密偵ファルコ 新たな旅立ち
2006年3月26日 読書記録第2紀(05.08〜)
シリーズ第7巻。
今回のあとがきを読んで気づいたのだけれど、このシリーズ、舞台がローマの回と属州の回が交互に出てくるらしい。
そうか。ぜんぜん気づいてなかったよ……(遠い目)。
と、いうわけで今回はローマ編。
ファルコの親友ペトロが、暗黒街のボスを裁判にかけてローマ追放にまで漕ぎ着けたのに、ボスの後釜狙いか、ローマでは不穏な事件が相次ぐ、というお話。
今回は、ヘレナがあまり活躍しなかったのがちょっと残念。でもファルコとの関係はまたひとつステップアップして、今後ますます目が離せない……。
考えてみると、探偵役の愛し合う恋人同士が身分違いによって結ばれず、その恋の行方でシリーズを引っ張るというのは、平岩弓枝「御宿かわせみ」シリーズに通じるものがあるかも。
でも、「御宿かわせみ」は、二人が無事に祝言を上げてしまったら、どうも吸引力が(わたしにとっては)弱くなってしまったような……。
ファルコとへレナには、ぜひこれからも次々現れる難関を突破していって欲しいものです。
ISBN:4334761291 文庫 リンゼイ・デイヴィス 光文社 2003/06/13 ¥740
今回のあとがきを読んで気づいたのだけれど、このシリーズ、舞台がローマの回と属州の回が交互に出てくるらしい。
そうか。ぜんぜん気づいてなかったよ……(遠い目)。
と、いうわけで今回はローマ編。
ファルコの親友ペトロが、暗黒街のボスを裁判にかけてローマ追放にまで漕ぎ着けたのに、ボスの後釜狙いか、ローマでは不穏な事件が相次ぐ、というお話。
今回は、ヘレナがあまり活躍しなかったのがちょっと残念。でもファルコとの関係はまたひとつステップアップして、今後ますます目が離せない……。
考えてみると、探偵役の愛し合う恋人同士が身分違いによって結ばれず、その恋の行方でシリーズを引っ張るというのは、平岩弓枝「御宿かわせみ」シリーズに通じるものがあるかも。
でも、「御宿かわせみ」は、二人が無事に祝言を上げてしまったら、どうも吸引力が(わたしにとっては)弱くなってしまったような……。
ファルコとへレナには、ぜひこれからも次々現れる難関を突破していって欲しいものです。
ISBN:4334761291 文庫 リンゼイ・デイヴィス 光文社 2003/06/13 ¥740
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