「スマリの森」

2002年4月22日
■(読了)「スマリの森」遠藤淑子、花とゆめコミックス
アルビノのキタキツネ、スマリは仲間と離れてひとりで森に住んでいる。彼を慕う3匹の弟たちや他の動物たちとの交わりの中で、自然の掟や定めについて考えていく、ほのぼの擬人化動物マンガ。
読後、すごーくしみじみしてしまいます。ひとりで生きていかなければならないスマリの、運命に対する達観と、だからこそ他人の弱さを思いやれる強さって、いいなあ。
それにしても、遠藤淑子は久しぶりに読んだんですが、あいかわらず絵はうまくなってないですね。といっても、絵の上手い遠藤淑子はもう遠藤淑子じゃないよな、っていうか。
でも動物はメッチャうまいです。表紙のスマリの横顔とか、各話の扉とか、すごくいい。
なんというか、絵が上手いのに同じデフォルメで動物がかけない漫画家はどうかと思うけど、人物はすごいデフォルメかかっているのに動物は上手い、っていうのもあるのね……。

△(購入)「スマリの森」遠藤淑子、花とゆめコミックス
△(購入)COSMOPOLITAN5月号、集英社
買ったことなかったのに、特集「女30歳、今後生きていくのにいくらかかる?」というコピーに、表紙が川原亜矢子なのにもかかわらず即購入(汗)。
なんであの女優さんは、あんなに訴える感情の少ない表情しかできないのでしょう。なんだか、CGのリアルなキャラクタを見ているようで、気分悪くなるのはわたしだけ?
でもそれを言うと、某大手百貨店で1年間キャンガルをしていた藤原紀香の販促ポスターも、正直苦痛でした。ターミナル駅のコンコースにべたべた貼ってあったのですが、あまりに存在感が希薄なもので、はじめ、どこぞの名もない広告モデルだと思ってました。
あんまり容姿が整いすぎていると人間味がカメラに写ってこなくなっちゃうのかなあ……。

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