未読のまま観賞。

竜や街の造型はうつくしくてうっとりなのだけれど、世界観や、主人公の行動のバックグラウンドの説明が足りなくて消化不良の部分が多い。
そして、宮崎アニメ定番の、主人公にくっついているカワイイ生き物(テトとかジジとかアメディオとか)がいなくて、和んだり笑ったりする場面がなかったなぁ。
ストレートに、まじめに作った感じがして、それはそれで好感なのかもしれませんが、もうちょい「遊び」がほしかった。
長い上映時間の割に登場人物が少なかったのも、世界の奥行きが感じられなかった原因かも。

まあ、世界のジブリアニメなので辛口でいってみました。
ああ、でも初っぱなの竜のシーンはホントうつくしくて「よっしゃぁ!」って感じだったんだけどな……。

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